まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『サメ~愛の黙示録~』12話まで

2015-06-07 19:24:06 | 韓国ドラマのエトセトラ
サメ ~愛の黙示録~ DVD-SET2
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

イスに止めて見せると宣言したへウも、言われたジュンも、苦しみました。

ジュンは、父の無念の死、それによる妹イヒョンの苦しみを思い出しました。それに対して、へウ祖父やへウ父のあの特権階級的な余裕。犯した罪を償う事なく、謝罪で済ませようとしてる輩を思うと、冷静に戻れました。

 

ジュニョンも、のど元過ぎれば・・・の例え通りの懲りない態度を見せるへウ父が、流石に腹にすえかねたようです。

今まで言うなりで、逆らった事が無かった彼ですが、今度ばかりはキツク言いました。

「お義父さまのミスで人が死にました。遺族の負った傷は何をしても癒されない。」

ジュニョンの弟も、ひき逃げで死んでいるのです。だから、いくらへウ父が遺族の前で跪いて謝ったとしても、今さら亡くなった家族が戻って来る事も無く、納得して許せる事ではないと充分過ぎるくらいに分かっているのです。

ジュニョンの態度に、へウ父がまた食ってかかりましたよ

「偉そうなことを言うな。お前の父親も同類だぞ!」

この言葉に、ジュニョンは愕然としました。

彼にとって父親地検長は、尊敬する人であり、唯一全幅の信頼を寄せてる人だからです。

 

その地検長も、悩み苦しんでいました。

正直に検事の道を歩んで来た彼にとって、唯一と言ってよい失策でした。へウ祖父から断れない頼みを聞いてしまった事を、悔いているようです。

そこに一本の電話が入りました。

チョン元刑事の声が聞こえて来ました。

「俺だってしたくなかった。食っていくために地検長の頼みを仕方なく聞いたんだ。チョ会長と懇意の地検長が事件をもみ消した・・・。ハン親子が死んだのも、チョ社長の差し金かと。地検長は知りつつ見逃した筈。」

呆然自失ですよ、地検長。

「チャンスをあげます。真実を明かすチャンスを。3日です。息子さんに感謝すべきですね。」

と、電話の主は言いました。もち、ジュンです。

 

へウは祖父に、曾祖父の事を聞きました。家族写真は無いか?・・・とも。

突然そんな話をし始めたへウに、祖父は、何やら疑念を抱いたようです。

 

イヒョンも苦しんでいました。

父の無実が証明され喜ぶべき?・・・とピョン刑事に聞きました。

「取り返しがつかなくても感謝すべきなの?今さら謝罪されても、許せるとでも?それで終わり?何の罰も受けずにこれで済むの?」

それでは死んだ父があまりにも可哀相だ・・・と泣きました。悔しくてたまらない・・・と。

 

地検長は、謎の電話のことをへウ祖父に連絡しました。

へウ祖父は、弱気になるなと叱責しました。そして、今の地位にこだわるな、しばらく休めばいい・・・なんて。

地検長とすると手を切りたいんでしょうね。だけど、もう抜ける事も出来ず、永久にへウ祖父支配下に居るしかないと改めて感じたのでしょう。

 

科捜研からピョン刑事に連絡が入りました。

オ刑事が殺される前、訪ねて来たと言うのです。

へウと科捜研に向かったピョン刑事。これまで分かった事実を整理して、改めて確認しておこう・・・と言いました。

「カン・ヒスも、イス親子も秘密文書を見たために殺された。文書の内容は、へウの曽祖父と関係がある。本人は既に故人だ。秘密が明るみに出るのを恐れる人間はチョ・サングク会長だ。」

ピョン刑事の言葉に、へウは反論しました。なぜなら彼女にとって祖父は、尊敬すべき真っ直ぐで善良な人だからです。

 

科捜研の職員は、オ刑事から見せられた写真は父と息子の様だったと述べました。そして、裏には『サングクと一緒に』と書かれていたと。

もしかしたら、オ刑事は、コピー機の場所を聞いていたので、その写真をコピーした可能性もある・・・と。

なんと、その一枚が、地検長の手元にありますよ

そして、へウ祖父のところにも、送られて来ましたよこれは、ヨシムラ会長が送ったモノのようですが・・・。

 

ジュンは、ドンスからイヒョンがショックを受けてると言う話を聞き、アルバイト先に行ってみました。

お昼ごはんを食べに行くと言うイヒョンに、一緒に・・・と誘ったのですが、イヒョンは気まずいからと断りました。

でも、ジュンの様子があまりにも寂しそうだったのに気付き、イヒョンはやっぱり一緒にと言いました。嬉しそうでしたね、ジュン。

パスタが美味しいと評判のお店に行ったのに、イヒョンはパスタを食べようとしません。

兄が事故に遭って瀕死の状態の時、自分は何も知らずにへウが作ったパスタを食べていた・・・。その時から、イヒョンはパスタを食べられなくなってしまったのです。

イヒョンも苦しんでいた・・・とジュンは思いました。ここにも被害者がいた・・・と。

 

そしてもう一人、苦しんでいる人物がいました。

ジュニョンです。

へウ父の投げつけた言葉が気になっていました。だから、キム捜査官を呼び出し、父がこの一件に関わっているかと問いただしたのです。

キム捜査官は、否定しましたが、ジュニョンは彼の嘘を見抜きました。

父のところに行きました。

そして、怒りをぶつけたのです。

へウも父が関わっているのを知っていたと知ると、彼女の事も信じられなくなってしまいました。

 

ジュンは、古本屋にふらっと立ち寄りました。

そこには、へウとの思い出がありました。

その時、へウも偶然やってきました。でも、ジュンの姿を見ると、挨拶だけして踵を返しました。

ジュンは、へウの後を追おうとしました。でも、その時、店主の持ってるペンの音が聞こえたんです。

え~っとぉ、殺し屋のあのペンの音、ジュンはどこで聞いたんでしたっけ?忘れちゃった・・・。

ジュン、殺し屋発見・・・と言う表情でしたね。

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『トライアングル』視聴開始

2015-06-07 17:33:21 | 韓国ドラマのエトセトラ
TRIANGLE MAKING FILM SPECIAL DVD「喜怒哀楽」上 (初回盤)
クリエーター情報なし
ラインメディア

レビュー一覧は、こちらから。

 

江原道の舎北(サブク)が舞台。昔は炭鉱で栄えていたのですが、閉山によって一旦はさびれてしまいました。

でも、その後カジノが出来たことから、不夜城の趣に変貌していました。

ホ・ヨンダル=ジェジュンくんは、名の知れたチンピラ。借金の取り立て屋をしてます。

今日も、暴力団組織のボスの妻キム女史を脅してお金を巻き上げてますよ。

それを、カジノにつぎ込んでて、万年金欠ですな、あれは。

 

チャン・ドンス=イ・ボムスssiは、ソウルの広域捜査隊の刑事です。

何か、やる事が派手で、一旦暴れ出すと手がつけられない感じ。コ・ボクテという男に相当な恨みがありそうで、長年、ボクテをお縄にしようとしてるようですが、いまだに出来ていません。

ドンスが広域捜査隊を志願したのも、ボクテを潰すためなんです。

今回も、逮捕状も出てないのに、クラブに乗り込んで手錠をかけちゃいましたよ。

その時、ボクテの手下たちと大立ち回りをやらかして、上司から大目玉ですよ。

 

どうしてもお金が欲しいヨンダルは、仲間のジャンスと共に、ギチャンと言う男が隠したお金を使おうと考えました。

ギチャンは、刑務所に入ってるらしく、その前に財産を埋めて行ったんですね。きっと、ヨンダルが託されたんでしょう。ありかを知ってましたから。

1億だけ借りて、後で返せばいい・・・なんて、言ってましたが、あの調子じゃ返せる筈がありません。

ジャンスも、ばれたら殺される・・・と最初は尻込みしてたんですが、結局は手伝う羽目に。

その後、金遣いが荒いと巷で噂になっちゃって・・・。思った通りだわ。

ヨンダルは気にしてませんが、きっと近いうちにばれるよ、あれは

 

ファン・シネ=オ・ヨンスさんは精神科医であり、警察庁のプロファイラーでもあります。

今回、監察班のイ刑事から、一人の男について意見を聞きたいと呼ばれました。その対象者がドンスでした。

精神的に問題があるのではと思われているのです。憤怒調節障害と言うべきか・・・とイ刑事。

銃器の使用や現場での極端な行動が何度も問題になっているんだとか。面談して診断してほしいと言うのです。

その反面、ドンスは刑事の給料じゃ何カ月分もつぎ込まなきゃ買えない様なブランド品で身を固めているんだとか。その心理状態も、見て欲しいと言われました。

 

実は、ドンスとシネは知り合いでした。

昔、父が家に連れてきて同居していた事があったのです。

何故連れて来たのかは、まだ分かっていません。

が、その時、勉強もかなり遅れていたのを、二つ下のシネが先生として勉強を見てあげた経緯がありました。

 

久しぶりに会った二人。

シネは正直に会いに来た理由をドンスに言いました。

それまで穏やかに話しをしていたのに、それを聞いた途端、ドンスが激怒。

「あなたは治療すべき状態よ。」

と、シネ。え?何か知ってるのかしら

「治療の時期を逃してるし、放置すれば悪化するわ。」

精神的な病じゃなく、別の何かもあるの

どちらにしても、ドンスはシネの忠告も聞き入れず、そのまま立ち去ってしまいました。

 

シネは、ヤンハ=シワンくんの主治医でもありました。

ヤンハもまた、精神的に病んでるようで、治療を始めてるんだけど、薬を飲みたくないとシネに訴えてました。

まだ彼の事は何も出て来ていません。

 

ある日、コ・ボクテの資金洗浄ルートが判明。

サブクのカジノの貸金業者と関係があるということです。

で、即、ドンスはサブクに。

 

サブクは、ドンスの故郷でもありました。

が、既に家族は誰も住んでいなくて、10年以上も行ってない・・・とドンスは言いました。

地元警察署に顔を出したドンス。

そこで、貸金業者の状況を調べるのに、内情に詳しいスパイが必要・・・と説明。

サブク警察のクク刑事がヨンダルが最適だと推薦。

で、会いに行ったのですが・・・。

何とその時、ヨンダルは、キム女史とホテルにいるところを見つかり、パンツ一丁で逃げ出して来てる最中

呆れかえってモノも言えないドンスでした。

 

この時、ヨンダルは、ジョンヒともすれ違うんですよ。

ジョンヒとはつい最近顔見知りになったところ。彼女は、両親の代わりに弟を育ててるようですね。育ててるって言っても既に高校生くらいなんですけどね、弟も。その弟がこれまたヤンキーな生意気そうなやつでね。苦労が絶えない感じ。

ジャンスの高校の後輩で、その時から美人なのでモテモテだったんだとか。

これから関わって行くのね。

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「神の贈り物ー14日」あらすじ

2015-06-07 14:15:06 |   ★「か」行

                           

いよいよ本日1話先行放送

あらすじ一覧を作っておくことにしました。

チョ・スンウさんドラマ出演2作目作品。そして、大好きなイ・ボヨンさん、キム・テウssi、チョン・ギョウンssiなど、演技派俳優さん出演の待ちに待った作品でもあります。

 

     1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで  8話まで

     9話まで  10話まで  11話まで  12話まで  13話まで  14話まで  15話まで  16話(最終話)まで

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「トライアングル」あらすじ

2015-06-07 13:47:13 |   ★「た」行

                                

トライアングル DVD-BOX1
クリエーター情報なし
エスピーオー
トライアングル DVD-BOX2
クリエーター情報なし
エスピーオー

キム・ジェジュンくん初主演、イ・ボムスssi、イム・シワンくん、オ・ヨンスさん、ぺク・ジニさん出演の作品。

ジェジュンくんとボムスssi、シワンくんが兄弟ってぇのが、なんか違和感ありますが・・・ いえ、見た目の話。

ちょっと「ジャイアント」を思い出した私です。

 

   1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで  8話まで  9話まで  10話まで

   11話まで  12話まで  13話まで  14話まで  15話まで  16話まで  17話まで  18話まで  19話まで  20話まで

   21話まで  22話まで  23話まで  24話まで  25話まで  26話(最終話)まで

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『サメ~愛の黙示録~』11話まで

2015-06-07 12:32:22 | 韓国ドラマのエトセトラ
鮫(サンオ)韓国ドラマOST (KBS) (韓国盤)
クリエーター情報なし
KT Music

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へウが使ったPCに細工がしてあったようです。再生したUSBの音声が、会場に流れるように。

勿論、声の主がへウ父だと言う事は会場にいた者たち皆、察しました。

で、大騒動になってしまったのですが、音声ファイルだけでは拘束する確実な証拠とはなりません。しらばっくれられたら、終わりです。

 

皆、音声ファイルだけだと思っていました。

でもね、へウは迷った挙句に、ピョン刑事に、映像ファイルの入ったUSBを渡しました。

 

へウ祖父は、またも地検長に頼みこみ、記事を止めてもらいました。ただ、世論までは止められないと地検長は言いました。

へウ父は、この期に及んでも自分じゃないと言い張ります。

ジュニョンは、それでは問題解決にはならない・・・と言いました。

ただでさえ、グランブルーホテルとの合併をジャイアントホテルに取られてしまった状況です。いつも以上に自分の事は棚に上げて、人を責めまくってますよ。

パク女史は、口では何も言いませんが、へウ父に対して憎しみと言ってよいくらいの感情を抱いているように見えます。

彼女は、ジュンに手作りのオカズを届けたりしています。否定されたけど、彼女の中では、ジュン=イスと認識されているのでしょう。

 

ヨシムラ会長が、へウ祖父を訪ねて来ました。あくまでも、ヨシムラ会長は今回の事を知らなかったという態度です。

ジュンが一人で動いたことだと。

そして、提案しました。自分たちジャイアントとカヤが手を組み、世界的なリゾートホテルを立ち上げたい・・・と。

へウ父は、即座に断りそうな勢いでしたが、へウ祖父はそれに耳を貸しません。そして、ジュニョンに意見を聞きました。

ジュニョンは、急な話なので、検討する時間が必要だと答えました。

へウ祖父も、断るのは簡単だが、やはり惜しい話でもあると感じていたようで、検討するという方向で話しはまとまりました。

ホント、へウ父の存在はまるで無視です。ちょっとすっきりするけど、本当に居るだけでムカつく存在だわ

 

へウとピョン刑事は、チョン元刑事とオ刑事の殺害犯は同一とは思っていません。

オ刑事殺害は、模倣犯だとへウは言いました。

チョン元刑事は、注射針で殺され、イス父とオ刑事は毒針で殺されたからです。

へウは言いました。

オ刑事の胸に書いた赤い円は、チョン元刑事殺害犯に対する警告だったのでは?・・・と。

なぜなら、イス父とオ刑事を殺した犯人はプロだと思われ、他人に罪をかぶせなくても捕まらないほどの腕がある筈。なのに、模倣したのは、警告するためだと。

 

へウは、ここに至ってはもう隠してはおけないと思い、祖父に父がひき逃げ犯だったと打ち明けました。

イス父は身代りだった・・・と。

へウ祖父、全て承知の上で、お初~という態度を取りました。

へウの前では、よく出来た人間で居たいようです。

 

そのへウ祖父の手元に、オ刑事が発見した写真が届けられました。例の古本屋の男から。

へウ祖父は、それを焼却しました。

 

イヒョンも、パーティ会場に流れた音声を聞いて、気になっていました。

へウ父が自分の父を殺したという話が出ていたからです。

ピョン刑事は、イヒョンから聞かれた時、それを否定しました。必要以上の苦しみをイヒョンに与えたくなかったのです。

 

へウ父は、へウ祖父に説得され、任意出頭しました。

ひき逃げは認めたけど、イス父を殺したりしては居ないと否定。

その後、ひき逃げ被害者の家族を訪ね跪いて謝るというパフォーマンスを見せましたよ

また、へウ祖父も、記者会見を開き、深々と頭を下げたのです。

自分の子育てが間違っていたために、今回の不始末を息子が起こしてしまった・・・とね。

 

へウは、オ刑事の通話記録から歴史学のキム教授の存在を知りました。

で、ピョン刑事と共に、キム教授を訪ねたのです。

キム教授はピョン刑事の身分証明を見て、怪訝な表情を見せました。なぜなら、直前にピョン刑事と名乗る別の男が同じような用件で訪ねてきていたからです。

古本屋の男でした。

古本屋の男も、オ刑事が何のために訪ねて来たのかとしつこく聞いて行ったそうです。

 

オ刑事は、キム教授に、独立運動家のチョ・インソクと言う人物の家族写真を持っていないかと聞いたんだそうです。

チョ・インソクは、へウ祖父チョ・サングクの父でした。

しかし、チョ・インソクの家が火事になったため、残っているのは、彼一人が写っているものだけでした。

そして、偽刑事の男は、オ刑事から写真を見せられなかったかということも、何度も聞いたそうです。見られていたら、キム教授も殺してしまうつもりだったのかも。

 

ジュンは、へウ祖父の記者会見のニュースを醒めた目で見ていました。

そして、おもむろにへウ祖父に電話をかけたのです。

感動した・・・と。

へウ祖父も、それがジュンの本心だとは思っていません。上っ面な、でも、緊張感漂う会話でしたね。

 

へウは、パーティの時のホテルの監視カメラの映像を見ました。

キム捜査官もチェックしたのですが、特にめぼしいモノは見つからなかったようです。

でもね、へウには・・・へウしか分からないモノが写ってました。

ジュンの手元に揺れるサメのアクセサリーです。自分が昔イスにあげたのは、沖縄で手に入れています。

それとは違うモノです。

でも、彼女にはこれではっきりしました。

 

すぐ、ジュンのマンションに行きました。

「やめて、イスや。もうやめて。」

突然の言葉に、ジュンは凍りつきました。

「ここでやめなきゃ、引き返せなくなる。」

知ってる事を全部話して。法に訴えれば、公正に裁いてくれる・・・とへウ。

「この世は力ある者にだけ公正です。いつもそうでした。」

あなたが何故こんな道を選んだのか分かる・・・とへウ。

「“分かる”なんて簡単に言わないでほしい。大事なのは証明する事です。私がハン・イスだという証明をしてください。それが出来ればイスになります。」

 

これでは、あなたを苦しめた人たちと同じだ・・・とへウは言いました。

「耳は貸さない。始まりも終わりも自分で決める。」

と、ジュンは言いました。

キム・ジュンじゃない昔のあなたを取り戻せるなら、地獄の果てまで行く・・・とへウは言いました。

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『ピノキオ』10話まで

2015-06-07 10:21:49 | 韓国ドラマのエトセトラ
ピノキオ OST (SBS TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
CJ E&M

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あまりにも泣けて胸が痛くて、この次を知りたいのに見たくない、これが作品にハマった証拠。・・・あくまでも、私の場合ですが。

今、そんな感じです。

 

ひたすら謝り続けるイナ。泣きながら謝り続けました。

その間、ダルポは“大丈夫だ”と優しく言い続けました。

いくらか落ち着いた時、今度は、ダルポの話を全て聞きたいとイナは言いました。

そして、ダルポは、13年前に起った全てを話して聞かせたのです。

そのあまりにも悲しく理不尽な出来事に、イナは衝撃を受けました。それなら、ダルポが自分を憎んでも仕方がないと思いました。

でもね、ダルポは言ったのです。

キ・ハミョンだった時は、チャオクを憎んで家をすぐにでも出るつもりだった。今は、チェ・ダルポだ。これからもこの名前は捨てない・・・と。

 

ジェミョンを危険だと言う理由を聞いたイナ。

事実を話すのは容易い事でした。でも、イナはその秘密を守る事は出来ません、ピノキオだから。

イナは、言わないで良いとダルポに言いました。

 

ネクタイピンを返すようギョドンに言われたダルポ。

それを拒んだことで、ギョドンに余計に怪しまれてしまってね。

結局、ジェミョンとの会話を全て聞かれてしまいました。ダルポは、自分の胸の中に収めて、公表しないと決めていたのに。

ギョドンは、待つと言いました。

ダルポの意見に同意したのではないと言いました。真実は消えない、何らかの形で現れる、たとえそれが醜悪な真実でも、しっかり見ろ、それが記者だ・・・と。

 

アン・チャンスは、ジェミョンを疑い始めていました。流石です。

ムン・ドクスに恨みがあるジェミョンが、拉致したか、それ以上の事をした可能性がある・・・と。

でもその時、中学生を助けたことでヒーロー扱いされてて、おまけに警察署長から表彰されたばかりのジェミョンを調べる事は、世間の反感を買う・・・と先輩刑事に相手にされません。

その話を聞いたダルポとユレ。

ユレは、以前、ギョドンがダルポに渡したメモに書かれていた名前がキ・ジェミョンだった事を覚えていまして。ダルポと何か関係があるのでは?・・・とちょいと気になっていました。

ダルポは、兄に捜査の手が伸びるのも時間の問題だと知りました。

 

ダルポから事実を聞いて以来、イナは母チャオクに対して攻撃的な態度にしか出られません。ピノキオですから。

チャオクも、ジュホがイナに事実を話したと知りまして、動揺しましたが、やはりそこは海千山千、キャリアが違います。イナに何を言われても、怯みません。

ボムジョは、つい先日まで母親との関係が好転しかけてると感じていたのに、突然の変わりように、驚いていました。

 

ボムジョの憎めないところは、正直で真っ直ぐなところです。

マザコンと言っても良いくらいに母親べったりで、自分の胸の内を正直に全て母に話してしまうんですね。

で、母もそれをまともに受け止めて、息子の幸せ為なら・・・と何でも協力しちゃうんです。今度は、イナ父ダルピョンに直談判に行きましたよ。片想いしてる息子のために、協力してくれ・・・と。

 

ダルピョン、少々舞いあがりましたよ。

デパートの御曹司が、娘を気に入ってて、その母親も決して反対じゃない・・。玉の輿だぁっ・・・って

でも、その時、一つの情景が浮かびました。

イナが嬉しそうにダルポと手をつないでるシーンです。あの表情はどう見ても恋する女性でした。

ダルピョンも直球勝負です。そう思ったら、すぐに確認するんです。

イナに電話してきました。

「ダルポが好きなのか?」

「好き。」

「男としてか?」

「男として好き。」

その時、傍にダルポが居たんです。そして、直後にダルポのメールが来ました。会おう・・・と。

 

ダルポも正直に二人の話をしたようです。

ダルピョンが気になってるのは、ダルポが貧乏だと言う事や学歴が無いと言う事ではないのです。彼の家族の事を、一切話してくれないからなんです。

今までも、ダルピョンは折に触れ本当の家族の事を聞いてきました。でも、その都度、ダルポは話したくないと避けてきたのです。

ダルポは、兄の事を除いて正直に答えました。

公務員の父と主婦の母、そして、一人息子だ・・・と。

それでダルピョンも、少々安心し、二人の事を考えてみる・・・と言いました。それはつまり、反対はしないという意味ですよね?

 

しばらくは幸せな時間が続きました。

ダルポが伏せたことで、ジェミョンはヒーローのままでした。

 

チャオクが講演会を開きました。

この日、やはり不安なジュホは、ボムジョに事実を話してジェミョンを見張る事にしました。

だけどやっぱりプロじゃない彼らは、ジェミョンに尾行を早々に気づかれてしまい、まんまとまかれてしまったのです。

ジェミョンは、チャオクの講演会場に座っていました。

 

これには、MSCは勿論、他局の面々も聞きにきていました。

けなしてたYGNの局長も、ギョドンも、そして研修中のダルポたちも、出席していました。

質疑応答の時間になった時、イナが手を挙げました。

イナは、チャオクがダルポの目を見ながら、まだ自分には敵わない・・・といった言い方をし、ダルポが反論したいのを、公衆の面前だけに我慢してるのを見て知りましたら、もう黙ってはいられなくなったのです。

「インパクトを与えるために、事実を無視した事はありませんか?」

「ありません。」

一瞬詰まった後、チャオクはそう答えました。

 

分かりました・・・と着席しようとしたイナですが、その瞬間、しゃっくりが聞こえました。皆、気づきました、その意味を。

「すみませんが、しゃっくりが出ます。ソン記者のお答えに納得できないからかと。」

再度立ちあがって、イナは言いました。

 

私が知る限り、ソン記者は、事実を無視した事があります・・・。13年前のキ・ホサン氏の事件を覚えているでしょう?

ダルポは勿論、ジェミョンも驚きました。

イナは、次々と事件について糾弾し始めました。

殉職した可能性を無視し、悪モノ扱いしましたね?家族のインタビューを意図的に編集し、その結果、妻は買い物もできなくなり、花火を見に行く日自ら命を絶ちました。インパクトだけのニュースは危険です。

「私個人の過ちではありません。目撃者のピノキオが人違いしたのが問題です。私は証言を信じただけ。」

チャオクは、やっとのことでそう反論しました。

この言葉は、入社試験の討論会でイナ自身が発した言葉と同じでした。

その瞬間、イナの脳裏にダルポの言葉が浮かびました。

 

イナは振り向いてダルポを見ました。そして、ダルポの言葉をそのまま口にしました。

「“ピノキオは真実しか言わない”そして“記者は真実を伝える”と世間は思っています。ピノキオも記者も自覚しなくちゃ。“自分の言葉は絶対だ”だから“自分の言葉は恐ろしい”と。それを分かってないのはソン記者の過ちです。」

軽率な判断がある家族をぶち壊しました。だから、当然責任はソン記者にもあります・・・。

「いまだにインパクトに執着してるとは、ソン記者は13年前と同様、“キレギ”ですね。」

会場は水を打ったように静まり返りました。チャオクも一言も言いません。

“キレギ”とは、記者(キシャ)とゴミ(スレギ)の合成語だそうです。

 

ダルポは、ほっとしたのと同時に、イナの事が心配でもありました。

イナは、ダルポが我慢してるのを見ていられなくなったので言い放ったわけだけど、直後に矢面に立たされた母チャオクのことも心配になっているのを知っていました。その相反する気持ちを持つ事がダルポに悪い・・・と思ってることも。

 

ジュホとボムジョが、やっとジェミョンにまかれた事に気づきました。

ダルポに連絡が入りました。ボムジョのここが凄いところですよね。チャオクとイナを守るためには、誰に知らせるのが一番早いかを瞬時に判断出来たのですから。

ダルポは、慌てました。

で、会場を探したら、イナの後をジェミョンが追ってるのを目撃。

必死に追いかけました。

 

ジェミョンは、イナに危害を加えようとは思って無かったと思いますよ。ただ、イナが何故誰も知らない家族の話を知っているのかを確かめたかっただけなんでしょう。

「誰から聞いた?言え!」

と、イナに詰め寄ってるジェミョンに、ダルポが飛びかかりました。

「ひょん。やめろ。」

「そう呼ぶなと言ったろ!」

「僕だよ、ひょん。ハミョンだ。」

 

「俺は、ひょんの弟キ・ハミョンだ。」

泣きながら、それでもジェミョンの目を真っ直ぐに見ながらダルポは言いました。

ジェミョンが凍りつきました。

 

泣けて泣けて・・・ 見終わった時、はぁ~っとため息ついてしまった私でした。

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