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スヒョンは写真を持ってあちこちで情報を仕入れました。
不動産屋では、その中の一人が当時ムジン市長だった人物の息子だと言う事が判明。美大生だったんだとか。
すぐさま、ユ元市長を訪ねたスヒョン。
でも、そこでは何とも疑いの残る扱いをされましたよ。息子はアメリカに移民してもう10年も連絡を取って無いから、住所も分からない・・・なんてね。母親の何か言いたげな不安な表情も気になりますし。
日が暮れました。
最初の人生では、セッビョルが誘拐され、犯人から連絡が入った番組が放送される時刻になりました。
でも今、セッビョルは自分の傍にいる・・・。
「言っただろ?俺たちが運命を変える。」
ドンチャンが言いました。
番組を見せてほしいと食料品店のハルモニに頼みました。
そしたら、特別番組になるとのニュース。大統領の会見が始まったのです。
「死刑執行について全面再検討することを宣言いたします。」
止まっていた死刑執行を再開することを含めて再検討するということです。このところ凶悪犯罪が連続して発生していることから、国民の間でも死刑の賛否を問う声が大きくなっているのです。
大統領が意向を気にしている国内の大物が、例のハラボジチュ会長なのです。
チュ会長も、大統領が死刑執行を検討すると言いながらも、実は実施しようとしてるのを掴んでいます。
食料品店は民宿もやってまして。その日はそこに泊まることに。
ハルモニは、スジョンの事も良く知ってました。
スジョン亡きあと、母親も姿を消した・・・とか。スヒョンは家を教えてもらい、行ってみました。
そこで見つけたのが、スジョンと母親の写真。
驚きました。
スヒョンとセッビョルの写真を撮ってくれ、予言の言葉を残した怪しいカフェの女性が、その母親だったのです。
母親は霊能者だった・・・とハルモニは言いました。
ソウルに戻る途中、ドンチャンが危うく接触事故を起こしそうになりました。
心ここにあらずと言う状態だったんです。
スヒョンから、スジョンの母親が予言した女性だったと聞いた後でしたからね。
ところが、この事故未遂の相手が、ドンチャンの知り合いだったんです。
思わずフードで顔を隠そうとしたドンチャンなんですが、相手の男性はすぐに気付きました。
「写真館の次男だろ?」
人違いです・・・と逃げるように車を出発させました。
その言葉で、スヒョンにも分かりました。ドンホの弟だ・・・と。
聞いてましたからね、ドンホが写真館の長男だと。
ドンチャンに直接聞かず、調べ始めました。すぐに判明しましたよ、関係が。そして、その担当検事がジフンだったってことも。
ドンチャンも気づきました、スヒョンが自分の正体に勘付いたことを。
で、ハラボジ・・・いえ、チュ会長に相手が誰とは言わずに相談するんです。
自分の口で先に言った方が良いか、聞かれるまで待つべきか・・・と。
「秘密を明かすと言う事は、その人に自分を委ねると言う事だ。今、お前の心は何かに縛られている。解き放してもらえ。」
その言葉でドンチャンは打ち明ける決心がついたようです。
ところがですよ。その頃、スヒョンはドンチャンを疑い始めていたんです。ドンチャンからの電話を無視しました。
まず当たったのはジフン。担当検事でしたし、一番聞きやすい相手ですからね。
写真に写っているのは、ソウルから来た大学生たちで、事情聴取はしたが、アリバイがあったので最初に容疑者から外した・・・とジフン。
もらった事件ファイルには、この事件のモノが無かった・・・その理由は?とスヒョン。
ドンチャンの所為だ・・・とジフンは、写真や資料をスヒョンに示しました。
「脅迫メールはヤツからだ。お前が一番信頼するヤツが全て仕組んだ事だったんだ。」
おいおい・・・
写真に写っていたのは、ヨンギュとドンチャン、そして母親。
家政婦が母親だったのも、スヒョンはこの時お初だったわけです。
証言した人が復讐する?・・・とスヒョン。
「他の被害者については兄の関与を否定してる。死刑判決が重すぎると思ってるんだ。」
なるほど、そういう論理ね
これまでの一連の流れを思い起こしたスヒョン。
ドンチャンが犯人だと考えると、辻褄が合う・・・と思いました。
ウジンに話しに行きました。
「ドンチャンが夫を脅迫し、チャ・ボンソプと組んで娘を誘拐した。共犯者よ。」
ウジンは即座にそれを否定しました。
ボンソプの家に家族の写真があった。その写真をドンチャンはウジンに渡していたんですね。
そして、ヨンギュの実母が題3の事件の被害者だった・・・と教えてもいました。その写真を何故持っていたか、ボンソプに聞くために現場に行ったんだ・・・とウジン。
「ドンチャンはそんな男じゃ無い。それに命がけでお前を守る気でいる。彼の傍にいろ。」
スヒョンはまだイマイチ信じきれない表情で部屋を出て行きました。
その瞬間、ウジンに何者かから電話が入ったのです。
「女は何を調べているんだ?」
ムッとした表情でウジンは言いました。
「彼女に手を出したら俺も黙ってはいない。」
スヒョンは心のままに行動するのね。次に向ったのは、ドンチャン母の家でした。
そこで、ヨンギュが養子になった経緯、ドンホがどれほど優しいか・・・を聞きました。そして、ジフンがドンホの無実を知ってるのに、動かない・・・ということも。
ジフンを説得してほしいと頼むドンチャン母でした。
以前、ドンホに取材に行った時、突然ドンホが激して自分に襲いかかった・・・と思ってたスヒョン。
もう一度その時の映像を見直してみると、なにやら動くモノが写ってる。
当時の刑務官に聞くと、それはドンホが大切に飼ってるハツカネズミだったと分かりました。ネズミがスヒョンに踏まれるんじゃないかと慌てたというのが事実でした。
そして、刑務官自身、ドンホを見ているとそんな大それた事件を引き起こすとは到底思えない・・・と言いました。
スヒョンが来たということは、母からドンチャンに伝えられました。
自分が話す前に、スヒョンが知った・・・と分かったドンチャン。すぐさま、スヒョンに会いに行きました。
連絡を取ろうとしてたのに、全て無視されてたんで、イライラも募っていたところでしたからね、かなり口調が荒くなったのも、無理はありません。
疑問をぶつけるスヒョン。
脅迫メールを送ったでしょ?・・・等々。
ドンホが愛するスジョンを殺したのを目撃したドンチャン。ドンホの口から殺したという自白も聞いたドンチャン。
ドンホが犯人に間違いないと考えているのに、何故脅迫メールを送る・・・と反論。
でもねぇ、ドンチャンが見たのは、ドンホがスジョンを抱いて湖に放り投げるシーンだったのです。
殺す瞬間を見てはいなかったんですね。
そして、動揺してパニック状態のドンホは、お前が殺したのか?・・・と聞かれ、つい口走っちゃったんでしょうね、自分が殺した・・・と。
スヒョンも、殺した場面は見て無い・・・と指摘。
なら、会わしてやる・・・とドンチャンはスヒョンと共にドンホの面会に行ったのです。
ドンチャン・・・と嬉しそうなドンホ。
ドンチャンは、顔を上げる事も無く、ドンホの目も見ずに聞きました。
「誰が殺した?」
おろおろと胸を叩きながらドンホが答えました。
「僕が殺した・・・。」
聞いただろ?・・・とスヒョンにドンチャンは言いました。
「なぜだ?」
と、今度はドンホを見ながら聞きました。
泣かないで・・・とドンホは手を差し伸べました。
なぜ?どうして?・・・という疑問は、きっとドンチャンの中でずっと繰り返されて来た事なんでしょう。
椅子を投げつけ、その悔しさ怒りをぶつけるドンチャン。
ドンホの所為で、これまでどんな思いで母やヨンギュ、自分が生きて来たか・・・。初めてなのかな、ドンホにぶつけたのは。
刑務官に抑えられ、連れ出されたドンチャン。そして、ドンホも泣き叫びながら連れて行かれました。
スヒョンは冷静に見ていましたね。
見つけた時、ドンチャンは道端に座り込んでいました。
スヒョンは隣に座り、優しく肩に手を置きました。決して抱きしめるのではなく、そっと手を置くだけでした。
ドンチャンは、子供のように・・・いえ、違いますね。大人の男が、我慢しきれなくて泣く、そんな姿でした。大声を出す事ははばかられ、でも声が漏れてしまって・・・。傍にいてくれる事が有難くて、同時に恥ずかしさも少々ある、そんな感じ。
ドンチャンらしい泣き方でした。スンウくんの演技に、またも魅入ったシーンでもあります。
ドンホもまた混乱状態にありました。
ドンチャンと会った直後、自室の壁に頭を何度もぶつけるという自傷行為をしたのです。
ジフンは、セッビョルがテオの家にスネークのグッズである帽子を忘れたと聞き、受け取りに行きました。
でも、見つかりません。その残念ぶりがイヤに大きい・・・と思ったら、なんと、それは帽子の中に隠してあった指輪の所為でした。
女性連続殺人事件の第2の被害者が持っていた指輪です。
あれを見て驚いていたジフン。刻まれたイニシャルに見覚えがあったようで、何者かに報告したんですね。
その時、ミナを見つけたとの連絡が。
中絶させようとしたのかな。ミナの手を引っ張って連れて行こうとしました。
絶対に産むというミナと争いになり、ミナは階段から転げ落ちてしまったのです。
流産しちゃったみたい。
スジョン以外の事件も、ドンホの仕業だと思うの?・・・とスヒョンは聞きました。
勿論、目撃したわけじゃないけど、ドンチャンが兄の為に作った遊び場から、被害者の血液がついた凶器が出たんだそうです。
俺を疑うなんて・・・とドンチャン。
じゃぁ、何故ジフンが自分に嘘を?・・・とスヒョンは思い、ジフンに聞こうと電話しましたが、つながりませんでした。
スジョンと一緒に写ってる男性たちの中で、ユ元市長の息子についての話が怪しいとドンチャンに話したスヒョン。
10年アメリカに居ると言っていたけど、家の壁には、それ以降に描いた絵が掛けてあった・・・と。
二人は、その男性たちを調べました。
そして、あっという間に彼らが韓国大学の学生で、釣り大会に出るためにムジンを訪れていたと判明。
また、一人の男性の姿が入れ墨の男と似ていることも分かりました。
ビョンテは、彼らの写真を大学の掲示板に投稿。ジェニーは、ユ元市長の動きをチェック。携帯の位置追跡&盗聴をしたんですね。
ユ元市長にある病院から連絡が入りました。息子が発作を起こした・・・と。
判明しました。息子ユ・ジヌは精神病院に入院していたのです。
即、ジェニーを偽患者として病院に連れて行ったドンチャン&スヒョン。
この時のスンウくん・・・いえ、ドンチャンの演技が面白くてね。つい、吹き出してしまいましたよ
で、まんまとジヌの病室に入り込む事に成功。
「僕はやってない。何も知らない。あめを食べて寝た。」
と写真を見て繰り返すジヌ。
「へパイ怖い。」
と発作を起こしてしまいましたよ。
『へパイストス』・・・スヒョンが検索で見つけました。
ギリシャ神話に出てくる手先が器用な神。走る時、片方の足をひきずる・・・。
ドンチャンが思いだしました。雨の中格闘した時、入れ墨の男も足を引きずっていたことを。
そして情報が一つ入りました。
大学の掲示板を見て連絡してきた人がいたのです。
スネークのスタッフでした。会場でドンチャンとスヒョンがセッビョルを探して騒動を起こしたことも覚えてました。
彼が言ったのです。
写真の左端に写ってるのが、テオの兄だと。
即テオの家に押しかけたドンチャンたち。
もち、いくらインターホンを押してもテオが反応するわけがありません。でも、写真を見せたら、開けてくれましたよ。
テオの写真ですからね、元々。
写真を返せ、写ってる人物は誰だと押し問答のさなか、スヒョンがセッビョルの写真を見せました。この子の命がかかってる・・・と。
テオも自宅に入り込んでいた女の子の顔を覚えていたかな?
スタッフがセッビョルの帽子を持って来ました。ジフンが探しに来たモノです。
それで、一旦は引き揚げました。
テオの兄ジェハンが5年前に死んだと言う事だけが収穫でした。
ジフンに、何者かが連絡してきました。最初メールが来て、それを見てジフンが衝撃を受けてるところに、次は電話でした。
家族を守りたかったら、例の物を渡せ・・・と。
走りだしたジフンです。
スヒョンはセッビョルと家に戻りました。
そしたら、なんと、家に何者かが侵入してて、セッビョルを抱え込んだーっ
あれは、ミナみたいですね。
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