外国人観光客の方に、書道をご指導させていただきました。
昨晩はオーストラリア人1名とフランス人カップル2名でした。
全員飲み込みが早く、特にフランス人の女性の方は、日本に残って和翠塾に通ってもらいたいと思ったぐらい驚かされました。
筆の持ち方がとても良いのです。
しかも、洋机ではなく、和机で書きたいと言う。
もちろん正座ではなく、あぐらでしたけどね。
聞けば、フランスで本を読んで独学で書いていたことがあるとの事。
それだけで、こんな筆の持ち方ができる?
こんなに美しい線がかける?
こんなにバランスの良い文字がかける?
『興味に勝る才能無し』
『好きこそ物の上手なれ』
ですね。
それぞれの名前の当て字を漢字で書いたものをお手本に、気に入った一文字を半切三分の一の大きな紙に書いて作品を作って、それに『敬翆』印を押して終了しました。
とても良い作品になったと思います。
お土産に、外国の方がかっこいいと感じやすい書体で、それぞれのお名前を書いた物を差し上げました。
喜んでくれると良いのですが。
あっという間の1時間半、三人はとても楽しそうでした。
記憶に残る日本旅行になることを願って、お別れしたのです。
書道体験を通して、日本を好きになってくれると嬉しいです。