Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

亀に乗った

2011-04-16 10:20:37 | 一言・ほっとけない?
菅直人総理大臣
竜宮上に行けるか!「復興実施本部」
  
民主党の小沢一郎元代表の「倒閣宣言」にさらされている、菅総理は、
国民新党亀井静香代表の持ちかけに飛びついた。
亀井氏は「党内構想をやっている場合か!挙党一致で取り組むべきだ」の迫力に
推され、「復興」を名目に延命を図ろうとする菅首相と、自分を与党の中心に置き
「郵政民営化法案」に繋ぎたい、亀井静香に乗せられ、カメの背中に乗って
竜宮上に行けますかね?と、はしゃぎながら、この亀井案「復興実施本部」を快諾した。
「復興実施本部」(亀井案)を設立し、管総理が本部長を務め、本部長代行に
国民新党亀井静香代表が就任する見通しを付け、「復興構想会議」の議長に、
五百旗頭真防衛大学校長とし、復興構想会議は、学識経験者が中心で、
各省庁を排除し、官僚を避け、誰一人も入っていないままでは、実効性のある
提言が纏められるのか、疑問が問われている。
そして一番にぶち上げたのが、議長となった五百旗頭真は「復興税創設」だった。
ここ、「復興構想会議」は、東北三県と、被災にあった県民が、いかに元のような
生活環境に戻れるか、このような被災に二度と遭わない、街創りをどうするのか、
専門家の優れた知恵で、一刻も早く方向性を示した結論を、内閣に提示すれば
良いだけで、あなたに復興税創設を言ってほしくない。
政府は答申を受け、この想像以上の東日本大震災にだからこそ、挙党一致(与野党)
で国会が、即刻、決めることを県民はもとより国民も望んでいる。
復興財源は、予算とは別に、復興のみ絞れば、先は見えると思えるのだが、?
    
しかし、裏では、仙石由人が「菅抜き大連立」を画策、「復興実地本部」にあやかり
「復興を名目に」野党になった、自民党の利権に群がる森善朗元総理・大島理森・
古賀元幹事長・野中務、等の悪どもに働いた、「この大きな復興予算、指をくわえて
見ているわけにはと」の思いの強い古だぬきを集め、参画させることで、連立が可能と
見て取ったのか、
民主党の策士、仙石由人がこの復興策亀井案に、間髪入れず動いたことに、
 
党内、参議院議長西岡武夫も、今のような総理は辞めるしかない、「このままだったら、
復興どころか、東北の被災された皆さんが気の毒だ」と退陣を求めた。
政府与党は、東日本大震災の復旧費を盛り込んだ、第一次補正案の4月中の提出を
断念した。与野党の財源案に隔たりが大きいため、この膨大な財源確保の為に、
政府は基礎年金の国庫負担分を、充てる方針を掲げた為に自民党は態度を硬化させた。
自らが作成した、民主党のバラマキと揶揄されるマニフェストの、子供手当や高速道路
無料化「ばらまき4k」には、手をつけようとしないことに反発し、自民と民主では
大きな乖離があると自民党は強く反対を表明した。
自民党の谷垣禎一総裁は、管総理自らが出処進退を判断する時が来ている、
これ以上は国民にとって、不幸だと即時退陣を求めながら、内閣不信案や菅首相の
問責決議案提出も即刻判断出来ないようでは、ただ管総理の政権の延命に手を
貸しているだけで、
自民党が本当に民主党からの政権奪取を狙っているとは、到底考えられない。
ここが、曖昧模湖の谷垣禎一総裁と、言われる、ゆえんだろう。
    
これらを見て取り、野党の分断を図る機会と受け取ったのか、菅内閣の危機奪回を
図る為に、これを乗り越えようとして、民主党の枝野官房長官・玄葉国家戦略
担当相(政調会長)が動きだした。
公明党本部を訪問、もともと公明党の発案であった、「復興対策本部」参加を餌に、
一次補正予算早期成立への協力を山口那津男に求め、同時に政調会長会談も提案
したが山口氏は返答を保留した。
しかし一方では、民主党の仙石由人副官房長官と山岡賢治副代表が公明党の取り込みに、
井上義久幹事長・漆原良夫国対委員長との会談をした。
公明党も、政権与党時代が忘れられず、いつも日和見傾向で、政権復帰を模索中、
民主党が参議院での、ねじれ国会を乗り切るために必要な、仕掛けたアメ
「復興実施本部」の参画に公明党を誘い、野党取り込みを狙うのが目的か。
「復興実施本部」の設立は、
この組織乱立の中で機能するのだろうか、いっそう船頭多く迷走に拍車が
かかるようにも思えるが、この未曾有の東日本大震災後に立ち上げた主な組織は、
復興構想会議と復興実施本部を加えると20に上る、このままでは、官邸は会議の
オンパレード組織乱立で責任の所在が不明確となり対応は遅れるばかりと懸念される。
阪神淡路大震災当時(村山内閣)は、組織や指揮命令系統を単純化し、
情報伝達にブレはなかった。
震災担当相に小里氏を任命、権限を持たせ、現地で指揮を執らせた。
しかし、震災担当小里氏と言えども、社民党の総理村山氏には、苦労されたようだ。
今回は、原発があるといっても指揮命令系統は単純化にすべきで、今回の多すぎる
組織の乱立で、非常に複雑となった、負の部分を、どう捌くかが鍵であろう。
被災地の為にと設立した復興構想会議が『絵に描いた餅』を語り合っている
ようでは、東北は潰れると、メンバー内館牧子さんは語った。
阪神淡路大震災をかわいく思えるとほど、今回の東日本大震災は、すさまじい
震災で家屋も何もかも、消えて無くなる事は想像できなかった。
このような状況の中で、復興に様するする膨大な経費を考えると、国民全体で
負担する必要があるのではないかと、議長五百旗頭真は「復興税創設」を
検討すべきとの考えを述べた。
しかし、国民としては、この復興税の前に、国会議員の覚悟を見せるためにも、
与野党の議員が、定数削減を明確にし、かつ、年間310憶~320億の政党交付金を
5年間辞めると言えないか、これらも、実行・実現も出来ないようでは、国民の
合意は得られないだろう。
国民は政治家が、何を言っても信用しないだろう。
この際、民主党は、国民に向かってマニフェストのバラマキ政策を、白紙の戻すと
言うのが、政権民主党の党首としての、決断は一つだろう。
この空前の事態を乗り越える為にも、マニフェストの実行を断念します、
ごめんなさいと。
言って一言、実行あるのみ? 
がんばろう日本。日本は一つ、


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