「朝から晩まで、幸福と繁栄を求めて、汗を流して働いている。どうすれば、自分の目標を達成できるか? どうすれば、周りの人間と衝突しないで生きて行けるか? どうすれば、自分の中に自信が湧いてくるのか? どうすれば、マイペースで生きていけるか?」
お坊さん、神主さん、神父さん、牧師さん・・皆さん、善いお答えをおっしゃる。
「生、老、病、死」・・苦楽の果てに「真の幸福、極楽浄土」があります。
・・ん?
苦楽の果て・・?
さて、「禅の教え」は、「人工知能(AI)」に限りなく近いものかもしれません。
ある意味において、食欲も金銭欲も、持ち家も身なり服装の心配も、欲望の無いであろう無心の「人工知能」に、幸福となるべき国家予算、極楽となるべき人生の予算概算してもらうとどうなるのかな?
戦争に関わる巨大な予算、武器商人、武器製造業、戦争屋・・幸福も極楽とも無縁となるはずです。
ただ、物事の「美醜」「善悪」という判断基準は、神の力という神秘性を伴い、それを問うものかもしれません。
「自分の目標をはっきり立てて、その目標を達成したイメージをどんどん広げなさい。必ず実現できる。自分で考えて目標を持って生きる」・・道元禅師は、こんな言葉を一切否定しています。
・・心身とは、自意識とのこと。
「自意識を捨てて、もっとおおらかな自然の心、宇宙の生命との共生という心身脱落」を、道元禅師は、説いています。
「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり」
新緑も、紅葉も、波も、せせらぎも・・すべて、自然の姿、宇宙の声だとのこと。
「禅の教え」・・風雅漂うこと也。
身の周りから掃除を始めよ。
洗面も掃除も修行・・曹洞宗開祖の道元禅師の「禅の教え」は、見事です。
・・追伸添えます。
同級生の皆さん・・永平寺に参拝に行こう。
鎌倉時代に生きた道元禅師が、ひたすら仏道を求め暮らした福井の「永平寺」を案内できます。
・・人生は、常に変化するものです。
だから、次の同窓会は、金沢。
その次の同窓会は、鎌倉でね。
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