百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

禅の教え。

2017年08月14日 | 易行難行修行

「朝から晩まで、幸福と繁栄を求めて、汗を流して働いている。どうすれば、自分の目標を達成できるか? どうすれば、周りの人間と衝突しないで生きて行けるか? どうすれば、自分の中に自信が湧いてくるのか? どうすれば、マイペースで生きていけるか?」

お坊さん、神主さん、神父さん、牧師さん・・皆さん、善いお答えをおっしゃる。

「生、老、病、死」・・苦楽の果てに「真の幸福、極楽浄土」があります。

・・ん?

苦楽の果て・・?

さて、「禅の教え」は、「人工知能(AI)」に限りなく近いものかもしれません。

ある意味において、食欲も金銭欲も、持ち家も身なり服装の心配も、欲望の無いであろう無心の「人工知能」に、幸福となるべき国家予算、極楽となるべき人生の予算概算してもらうとどうなるのかな?

戦争に関わる巨大な予算、武器商人、武器製造業、戦争屋・・幸福も極楽とも無縁となるはずです。

ただ、物事の「美醜」「善悪」という判断基準は、神の力という神秘性を伴い、それを問うものかもしれません。

「自分の目標をはっきり立てて、その目標を達成したイメージをどんどん広げなさい。必ず実現できる。自分で考えて目標を持って生きる」・・道元禅師は、こんな言葉を一切否定しています。

・・心身とは、自意識とのこと。

「自意識を捨てて、もっとおおらかな自然の心、宇宙の生命との共生という心身脱落」を、道元禅師は、説いています。

「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり」



新緑も、紅葉も、波も、せせらぎも・・すべて、自然の姿、宇宙の声だとのこと。

「禅の教え」・・風雅漂うこと也。

身の周りから掃除を始めよ。

洗面も掃除も修行・・曹洞宗開祖の道元禅師の「禅の教え」は、見事です。

・・追伸添えます。

同級生の皆さん・・永平寺に参拝に行こう。

鎌倉時代に生きた道元禅師が、ひたすら仏道を求め暮らした福井の「永平寺」を案内できます。

・・人生は、常に変化するものです。

だから、次の同窓会は、金沢。

その次の同窓会は、鎌倉でね。



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