こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。
先日、高2の塾生が等式の証明問題に取り組んでいました。
そこで、手元の公式集を開いてみると、等式A=Bの証明の要領として、
(1)左辺(右辺)を変形して右辺(左辺)を導く
(2)左辺、右辺をそれぞれ変形して同一の式を導く
(3)両辺の差A-B=0を示す
が挙げてあり、さらに、与えられた条件(等式)のもとで、A=Bを証明する要領として、例えばC=0という条件のとき、
(4)A-Bを因数分解して、Cという因数のあることを示す
等々、とあります。
今回は(4)の要領に従う等式の証明問題を取り上げます。
問題は、
「
ならば、
が成り立つことを示せ」
です。
結論の等式の左辺と右辺を展開し、与えられた条件式を使って、左辺=右辺を示すこともできそうですが、ここは次のように進めるのがスマートでしょう。
まず、条件式から
が成り立ちます。
ここで、
とおくと、条件式は、
になります。
一方、結論の等式の左辺と右辺をA、B、Cで表して(左辺)-(右辺)を作り、それを因数分解すると、
になり、上手く(左辺)-(右辺)=0 を示すことができました。
いろいろな問題に挑戦してみと良いでしょう。
先日、高2の塾生が等式の証明問題に取り組んでいました。
そこで、手元の公式集を開いてみると、等式A=Bの証明の要領として、
(1)左辺(右辺)を変形して右辺(左辺)を導く
(2)左辺、右辺をそれぞれ変形して同一の式を導く
(3)両辺の差A-B=0を示す
が挙げてあり、さらに、与えられた条件(等式)のもとで、A=Bを証明する要領として、例えばC=0という条件のとき、
(4)A-Bを因数分解して、Cという因数のあることを示す
等々、とあります。
今回は(4)の要領に従う等式の証明問題を取り上げます。
問題は、
「
ならば、
が成り立つことを示せ」
です。
結論の等式の左辺と右辺を展開し、与えられた条件式を使って、左辺=右辺を示すこともできそうですが、ここは次のように進めるのがスマートでしょう。
まず、条件式から
が成り立ちます。
ここで、
とおくと、条件式は、
になります。
一方、結論の等式の左辺と右辺をA、B、Cで表して(左辺)-(右辺)を作り、それを因数分解すると、
になり、上手く(左辺)-(右辺)=0 を示すことができました。
いろいろな問題に挑戦してみと良いでしょう。