<トラック協会>「荷物取りに来て」と違法駐車摘発対策 (毎日新聞) - 5月24日15時9分更新
荷主さん、荷物の受け渡しは車両脇でお願いします――。車の放置を確認した段階で違反ステッカー(標章)を張るという厳しい駐車違反摘発を盛り込んだ改正道路交通法が、6月1日に施行される。運送業界は対策に大わらわだ。全日本トラック協会(東京都新宿区、約5万5000業者)は、荷主や配達先に荷物の受け渡しのために車両まで来てもらうなど、協力を呼びかけるチラシ100万枚を作成し、加盟業者に配布した。
日常生活に欠かせない宅配便、その便利さを6月1日に施行される改正道路交通法により、不便さを増すんではないかと思われる取締りが行なわれようとしています。
法改正の趣旨は、そんなことまで前提にしてはいないはずであり、例外も何もなしに、一律に法を適用することが、宅配便の制度自体を揺るがしかねないことになってしまいます。
そんなことより、取り締まるべき駐車違反の車は、街中にあふれている状況で、制限速度違反でさえ、捕まって運が悪かったといってしまう現状で、運送業界も顧客に負担をお願いするだけでなく、政府に対して例外措置の適用を陳情すべきではないでしょうか。