食中毒:ニラと間違え、スイセン食べ--美瑛町で女性9人 /北海道 毎日新聞 2006年05月17日11時07分
道は16日、上川管内美瑛町の社員寮で21~31歳の女性従業員9人がスイセンを食べて食中毒を起こしたと発表。スイセンには毒が含まれているが見た目が似ているニラと間違えた。9人は同町内の医療機関に入院したが、全員がほぼ回復し退院した。 道によると、9人は15日午前6時半ごろ、社員寮の庭に植えていた葉物をニラと思って採取し、スープに入れて食べたが、30分後におう吐や頭痛を訴えた、という。上川保健所が調べたところ、葉物はスイセンだったことが判明した。
道内では、有毒植物が原因となった食中毒は90年以降、24件(患者数50人)が発生している。このうち、スイセンをニラと誤認したのは3件(同9人)ある。
今朝のテレビで、スイセンとニラを写真で比較していたんですが、根っこを引き抜いて球根があるのがスイセンというぐらいのことしか区別がつきませんでした。
ニラ、確かに料理に使うと美味しい食材の一つで、スイセンとニラなんて考えたこともなかったのですが、思い込みで庭に自生しているものを食材として使うことの恐ろしさを知らされました。
「スイセンには毒がある」、いろんな意味で勉強になりました。
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