夜いち!やじさかなプラスⅡ

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新臨床研修制度の予期せぬ影響?

2006-05-15 19:28:04 | 健康

新人医師、脳神経外科を敬遠…新研修制度で重圧実感か  (読売新聞) - 5月15日0時42分更新

2004年に始まった新臨床研修制度の影響で、脳卒中や脳腫瘍(しゅよう)などを扱う脳神経外科を志望する新人医師が、同制度導入前と比べて約2割減ったことが、日本脳神経外科学会(吉本高志理事長)の調査でわかった。
同学会が14日発表した。同学会は、「勤務時間の長さや、患者の生死に直面する重圧などで敬遠されているのでは」と分析している。

産婦人科医を志望する新人医師が激減したというNEWSには、あまり衝撃を受けなかった私も、脳神経外科を志望する新人医師が約2割減少したというNEWSには、ちょっとあわててしまいました。

いつ脳梗塞を発症してもおかしくない年齢に達している今、一刻を争う病気に、その専門の医師がいなくなるということは、田舎には住めないということでしょうか。

2004年に始まった新臨床研修制度、その予期せぬ影響はとんでもないことになっているみたいで、すべての診療科を経験して、新人医師が自分の診療科を選択するとなれば、そうなってしまうことは仕方ないでしょう。

診療科によって違う勤務体制、医療訴訟の多さ、現場を見てしまった新人医師は、少しでも楽な診療科にと思うのは、批判なんてできません。


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