夜いち!やじさかなプラスⅡ

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少子化対策は「医師の確保」が先決じゃないですか?

2006-05-03 14:01:55 | 健康

[医療費]0歳~中学3年までを無料に 北海道北斗  毎日新聞 2006年05月03日02時02分

北海道北斗市は、市内在住の0歳~中学3年までの医療費を10月から、すべて無料にする方針を決めた。医療費の無料化を中学生まで対象にしている道内の自治体は、05年度で6町村あるが「市では北斗市以外に聞いていない」(道保健福祉部)という。同市が2日に発表した06年度予算案に医療費助成として2億4505万円を盛り込んだ。同市は2月に旧上磯町と旧大野町が対等合併して誕生。旧上磯町では従来、0歳から小学6年まで、旧大野町は小学3年までそれぞれ医療費を無料化していた。
市によると、対象となるのは約6800人(うち中学生1400人)。海老沢順三市長は「若い親が安心して暮らせるよう支えていきたい」と話している。

少子化対策のために、自治体独自で子どもの医療費の無料化を拡大することに対して反対を唱える者ではありませんが、このことによって安易に医療機関を受診する患者が増えることを考えれば、赤字に苦しむ地方の自治体病院の救済策にもなるのかなと、要らぬ心配をしてしまいます。

地方の総合病院では、新医師研修制度の導入に伴い、勤務実態の厳しい産婦人科医・小児科医を希望する若手医師が激減しいるということで、常勤医師の確保に四苦八苦している現状で、何か医療費を無料にしても、それを診療する医師がいなくなってしまえば無駄なような気もしてしまいます。

医療費を無料にするためだけに、税金を投入するのではなく、医師確保にも充分な結果を得られるような施策に、適正な税金を投入していただきたいと思います。


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1 コメント

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TBありがとうございます (VIVA)
2006-05-04 19:03:31
記事を拝見しましたが、本当にそう思います。税金も、年金も景気が戻ったと言ってもまだまだ本当に見通しが暗いですね。残念ながら…。
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