<都議会>16年夏季五輪招致決議を可決 全会一致ならず (毎日新聞) - 3月8日22時56分更新
東京都議会は8日の本会議で、2016年夏季五輪の東京招致を求める決議を賛成多数で可決した。1964年の東京五輪に向けた52年の決議は全会一致だったが、今回は自民、公明が賛成する一方、共産などが「都財政への影響」などを理由に反対した。民主からも2人の退席者が出た。
決議は「再び東京で五輪を開催することは、平和を希求する意思を世界にアピールするとともに、環境にやさしく豊かで安全な成熟した都市東京を実現する契機となる」と訴えている。
共産は「大型開発が都民と都財政に深刻な影響を及ぼす」と反対を表明。賛成の民主も「財政的な見通しを示すべきだ」と条件を付けた。本会議終了後、石原慎太郎知事は「今の段階で100%の設計図はできない。反対の人たちとも議論を重ねたい」と述べた。
招致にあたり都は、都心10キロ圏内に競技施設の8割以上を配置する「世界一コンパクトな大会」の構想を練る。神宮外苑にメーンスタジアム▽臨海副都心に選手村▽築地市場(中央区)移転後の跡地にメディアセンターを設置する案が有力だ。
今後、4月28日までに、日本オリンピック委員会(JOC)に立候補意思表明書と招致決議書を提出する。福岡市も名乗りを上げており、同市議会は昨年9月、賛成多数で招致決議を可決している。【大槻英二】
前回の東京オリンピックが開催された時は、小学生でした。
白黒テレビが普及し始めた頃で、私の住んでいるところでは、カラー放送も始まっていなくて、後に「東京オリンピック」という映画で観たことを覚えています。
冬季オリンピックについては、札幌・長野と2回開催されましたが、夏季オリンピックが再度日本で開催されることは歓迎されるべきことだと思います。