PET検診、がんの85%見落とし…がんセンター調査 (読売新聞) - 3月3日14時35分更新
国立がんセンター(東京)の内部調査で、画像検査PET(ペット、陽電子放射断層撮影)によるがん検診では85%のがんが見落とされていたことが分かった。
PET検診は「全身の小さながんが一度に発見できる、がん検診の切り札」と期待され、急速に広がっているが、効果に疑問符がついた形だ。
PETは、放射性物質が含まれた薬剤を注射し、がんに集まる放射線を検出してがんを発見する装置。
同センター内に設置された「がん予防・検診研究センター」では、2004年2月から1年間に、約3000人が超音波、CT、血液などの検査に加えPET検査を受け、150人にがんが見つかった。
わずか1cmでも見逃さずに、がんを発見することが出来るということで、何か最終兵器のような歌い文句で、我が県都にもPET検診可能な施設が誕生しましたが、いきなりの信頼性を裏切るような記事に固まってしまいました。
知り合いの医師に、人間ドックなんて、一時の気休めだといわれたことがありますが、このPET検診もそういうことなのかと、意外に納得もしなければならないなあと思っています。