クロモリについて

今月初めごろの朝練にて親分がニューバイクをお披露目した。
そのバイクはなんと！２０年前のチネリのクロモリバイク。
見た目はクリーム色に『ちねり』のロゴですっきりしているが
自分でもよくわからいが、なんとも言えない興味をそそられた。
その羨望の眼差しが気になったのか、親分から『乗ってみる？』と言われ
無条件で『はい。』と答える。
皇居の駐車場でほんの数百メートル乗せてもらったが、今までこの場所で他のバイク色々乗らせてもらったが
全く違う感覚だった。
一言で言うと『優しい』
長ったらしく言うと、カーボンのハイエンドとは異質、別次元の相対する感覚です。
解りやすく言うとカーボンは『働け！働け！手を抜いたら負けるぞ！』と言われていたのが
『もっと楽に楽しく！勝ちたいなら勝たせるよ！』って言われてる気分です。ウヒヒ！
しかも楽に進む。
ほっすぃー・・・。
ってなわけでネットで色々調べてみた。クロモリでも色々あるのは分かっていたが
メーカー製とビルダー製やら、つかっているパイプの種類がどうのこうの
何が良いのか分からないので、扱っているお店に聞いてみた。
御徒町周辺へ直接出向いてみた。

１０数年前まではどこのメーカーもクロモリで色んな種類を出していたがカーボン全盛で
職人が要らなくなってしまったのだよ。だいたいどこの職人も７０超えてるからさ～。ハハハハ。
カーボンは金型に入れて焼くだけだろ、だからさ。
ヨーロッパの有名どころのメーカーで選んでおけば特にビルダーに頼まなくても一緒だよ。
だって使ってる材料一緒だもん。以前みたいにメーカーもビルダーも材料なんか選べないもん。
との事。
さらに、今でもクロモリの需要があるのは日本とアメリカだけだとか・・・。

なんか寂しい気分です。

最近のチネリやコルナゴ、デローザのクロモリが単色のみなのは、売れないからか・・・。

つづく