Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

チビ登山第58座 大岳山で雪山クッキング

2016年11月27日 | 登山




"I want to be a Dad like him (あんな父ちゃんになりてぇな~)"
と山頂のアメリカ人(オーストラリア人?)二人組の学生さんが会話してたのが聞こえました。親子登山、楽しいよ~と勧めておいた。

54年ぶりの紅葉期の積雪。前日夜にどこに行けば雪が多いかリサーチしたうえ、北斜面が多そうで二日前の積雪が25cmだったという御岳山からの大岳山コースへ。果たして雪だらけ、アイゼン大活躍の今シーズン初雪山となりました。天気予報では終日快晴だったのですが実態は曇り。ま、そのおかげで気温が低く、雪が解けなくてよかったともいえます。

前日奮発してこれから活躍するであろうJetboilを購入。チャーシューと煮玉子、海苔に魚介スープを別途用意して山頂でのラーメン屋さんとしゃれこみ、チビ太は御満悦。登山にクッキングという新しい楽しみが加わりました。

++++++


まずは御岳山までロープウェイでワープします。


登り始めると銀世界が深まり、期待に胸がときめく。


御岳ビジターセンターへ。3歳の春にここに連れていったときのこと、ほとんど忘れていましたが、このムササビ君だけは鮮明に覚えていました。


宿坊の小路を、雪合戦しながら進む。


御岳神社にお参りして、ロックガーデンへと進路をとります。


雪がどんどん深くなってきた!


ロックガーデンは普段は緑いっぱい、苔むした水の空間だと聞いていますが、我々のデビューは真っ白のロックガーデン。


このころはまだ登りも始まっていなく、とっても上機嫌。(実はコースで一番標高が低いのもこのあたり)


せせらぎと紅葉と雪の世界。54年ぶりを楽しみます。


寒いはず。つららがありました。




山に入っていくと水場はつららだらけ


ロックガーデンから芥場峠までは北側斜面なので道も滑りやすい。だんだんアイゼンをはきたくなります。


路傍のかわいい雪だるまを、チビ太が発見してくれました。


だんだん寒くなってきました。体感氷点下。


頂上直下に営業をおわり廃屋になった山小屋がありました。大岳山荘、2008年に営業を終えたそうです。中に入れたので、お邪魔させていただきます。


『山頂ラーメン屋さんだ!わーいわーい。』


これを目当てに雪道をがんばってきました。ジェットボイルはすぐに沸くので厳冬期には助かりますね。チビ太はお手製のチャーシューメン一人分を爆食。


お世話になりました。元気いっぱいにフルチャージして登り始めます。ここから山頂まで20分くらいかな?


雪山装備は完ぺきですが、小さい子はこのコンディションだと背丈が低いので、岩を乗り越えるときにどうしても膝周りが雪にふれて濡れてしまうみたいです。そのため下ズボンが濡れて冷たいと言っていました。次回はレインパンツを上にはかせなくちゃ。


長かった~!頂上が見えました。


頂上に到着!花の百名山です。


そして、200名山の一峰でもあります。


雲の隙間から東京スカイツリーが見えました!(ピンボケ)


アイゼンをはいて下山開始!モンベルの軽アイゼンはXSのサイズが20.5cmから。チビ太の靴が20cmになったので、いい感じになってきました。去年は履かせてもよく抜けてたのだ。
ちなみに20cmは7~8歳の平均だそうでw


アイゼン履くと下りが楽しい~♪


山頂直下の神社。趣あります。


11月の雪が54年ぶり。ということは次に振る時チビ太はそのころ59歳か。


下山時はロックガーデンではなく鍋割山~奥の院コースで


登山客もすくなく静かな登山道でした。


下りは長かったなぁ。日も短くなるし、さみしくなりました。




振り返ると今日登った大岳山のキューピーちゃんの頭が。


11.5km歩きました!お疲れ!

出発時刻/高度: 10:12 / 841m
到着時刻/高度: 16:41 / 769m
合計時間: 6時間29分
合計距離: 11.88km
最高点の標高: 1228m
最低点の標高: 755m
累積標高(上り): 797m
累積標高(下り): 860m

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初本格トレランは丹沢主脈縦走24km

2016年11月04日 | 登山

自宅から数時間圏内、ほぼ定期券でこれるところにこんな絶景があったとは!


出発時刻/高度: 07:37 / 297m
到着時刻/高度: 14:54 / 300m
合計時間: 7時間17分
合計距離: 24.38km
最高点の標高: 1647m
最低点の標高: 286m
累積標高(上り): 1927m
累積標高(下り): 1910m

わが会社は丹沢山ろくにあるので、男子トイレから南北20kmの稜線がよく見えます。いつも用をたしながら、『あの稜線を右から左まで走りてぇ』を思っていました。

そんな文化の日。チビ太は七五三に備え『たいりょくおんぞん』するそうで、チビ登山はお休み。そんなわけで丹沢山地をトレランする御一行に混ぜていただきました。

ほぼ始発にのって渋沢に到着。大倉まではバスに乗っていきますが…
『あれっ!タグチャン(同行者)がいない!』

外をみると、やつはランでバスを追走していました(笑)

初トレランは、のっけから心拍高めできっつい。登りが本格的になると早歩きに切り替えます。ゆるくなったり、走れそうなところは小走り。馬鹿尾根が本格的に始まると、心拍はずっと170台を前後。ままよ、1時間半のTTだ、と覚悟を決めました。

手元の時計では1時間半で塔ノ岳山頂へ。普通の登山だと3時間20分のところですので、スピードハイクにすると行動半径が一気に倍になってよいな~。

ここから丹沢山までの稜線は曇り、丹沢山から蛭までの稜線は晴れ渡って、極上のトレランをすることができました。自宅からほぼ定期でこれる圏内に、こんな天国があるなんて・・・

蛭が岳からの下りはとにかく長く、展望もない忍従のルートです。焼山までは長い距離をかけてゆるい勾配が続くので、走れる区間も長い。今日は靴底が柔らかいランシューなので、すこし足裏が痛くなってきました。

焼山までくればあとは少し、とはいかずここからの下りが長かった。とにかくこのコースは長いです。トータルは6時間半。自転車でもなかなかない6時間超のライドでした。

+++++++++++++++


大倉までバスで行きますが、20代の若者は自走(笑)。
真似できません。


丹沢クリステル嬢にごあいさつし、スタート。のっけからきついです。


馬鹿尾根をハイペースで早上がり。走れそうな区間は小走り。


尾根を早歩きして登っていると、心拍が170、180台に突入。かなりきついですが、その分到着時間も速い。ハイペースは花立山荘まで続きました。


休憩をいれて1時間53分、入れないと1時間30分で到着しました。標準コースタイムは3時間20分。


塔ノ岳~丹沢山。丹沢トレランはここからが楽しくなる。


紅葉も1400mからは上はほんときれい。


日曜日にトレランレースの同行者、ムラジさんとうえだっちさんは丹沢山で折り返し。私とタグチャンは蛭が岳を超え焼山へ大縦走。


丹沢山から蛭が岳へルートをとると、この絶景が現れました。ちなみにこの日、ずっと曇りで眺望にめぐまれませんでしたが、ここから快晴に。


自宅から数時間圏内、ほぼ定期券でこれるところにこんな絶景があったとは!(かなり登りますけど)


右奥が丹沢最高峰蛭が岳。山頂に山荘のシルエットが見えます。


気持ちのよい稜線歩き


途中の岩場で木道の工事をしている人たちに会いました。久しぶりに大勢と会話して、人里に戻ってきた気分。


丹沢最深部なので、ハイカーもまばらです。


雲がはれて360度見渡せ、天気が良い日は槍ヶ岳まで見えるそうです。そういえば、北岳山頂から丹沢山地みえたもんね。


不動ノ峰、鬼ヶ岩ノ頭と丹沢第二位、三位のピークを越えて歩く稜線。


標高は1600mを越え、透き通る青空。


気持ちいい!ずっと走ってました。




鬼ヶ岩ノ頭から蛭が岳山頂


この区間だけちょっと怖いですが、無風であれば大丈夫。


そしてあこがれの蛭が岳山頂だ!




富士山の右肩には南アルプス。


下山時、黍殻山の近くで休憩したくなって避難小屋へ。


ここまできれいだと泊まりたくなる。


焼山まで来るとあともう少し、と思いきやこの後の下りが延々と長い。


展望台がありました。この風景は仏果山から見たやつだ。


6時間半後、やっと人里に下りてきました。疲れたが充実の初大縦走トレランでした。まる。
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チビ登山第57座雲取山 初テント泊

2016年11月01日 | 登山


来年は2017年。
東京都最高峰雲取山の標高は2017m。
ならば、年賀状の撮影に・・・

五歳と三か月にして4回目、コースを丸暗記したホームマウンテン雲取山へ行ってきました。みなさんが紅葉狩りにテント泊するというので、テント初体験というのが今回のハイライト。

出発前はテントに尻込みをしていたチビ太ですが、目の前で「林道小屋」「鮎ママ山荘」「ロッジおおとも」「ヒュッテこんちゃん」が次々に設営され、お肉じゅーじゅーBBQが始まると目が爛々と輝き、男の子的にかなり◎だったようです。

「お父さん、テントほしい」との一言を頂きました。好日山荘の年末セールを待ちましょう。

チビ太は夜6時から翌朝6時まで爆睡しておりましたが、この夜は霧雨のち驟雨。そして気温はゼロ度~二度くらい。とにかく底冷えする今年一番の寒気が来ていました。二人用テントの中に三人、真ん中に冬用寝袋にくるまったチビ暖房が設置されていて最後は暖かったものの、寝入りの寒さは尋常ではなく、加えて自分が用意した寝袋は「夏の北海道自転車旅行用」の紙ペラものだったため、寒いこと寒いこと(笑)。夜2時くらいに目が覚めると、テント場の周りで鹿が鳴いていました。

二日間20kmオーバーの行程ほとんど霧がかかっていて、青空に恵まれない山行ではあったものの、頂上にいた最後の3分間に奇跡的に雲がはれて青空がのぞき、遠方へ八ヶ岳を臨むことができました。そのあとすぐ雲に隠れてしまったので、本当にラッキー。

チビ太は他の大人がテン泊フル装備ということもあって、みなさんとほぼ同じペースで登ることができました。わけても七ツ石山の下り。突然「トレランだ~☆」と駆け下りはじめ、大人三人で追走しましたが追いつきませんでした。なんなんだあの下りの速さは・・・

出発時刻/高度: 09:21 / 717m
到着時刻/高度: 13:24 / 724m
合計時間: 28時間3分
合計距離: 22.78km
最高点の標高: 1996m
最低点の標高: 690m
累積標高(上り): 1642m
累積標高(下り): 1635m

思い出を、写真とともに。


チビ太にとっての表彰台。


小袖の駐車場で、同じくらいの年齢の女の子がいました。これから親子三人で登るみたいです。


合掌。気を付けて参りましょう!


バス組の3人がまだこないので、ゆっくり歩いて先頭待ちすることにしました。


幽霊屋敷で休憩して3人を待ちますが、来ないので先に行きました。


途中の祠で登山の安全祈願。4回目になりますが、欠かしたことはありません。


ハロウィンのかぼちゃでしょうか


顔真似をしてみます。


私も参加。


後続の三人から、『水場までは逃げきろう』だそうです。


直飲みですか。ワイルドですね。


今年は猛暑が長引いたのか、紅葉は全般的に淡いですね。加えて曇りがちな日だったので一般的にはイマイチ。
しかし、最近谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』を読んでいたこともあって、これはこれで味わい深いと思えるようになりました。






水源林を抜けると、紅葉のトンネル地帯に入ります。


東京都水源林、堂所に来ました。何度も来た山なので、地図がなくても大丈夫。ポイントはチビ太すべて暗記しています。






マムシ岩






七つ石小屋への秘密の近道をゆきますが、この道がきついのなんの。特にキャンプフル装備の大人たちは悶えていました。


それを登りきると再度水場。多摩川最初の一滴ですね。


七つ石山直下。


空はだんだん霞がかかってきました。


山頂の標識がニューバージョンになっていました。


『バーン!ッバ~ン!』
鮎ママを狙撃します。


七つ石山の頂上につけば、雲取山の頂上がおがめる・・・この後あっという間に雲に覆われました。




七つ石山からの下り、チビ太が猛然とトレランをはじめました。大人三人が真剣に追走しても捕まえきれませんでした。


末恐ろしいチビトレランナー


みんな大好きブナ坂


いざ!巌流島へ


大友さんとチャンバラごっこ


『ここからは気持ちのよい稜線歩きですよ~』、と初雲取山のこんちゃんをガイド


ダンシング松の木が見えました!








「鮎ママ待って~♪」


大友さんはチビッ子の応対がとても上手。仲良しになりました。


さて、ここは五十人平。テント設営が始まりました。


さきほど小袖の駐車場で一緒だった女の子が疲れた表情で登ってきました。チビ太全力で応援。この後霞がかかり、日もかげってきたので、無事に雲取山荘にたどり着けたかしら・・・


設営のおてつだい♪


初めてテント泊、初めての野外BBQに興味深々。


椅子もなにもありませんが、チビ太うんこ座りで食べてます!野生児!


鮎ママが肉1キロ担いで持ってきてくれました。


うめー!(うんこ座り)


5歳児には強烈な経験となったでしょう。


「おとうさ~ん。テント楽しいね。テント欲しい!」


夜はこの通り、二人用テントに三人で寝たので、寝返りも打てないほど激狭でした。しかしながら12時間たっぷり睡眠。


翌朝。気温も氷点下近いし、ご覧の霧なので下山も考えましたが、ここまできて・・・ということで山頂を目指します。


大友さんと一緒に先頭に追い付こうと頑張って登ります。




濃霧の中でもしっかり雲取山頂避難小屋のシルエットをとらえました。


標高2017m!あけましておめでとう。








先ほどまでびっしり覆っていた霧が、3分間だけ奇跡的に晴れ、青空が見えてきました。


奇跡の雲海。遠くに八ヶ岳が見えます!


後は下るだけ!












夜の雨がすごかったので、コース終盤が泥との戦いでした。


駐車場に降りてくると、昨日の女の子がいました!!!走って駆け寄っていくチビ太の優しさにほんわかしました。

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チビ登山第56座 明星ヶ岳(翌日ソロ金時山トレラン)

2016年11月01日 | 登山


Day 1

この週末は箱根にて友人たちとBBQ。箱根だから往復自転車で行こうとしたのですが、
頑強な抵抗にあったため、土曜日はチビ登山、日曜日は朝練風味のトレランをすることで妥協。チビ登山の方は明星ヶ岳から明神が岳をつなげてやろうと目論見ましたが、頂上でガスったため(この日の夜は子供達大集合でチビ太の体力温存も考え)、明神は登らず降りました。下りの途中で
『ゴールのコンビニに一番で到着した人だけにご褒美のアイスとりんごジュースね』
とか口約束したら本気にしたチビ太、最後の下りはコースタイムの半分で下って行きました。重い荷物を担いだ自分は軽く置いていかれ、「とうとう下りで千切られる日が来たか」と感慨に浸ったのでありました。
下山後、ハロウィンBBQをして父だけ夜8時台に撃沈。 (後片付けとかしないで寝てしまってほんとすいません←常習犯)

出発時刻/高度: 10:24 / 541m
到着時刻/高度: 13:59 / 491m
合計時間: 3時間34分
合計距離: 6.94km
最高点の標高: 917m
最低点の標高: 457m
累積標高(上り): 530m
累積標高(下り): 576m

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Day 2

5時起床。おそらく子供達は7時過ぎまで起きてこず、朝食は8時頃だろうと予測し二時間の朝練をたくらむ。平地を走っても苦しいだけだし、せっかく箱根まできたのだし外に出て空を見上げるとはれ上がっていたので金時山へ。
基本登山はチビ太以外とはしないので、前回のソロ登山はちょうど二年前。心拍140~150台で走ってみることにした。
最初の乙女峠までのコースタイム40分のところを20分で走ったので、残りはすべてコースタイム半分を目指す。途中でテンションハイになってしまった。初トレラン、これは楽しいや。

みなさんはまだ朝の二度寝タイムでまどろんでいる7時に無人の金時山山頂。富士山が見事でした。

結局標準コースタイム215分のところを111分(?)
上りは早歩き(心拍150)平地は小走り、下りはヤホーと走る。いつもの半分で駆け抜けられるのは快感ですな~。

トレランにはまってしまう前に本職のチビ登山に戻ろう(笑)

出発時刻/高度: 05:58 / 673m
到着時刻/高度: 07:56 / 670m
合計時間: 1時間58分
合計距離: 7.76km
最高点の標高: 1178m
最低点の標高: 670m
累積標高(上り): 603m
累積標高(下り): 586m

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明星ヶ岳の登山口まで車で。降りたらすぐ登りはじめられます。


箱根らしい、雨にえぐられた登山道と笹の森をぬける登山道。


頂上が近づいてくると、ぱっと視界が開けました。大文字焼きの会場です。ここは「大」の字の横の線。


「大」の字の右下。


チビ太文字


笹のトンネルを抜けると、頂上はすぐそこでした。ちなみに明星が岳の頂上は展望に恵まれず、アンチクライマックスです。


明神ヶ岳には上らず、宮城野まで走って下山。かなりのハイペースで下りました。チビ太下りに目覚める。


現地集合まで時間があるので、マウントビュー箱根ホテルの白濁湯で「ぷはぁ~」。ここの泉質は本当に最高。


翌朝初トレラン。どのくらいのペースで走ればよいかわからないが、とりあえず心拍140のコースタイム半分で登るくらいを目標にする。


ジャスト20分で乙女峠到着。結構息があがりました。


稜線に上がるとご覧の通り走っても気持ち良い道が続きます。


笹の茂みが開いて箱根の絶景が目の前に広がりました。


あっという間、1時間で登頂。走ると早いね。


まだ下界の妻子は夢のなかでしょうか。


この後30分で駆け下りました
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チビ登山 第55座金峰山でポテチパンパン選手権

2016年10月16日 | 登山
チビ登山のささやかな楽しみ、それはポテチパンパン選手権。
一週間前の日曜日、雨の予報をついてポテチを携え山梨は金峰山に行って参りました。


標高2,599 m
なかなかのパンパンぶり。


これは使用前、下界でのしおれっぷり。


次回の2000m級登山には、これを持っていこう。楽しみだw
カロリー2500kcalって、補給食これだけでお釣りがくるぞw

朝から車のワイパーをマックスで回すほどの大豪雨をついて塩山へ向かいます。大雨にテンションがさがりますが、天気予報通り11時には雨はあがりました。


自転車オンリーの頃はここがゴールでしたが、今日はここがスタートです。自転車でもまた来たいな。






雨が続いていたので、道の泥濘はなかなか酷い。今日はゲーターをつけて来て大正解でした。


難易度の低い岩場も、濡れているので注意が必要です。


途中の朝日峠まで30分。ここでケルンがあったので、遊び方を教えてあげました。


朝日峠の山頂が近付くと、視界がぱっとひらけました。


後ろは国師が岳、甲武信岳に連なる稜線。




ここで焼き飯おにぎりで最初の休憩。ここまで一時間。


ポテチパンパン選手権、盛り上がってきました。食べたがるチビ太を制します。


奥秩父は、この重畳感がいいですね。


そして・・・鉄山の稜線伝いに、目的地の金峰山の五丈岩が見えました!


少し早回しして50分後、稜線に出ました。ここまで来るとハイマツの群生地、標高2500mの稜線歩きです。日帰りでこんな高度感があるとはね。


この夏アルプスを歩きまくったチビ太、ハイマツに大興奮。


右手には瑞牆山、八ヶ岳。切り落ちてはいませんが、なかなかの高度感。




瑞牆山!今度はあそこに行こう。


一週間前に筑波山で「母の胎内くぐり」をしましたが、似ていますねぇ。


百名山ゲット~♪


山頂から少し下ると、下界から見えた五丈岩が見えます。想像以上の巨岩で圧倒されます。


『ロッククライムしたい~!』と登っていってしまいました。




半分近くまで登って、怖くなってしまったようです。






この後、パンパンポテチを美味しく頂きました。


南アルプス、北岳、間の岳、農鳥はシルエットですぐわかってしまうチビ太なのでした。








東京近郊から日帰りで行ける2500m級の稜線はここが西限かなぁ。




















ここは帰り道の朝日峠。夕陽を浴びてゆっくり景色を堪能しました。




針葉樹の森。木は朽ちて倒れ、苔むす。朽木の上に新芽が息吹く。輪廻転生。
『こうやって命が繰り返すんだよねー』とチビ太








往復9km、524m上昇

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チビ登山 第54座は筑波山!

2016年10月05日 | 登山

まさに、

「私も行く」
土曜日のお話。
いつものように日曜日のチビ登山に備えて支度を整えていると、一年に数回やる気を出すチビ太ママの驚きの参戦宣言!
目的地が筑波山で、チビ太に『4時間しか歩かない、楽チンコースだよぉぉ~』と宣伝していたのが聞かれてしまったか。

このコースの良いところは下りにケーブルカーを使えるところ。それを加味すると確かに4時間は越えない。

保育園児の一週間は長い。週明け早々から週末遊び疲れで体調を崩さないようにいつも目を光らせているチビ太ママにとって、どうやらこのコースは合格であったようだ。

とはいえ、ケーブルカーやロープウェーを使わずに上ると累積標高は600m近く。なかなか足にくる登りがいのある独立峰であった。

自宅から筑波山へは渋滞なしで2時間で到着。9時少し過ぎに大鳥居から登りはじめました。


大きな鳥居に気分が高揚しますね。


山のお友達、そーま兄さんはどこにいるのかなぁ?


いたいた!岳友そーま兄さん(5歳年長)。五月の雲取山以来、久しぶりの再会です。


しっかり準備体操しましょうね~


奇岩コースを愛でながら登れて、下りにケーブルカーで元の場所に戻ってこられるコースを選択。


鬱蒼とした森の中を進んでいきます。はじめてすぐ上着のシャツをぬいじゃうほど蒸し暑い。

そーま兄はライバル意識が働いたか、どんどん先行して登って行ってしまう。一方チビ太は大好きなお母さんが一緒なので、甘えてばかり。いつものたくましさが影を潜めています。




傾斜もきついし、道は泥でぐちゃぐちゃですが、子供たちは岩登りを楽しんでいるようです。


コースタイムによると、1時間55分で弁慶茶屋。コースタイム通りで登りました。
本人はティラノサウルスになったつもりで登っているしw

長雨が影響して濡れた岩は滑りやすく、登山道は泥濘。ランニングシューズでいくか、登山靴で行くか迷いましたが、登山靴を選んで大正解。


上をロープウェーが横切るようになると、弁慶茶屋は近い。


大きな木にこの山の風格と歴史を感じます。

10月になったというのに30度を超える残暑日。汗が出てきては止まない。今年一番の発汗量ではなかったのかしら?登山後一同の顔の輪郭がシュンと細くなっていました。


この先、ぱっと展望が開けると弁慶茶屋です。ここから先が奇岩エリア、子供たちを飽きさせない変な形の岩がたくさん待ち受けています。

頂上が近づくにつれ、どんどん傾斜が厳しく、岩場も厳しくなっていきます。自分の腰の高さほどの段差を登っていく幼児たち。これを大人に換算すると、駅の階段の段差がすべて腰の高さになったことを想像すればよい。そう考えると子供ってすごいバリアと戦ってるんだな、と思う。


これは弁慶七戻り:頭上の岩が今にも落ちそうで、弁慶も七戻りしたといわれている石。聖と俗を分ける門だともいわれています。


岩を両手で支えるチビ太くん


5歳児が競争して先陣争い


高天原:高天原とは「神様の世界」のこと。天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀る稲村神社があります。




母の胎内くぐり:岩を抜けることで、生まれた姿に立ち返ることを意味しているといわれています。


陰陽石:陰と陽、相反する二つの巨大な岩が寄り添うようにそびえ立っています。


北斗岩:天空に輝く北斗星のように、決して動かないことを意味しているといわれ、空に向かってそびえ立っています。


大仏岩わきの岩登り地帯。女体山頂上に近づけば近づくほど、岩場が険しく、楽しくなります。


そして頂上へ。三角点にタッチ!


女体山頂上は絶景の岩場で、関東平野が一望に見渡せます。柵がないのでちょっと怖いけど。


絶景です。ここんとこ天気が悪い週末が続いていたので、眼福です。


この頂上はもっと長い間とどまっていたかった。




しかし、頂上は観光客で芋洗い状態。早々に辞去致します。


すごい眺望だねぇぇぇ~!


ガマ石:その昔、永井兵助が「ガマの油売り口上」を考え出した場所といわれていることからこの名がつきました。

この後、飲料が底をついていたので、途中せきれい茶屋で休憩。ここで百名山バッジをげと。


御幸が原にでてきました。

この時点で1時半。男体山に登って、自力で降りて、麓で温泉にはいって・・・が当初のプランでしたが、走行していると早めの帰宅ができなくなるので、ケーブルカーに乗って帰ることにしました。結果途中高速道路渋滞もあって、この決断は吉でした。というわけでここでそーま兄さんとバイバイ。

ケーブルカーに乗り、そのあと麓の水田のあぜ道に車をとめ美しい筑波山の前で山容をめでました。


「気持ちよくて、走りたくなっちゃうね~!」というので、たっぷり走らせておきました。







この水田の向こうへ車を走らせると、気持ちいいサイクリングロード、つくばリンリンロードがありました。懐かしいな、ここを走ったのは7~8年前だったかな。また走りたくなりました。

出発時刻/高度: 09:14 / 247m
到着時刻/高度: 13:20 / 776m
合計時間: 4時間5分
合計距離: 4.77km
最高点の標高: 837m
最低点の標高: 221m
累積標高(上り): 681m
累積標高(下り): 136m
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四家族合同林間学校 八ヶ岳唐沢鉱泉

2016年09月21日 | 旅行

サービスエースを狙え!
風呂上がりの卓球に覚醒

仙丈ケ岳登山が終わり、諏訪の温泉で一晩まったり。
温泉に入りすぎて毛細血管がふやけて鼻血多めのチビ太でした。


朝はバイキングで怪食し、前日のダメージの回復に努めます。雨も降っているし、ゆっくり過ごしましょう。どこで時間をつぶしましょうかね。
蓼科によい牧場があるらしい。よし、北上しよう。


道すがら、ご神木を道路に引きずりながら運ぶお祭りに遭遇。しかも複数回。
これはなんでしょう・・・
どうやら、各地区の神社で行われる御柱祭りみたいですね。
縄文の昔から残る風習を今に伝える諏訪の民のパワーを感じました。


蓼科高原、長門牧場につきました。
何このソフトクリーム、日本一のうまさ、濃厚な味。見てください、この白さ。
外は豪雨、暴風ですが二人ともご満悦♪


チーズ好きなので、チビ太はゴルゴンゾーラたっぷりのフォルマッジもいけちゃいます。

さて、これから車を走らせ八ヶ岳山麓へ。今日はじじ、ばば、姉家族、妹家族合同で唐沢鉱泉にお泊りなんです。
本当は翌日月曜日に天狗岳登山の予定でしたが、台風直撃の悪天候のため、どうやら温泉でゴロゴロの週末になりそうですが。


宿に到着、さっそくチビさんたちの歓声が聞こえ始めました。


安心と信頼の『日本秘湯を守る会』会員の湯宿なんですね。これは期待が膨らみます。


風呂上りの卓球大会も始まりました。最初は傍観していたじじ、ばば、チビ太も・・・


次々と参戦。温泉と卓球のコンボを35年ぶりくらいに満喫しました。


見てくださいこの見事な猪肉!
唐沢鉱泉は山小屋にして秘湯の宿でありかつ至高の食事処である。
ノーマルな夕食に追加で猪鍋を、これがうまいのなんの。あっという間にペロリですわ。


そして山小屋主人の粋な計らいで、鹿肉までいただいちゃいました。
というわけで、山登りが中止になっても宿だけで十分満足できる唐沢鉱泉でした。


翌朝、小雨だったので、往復1時間くらいの滝が近くにあるということなので、プチハイキングに行くことにしました。


女子はカラフルなレインウェアを買っていたので、使わなくちゃね。


宿の裏には、源泉がこんこんとわき出ていました。硫黄の匂いがあたりに漂います。触ってなめてみると、十円玉をなめたような金属の味。源泉の温度は10度で、冷たい。


五歳の山岳ガイドに高山植物の説明を受けながら、登っていきます。


最初の滝つぼに来ました。ここからは雨で岩もぬれていて、危険なので有志のみ上流へ登り続けます。


だんだん獣道になって、行き止まりになりました。


奥を覗いても、もう道はありませんね。ここからは沢登りになるのでここで引き返すことにしました。


帰りのバスまで時間があったので、車を30分走らせ、尖り石遺跡横の縄文博物館に行きました。


諏訪地方に縄文遺跡が多いのはしっていましたが、いざ博物館で実物を見て見ると、圧倒されますよ。


今日のテント村w


宿に帰り、しつこく最後の入湯。
チビ太は二日間で5回温泉に入りました。


〆は唐沢鉱泉名物のカレーです。

帰りの中央高速、大月から25㎞の渋滞との情報に接し、下に降りて雛鶴峠~牧馬峠経由で帰ってきました。ナビの予想と比較して、30分早く帰宅。それでも峠のワインディングドライブに疲れました。

唐沢鉱泉、よかったなあ。紅葉の頃か、初雪の頃にもう一回行きたいです。
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チビ登山第53座は南アルプスの女王、仙丈ケ岳!

2016年09月20日 | 登山

圏谷(けんこく)、カール(ドイツ語: Kar)は、氷河の侵食作用によってできた広い椀状の谷のこと。


カールは、(株)明治が発売しているスナック菓子。
ポップコーンに着想を得て1968年、当時の明治製菓から発売された。明治ではカールを日本初のスナック(菓子ではない)として公表している。
名称は昭和30年代に流行した玩具「カール人形」から採用された。


チビ太が大好きな山、北岳の稜線。
左から日本の標高1、2、3 富士山、北岳、間ノ岳

大切にとっておきたい、仙丈ケ岳の下り、馬の背稜線での父子の会話。

パパ 『なんで大人も苦しい山登り、楽しんで登れるの?いつからお山、好きになったの?』
チビ太 『なんででしょうね~?じゃあクイズね。』
① 「りょうせん」からの景色がきれいだから
② お山に登ると、おもちゃを買ってもらえるから
③ 大人の人に、たくさんほめてもらえるから
④ 「さんちょう」からの景色がきれいだから

パパ『う~ん、②かな?』
チビ太『ブッブー!正解は④の山頂からの景色がきれい、でした!』

パパ『山頂からの景色が好きなら、BSのテレビとか、「ぐーぐるまっぷ」で山頂の景色見れれるよ?おうちからね。』
チビ太『ダメダメ!自分の足で登るから頂上の景色がいいんだよ。』

パパ『へぇぇ~!わかってるな~。じゃぁ、どの山頂からの景色が一番きれいだった?』
チビ太 『どのお山でしょう~?じゃあクイズね。』
① 北岳
② 常念岳
③ 雲取山
④ 塔ノ岳

パパ『う~ん、③かな?』
チビ太『ブッブー!正解は北岳、でした!』

チビ太『まこね~、北岳の頂上からの景色にほんとに「かんどう」しちゃったんだよね~。それからお山が大好きになっちゃったんだ~!』

たぶんこの子の人生で最初の記憶は北岳かもしれないなぁ。



金曜日の深夜に仙流荘へ移動し車中泊。5時前には始発のバスに並びました。チビ太は眠い目をこすって起きてきた。一本目のバスに乗りましたよ。


50分ほどバスに揺られて北沢峠に到着!ここで山岳ガイドの5歳児と待ち合わせw


出発は6時半。今日はたぶん日帰りだから、長丁場ですよ~


稜線に出るまでは森の中。苔むした岩が、年間降水量を彷彿させます。



ふっわふわだね~♪


チビ太、最近これを覚えました。
コメツガ
~「米栂」の意で、葉が小型であることを「米(こめ)」にたとえたもの。「ツガ」の由来は不明。~


下を向いて歩いていると、これに励まされます。


標高2500mが近づいてくると、山が色づいてきました。


2時間ほど歩いて、やっと五合目。ここから小仙丈の尾根のコースを取ります。

トイレの心配がある場合、途中に小屋がある馬の背ヒュッテコースのほうがよいかもしれない。


ここまであまり眺望に恵まれない森の中の山道でした。おこじょを探して「おこじょさ~ん!」と声をかけながら登っていましたが、結局見つからず。


ところどころ木々の間から山がうかがえるようになってきました。振り返ると白砂の頂を持つ甲斐駒ケ岳が!


難しい岩場はありません。初心者にやさしい山容です。うちの子供もストックの使い方が様になってきた。


鋸山と甲斐駒ケ岳の間に、あさって登る予定の八ヶ岳が見えます。


そして・・ハイマツの茂みが突然切れ、展望が開けました!すごい眺望!


お楽しみの稜線歩き(登り)が始まりました。きつい斜面ですが、「常念岳に比べればラクチンチン」とのお言葉を頂きました。


八ヶ岳が八つ聳えています。


そしてチビ太の大好きな北岳がとうとう姿を現しました。
「あっ!小太郎尾根!肩の小屋の屋根が見える!」



写真では(一眼レフ忘れた)とれませんでしたが、まさかの槍ヶ岳までくっきりと見えました。


ハイマツの道を進んでいきます。



そして、まず最初のピーク、小仙丈岳に到着。標高2855m。
そして仙丈カールをバックに明治のカール、チーズ味をザックから出すと、見事にパンパン!
爆発寸前。



富士山、北岳、間ノ岳。日本の標高、1、2、3!


『カールでカール、いかっがすかぁ~?』


小仙丈を後にし、いざ仙丈ケ岳へ。


気持ち良い天空の稜線を、軽やかに散歩・・・と思ったらだんだん雲行きが怪しくなってきた。そして、チビ太が一言。
「お父さん。すごくウンチしたい。我慢できそうにない。」

非常事態です!



頂上まであと20分くらいのところですが、背に腹は代えられぬ、分岐を下に、仙丈小屋を目指します。小走りしていくとすぐに小屋が見えてきてホッ。


トイレから出てきたら、山頂はご覧の通りの霧の中。

実は小屋の予約をしていたのですが、翌日は朝から雨だというし(雨の中標高2800からの下山はいやだ)、ここから山頂往復してできないことは全くないが果たして視界ゼロの山頂にどれだけの意味があるのだろうか。

頂上アタックするべきか悩んでいたところ、小屋の親父さんがチビ太に『坊や、頑張ったね。でも山では撤退する勇気も必要なんだよ。』と声をかけました。
その後、『てったい♪』『たいきゃく♪』と歌いながら下山。


山頂は完全に帽子に覆われてしまいました。


いざ下りが始まると現金なものですぐに元気になる五歳児。馬の背ヒュッテに到着。ここで日本一おいしいカップヌードル(500円)をペロリ。


ダケカンバの幹が水平に伸びている様は、冬場の豪雪の重さを表します。


馬の背から五合目からの登山道。紅葉が始まっていました。


薮沢小屋手前の滝




苔むして静かで平和な森の小道



朝の6時半から、延々とあるいて3時に北沢峠に帰還。
「俺、もう疲れ果てちゃったよ~」
「缶の蓋、開ける元気ないよ~!」
最近「俺」を使うようになりましたw



正確には頂上踏んでいないけど、百名山バッジもらっちゃった!


登山の後にはお腹の肉食恐竜が暴れますよね。お約束のこの店へ。
5時25分に到着、開店は5時半からでした。



肉食w いつ来てもここのカツのボリュームはすさまじい。
チビ太がソース苦手か不安だったので、無理をいってハーフ&ハーフにしてもらいました。結局最後はソースつけましたけどね。
肉食恐竜も大喜び。



夜は諏訪温泉に泊まっちゃいました。最近はインターネットで個々に宿を調べるのが面倒なので、温泉の旅館案内所に丸投げすることを覚えました。硫黄の匂いがしていいお湯でした。



合計時間: 8時間27分
合計距離: 10.37km
最高点の標高: 2932m
累積標高(上り): 1193m
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チビ登山第52座は常念岳 北アルでびゅー!

2016年08月14日 | 登山




五歳児と山篭る(子守る)夏休み。お題は父子初の北アルプス、目指すは常念乗越(のっこし)からの槍ヶ岳の眺望。

前日、第51座として、今までの百名山としては最弱の美ヶ原を秒速で攻略


浅間温泉でちゃっぷりんこしてからの一の沢駐車場に9時到着。


そこから車中泊(イメージ)。


二人で車内で寝っ転がると、プリウスのリアハッチのガラス、ちょうど頭上に満天の星空と天の川、流れ星が!(イメージ)


星空を眺めながら寝るという贅沢をしながら翌朝4時前就寝。

翌朝、標高1189m地点からスタート。ウォルター・ウェストンも使ったとされる一の沢ルート。勾配が急、大きな石が多い、眺望は樹林帯が多くあまり望めない、稜線に出るのが最後の1%というなかなか精神的にきついコース。唯一の救いは「水筒いらず」と言われるほど水場に恵まれているということ。それもそのはず、全行程の大半は沢沿いを遡上するルートで、常に川のせせらぎを聞きながらの行程となります。

一の沢まで駐車場が二つあります。こっちが正解。私はもう一つ下に停めました。


登山口まで無駄に110m登ります。これ大事ね。


登山口でガイドさんとの待ち合わせごっこをして楽しむ。






山の神神社にお参り。


丸太橋がたくさんありました。


余裕を見せつけています。


川を渡る際、よく考えずに片足をずぼり。靴下がびしょぬれになって、泣いちゃいました。


痛恨のミス。


靴下を履き替えて、再出発。


沢の水が冷たそうだな~さわっちゃおう!


ちめた~~い!


登山道自体が沢になっている区間がとても長い。ひんやりして助かるわ。


丸太橋地点でおかあさんに持たされたチーズパンをほおばる。


涼しくて、気持ちいいね~。


ストックをライトセーバーがわりにふざけながら登る。


前方に、乗越が見えてきました。まだまだ遠い。水場を離れると夏の日差しが暑い。


王滝ベンチの前後、胸付八丁までの区間が一番我慢を強いられる所。とにかく励まして進めました。幸いぶーたれることもなく楽しく標高を上げて行きます。

沢に戻るとひんやり。


王滝から胸突き八丁までは我慢の区間。途中で3歳を背負ったお父さん、おかあさん、7歳のお兄ちゃんに会いました。
パパおつかれ!



高山ハイキングの鉄板メニュー、気圧によって倍増するポテチ。この後2700m地点で破裂し、チビ太再び涙す。


胸突き八丁からは急坂が更に激坂になります。


急坂?おれクライマーだし。すいすいすーだもんね!


最後の水場が近づいてきました。長い間一緒に歩いてきた沢ともここでバイバイ。


おいしいお水、頂きまーす。


段々目指す鞍部が迫ってきた予感。でもまだまだ先は長そうだ。


最後の1kmは細かくベンチがあるので助かります。


そして・・・
槍だ!!!!


最後、一気に展望がひらけて鞍部へ!そこには言葉を失う絶景が待っていました。よく頑張った。




常念小屋、食堂を覗くとベランダがあるじゃありませんか。みんな幸せそうにビール飲んでいたので、さっそく我々も。ソフトクリームと生ジョッキで乾杯だ。


チビ太君、顔は笑っていますが頭に角が生えていますよ!?


今年の夏休みはスイス旅行だっけ?


槍カッケー!




昼食はカレーとラーメンをぺロりんこ。


常念乗越(のっこし)からの展望。


初めて見ました!山の下から吹き上げてくる雲が鞍部を乗り越えていきます。


夕食はハンバーグ。食欲は言わずもがな。明日の元気の為にたくさん食べます。


おなかも一杯になったので、外にでておもちゃを広げて遊ぶことにしました。


みんなが夕陽に見とれているのをよそに、肉食vs草食の戦いが始まりました。ちょっと恥ずかしい。


白亜紀の太古の太陽が、槍ヶ岳に沈んでいきます。


今日は、ガスがかかりやすいこの時期にしては珍しく良い天気とのことでした。陽が沈むとやるとこないので、消灯時間の8時前に就寝。


翌日は4時前にチビ太をたたき起こし、朝食前の朝練ということで常念岳の頂上を目指しあと400mほど登ります。最初は眠気と寒さに泣きごとを言っていたのですが、大した登りじゃないと嘘をつき、その上おもちゃで釣りました(白状)。

ご来光を見に、だだをこねる五歳児をなだめすかしてヘッドライトをつけて出発です。


頂上まではすぐ着くと嘘をついて外に連れ出しました。朝食は食べずに、朝食時間が終わる8時前に往復できるかな?


45度近い急斜面。岩が多く足場が不安定で5歳児にはきびしいコースです。登りも下りも。一瞬暗くて道を外れたときはひやっとしました


どんどんあがる高度感。強風が吹いているので結構寒い。穂高が近づいてきた。


小屋から頂上までは急峻で大きな石が転がりかなりデンジャラス。写真を見ても傾斜が45度なのがようわかります。小屋から見上げると屹立して見える頂上も、実は偽ピークでまだまだ奥がありました。



分岐地点から更に先を行くと岩場の影に子連れの雷鳥が!






2000m以上でしか見られない、貴重な体験をしました。本当に警戒心薄いですね。日本国内での生存は約3000羽、北アルプスでは2000羽だそうです。そのうちの3羽、貴重ですね。

この後高度感のある岩場をよじのぼってたどり着いた頂上は、「これぞ高山の頂上」というべき、畳一畳スペースの上に祠が立ち、360度の大パノラマが眼下に広がるすばらしいものでした。一度これを経験してしまうと、病みつきになりますね。





見渡す限りの展望、穂高連峰に見惚れてしまいました。風が爆風で少し寒かったですが、二人とも大満足。名残惜しく山頂を後にしました。

大天井岳、燕へと続く北アルプス表銀座。


蝶が岳へと道は続く。


下りは急斜面の岩場で登り以上に難儀。結局往復2時間半はかかってしまったか。



山荘の朝食最終8時10分前に食堂に滑りこみました。

下山は想像通りの長丁場、5歳児は高い段差を降りる筋力がないので、高い段差は努めて抱きかかえて降りるようにします。チビ太も高い段差のたび「だっこ~」と楽しみにしていました。トータルで200回はだっこしたかな、なかなかのトレーニングです。

あれほど喘ぎ苦しんんだ胸突き八丁への道も下りはあっという間に通過。


段々ダンスの切れが鈍くなってきた。


水場が多くて気持ちいいねぇ。


そして、ゴール!一の沢登山口でタクシー待ちの登山客とドヤ顔で歓談するチビ太をおいて、父は駐車場まで1kmダッシュでした。


8時半に小屋をでて、到着は12時半ですから普通のハイカーと同じくらいのペースでは下れました。健脚向けのロングコースでしたが、大分忍耐力が付いてきた。

前回の北岳も同様の距離、標高差でしたが、今回は二日で完遂。えらいえらい。金メダルだと褒めてあげたい。


下山後、安曇野のまちから西を見上げて空高くそびえるピラミダルな常念の山容をみて、数時間前頂きを踏んでいたのがいささか信じられない、そんな山旅でした。

まる。
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五歳児と行くチビ登山 記念すべき第50座は北岳! 高山植物編

2016年08月04日 | 登山

↑タカネビランジ


↑ミヤマシシウド


↑ミヤマハナシノブ


↑トリアシショウマ


↑イワオトギリ



↑クガイソウ


↑チシマギキョウ


↑ミネウスユキソウ
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五歳児と行くチビ登山 記念すべき第50座は北岳! Day 3 北岳山荘~広河原 恐怖のトラバース

2016年08月03日 | 登山
父子『こりゃママに怒られるなぁ~!』


目次
Day 1 広河原~白根御池小屋
Day 2 白根御池小屋~北岳山荘
Day 3 北岳山荘~広河原 恐怖のトラバース

++++++++++++++++++++

最終日。天気予報は好転し、部屋から朝焼けを迎えられた。


すっかり山ヤとなった5歳児


スタートは5時半。名残惜しいぞ北岳。今度来るときは間ノ岳も一緒に料理しよう。

西にはおばあちゃんの生まれた伊那谷と、仙丈ケ岳


北には北岳くん!


東には東くんと富士山!


南には日本三位!間ノ岳!


下山時間の短縮のため、北岳頂上を経由せず、トラバース道を選択するため八本歯のコルへ。これがまたすごい道でした・・・

お散歩開始。最初はヨイヨイ。



このサイトによると、「高度感は写真ほどない」とのことでした。くっそ~騙された。

山小屋前でバイバイした夫婦が、ずっと遠くになって手を振ってくれました。


月曜日の朝、みなさんは一週間のお仕事の始まり、ママは通勤電車の中かな。


いきなりキター!梯子道。


踏み外すと下は標高差1000mです。恐怖。


こらー!下を覗くんじゃない!(llllll゚Д゚)

手を手すりから話すなよ~(ノД\lll)コワイヨー

手を離すな~!!!

とはいえ、写真はしっかり撮るダメ保護者。絶対そこを動くな!と厳命してパシャリ。

すごい写真、すごい高度感。

最初紐つけてたんですけど、逆に紐に足を引っ掻けて転ぶ危険があると判断して途中から紐なしで歩きました。もっと専用の長いロープが必要ですね。

北岳に来て槍ヶ岳や穂高の練習ができるとは・・・



八本歯のコルの本道に合流すると、一息安心できます。切り立った崖からは離れました。



八本歯のコル


この後は長い長い長い梯子区間

5歳児には大人用の梯子の間隔が広いので前を向いて降りることはできません。結果このように後ろ向きで降りるので予定よりもだいぶ下山時間がかかってしまいました。



ここからゴールまで3時間、と書いてありますが休憩入れて4時間半かかりました。チビ登山、登りは大人並みで登れますが下りの急こう配が苦手です。

梯子区間が終わると、雪渓が見えてきました。氷河の削った地形を下っていきます。


振り返ると、『ばっとれす』が!すごい威容だ。


『ばっとれす』から冷たい水が流れています。





つめたっ><!


それにしても長い長い長い急斜面の下り、直射日光も厳しくチビ太だんだんへばってきました。雪渓の前に来たこのときが一番ご機嫌斜めでした。


二俣を過ぎ、たっぷり休憩をとって日差しもかげってくるとこの通りご機嫌もどってきました。


疲れてきているので、急な段差は抱っこして降ろすことにしました。そのあとは段差が来るたびに「リフト」してよ~とおねだりするように。

鉄パイプの橋が二か所あります。ここから広河原のゴールまで2時間。気温が上がって来たので休憩大目で。


二つ目の川で、我慢できなくなって三日ぶりのシャンプー!


そして歩いて歩いて6時間半、やっと広河原にダッシュでゴール!


帰還を祝うダンスも疲労によりキレが悪いですが、それもまたよし。


本当にがんばりました!三日前に通ったつり橋を渡って広河原のバス乗り場に戻ると、その瞬間雷と共に雨が降ってきました。


バスにゆられてゲリラ豪雨による冠水だらけの甲府駅にもどり、特急あずさで帰宅。


自宅では北岳初登頂の報に沸き立つじーじとばーばが焼肉で祝勝会を準備していました!


+++++++++



出発時刻/高度: 13:11 / 1522m
到着時刻/高度: 12:31 / 1525m
合計時間: 47時間20分
合計距離: 14.58km
最高点の標高: 3153m
最低点の標高: 1520m
累積標高(上り): 1955m
累積標高(下り): 1952m
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五歳児と行くチビ登山 記念すべき第50座は北岳! Day 2 白根御池小屋~北岳山荘

2016年08月03日 | 登山
頂上とったど~!


目次
Day 1 広河原~白根御池小屋
Day 2 白根御池小屋~北岳山荘
Day 3 北岳山荘~広河原 恐怖のトラバース

朝4時。玄関を出て頭上を仰ぐと満天の星、星、星。

一条の流れ星があちら、こちらを走り、空の真ん中を天の川銀河が貫いていました。さっそく部屋にもどってチビ太をおこします。

念願だった満天の星空を見せてやることができました。大満足。


イメージ


鳳凰三山の向こうの空が白んできました。



そして北岳バットレスを照らすモルゲンローテ。これにも歓声が上がりました。



宿の出発は5時。草すべりコースの方が右俣コースより斜度がきつく大変だそうですが、結局獲得する高度は同じ、所要時間が短いのであれば、きつい方で登っちゃいましょうということで分岐を右に、草すべりコースへ。

草すべりコース


急坂ですが、5歳児の軽量が最もいかせる部分でもある。急斜面なら大人並みのペースで行軍可能。


結果的にはお花畑満開で、簡単に書いてしまうほどやさしいコースではなく、歩いているときは大変つらかったですが、早朝の透き通る空気、朝の匂い、満開のお花畑、突き抜ける空の青、とにかく気持ちよすぎて「きれいだね」「すごいね」と会話をしていると辛さも忘れることができました。

鳳凰三山からのご来光




お花満開の険しい樹林帯をぬけると、前方がひらけて北岳東壁のバットレスが目の前に!



草すべり


『北岳カッケ~!』



この後しばらく歩みを進め、大樺沢二俣の分岐から登ってくる右俣コースと合流、しばらく登ってこの先の道が切れるところまで歩くと稜線沿いに出ます。

この先の道が終わっている所が、稜線です。



歩みを進めながら・・・
『まこちゃん、頑張ったね』
『できるとは思っていたけど、大変な登りをよく耐えたね。』
『五歳で北岳、本当にすごいことなんだよ!』
チビ太に声をかけていると、突然万感胸に迫るものがあり、そして自らの足の疲労度とこの五歳児のあんよが達成した偉業の意味を考え、涙が止まらなくなりました。


涙腺崩壊w(自走日本海の途中に涙腺崩壊以来です。)


すぐさまサングラスで涙を隠しましたが、「おとうさん、なんで泣いちゃったの?」とバレテしまいました。

そのあと、体裁を整え、期待に胸を高鳴らせ歩んでいくと・・・・

稜線だ~!!!

仙丈が岳!


甲斐駒ケ岳!


鳳凰三山!富士山!


なんという光景でしょう。

仙丈君ヤッホー


じつは保育園の同級生に「せんじょう君」がいるので、仙丈ケ岳にむかってヤッホーするのが夢だったのです。

チビ登山50回記念のダンスは仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳を従えて!

豪華なバックダンサーを脇に謎のポーズwww

さぁ、ここから3193mの頂きを目指して稜線歩きです。

最高の天気、テンションマックスでお散歩開始。





行き交うハイカーもみんな笑顔で、チビ太もたくさん挨拶し、たくさん褒められて上機嫌になっていました。
そりゃそうだ、こんな小さな子が突然出没して応援したらそりゃ褒めちゃうよね。

岩場ジャングルジム



標高3000メートルのお散歩♪



ほどなくして北岳肩の小屋に到着。



ここから頂上まで標高差約200mですが、岩場が多く、高度感が半端ないので、なかなかスリリングな登攀コースです。ゆっくり、ゆっくり味わいながら登っていきます

永遠に続いてほしい、この時間。



チビ太『すごい高度感ですね~』



チビ太『じぞうだけの手のひらが見えますね~』



そして、とうとう・・・
見えた~!☆☆☆


五歳児北岳の山頂を踏む


山頂三角点にタッチ♪


カメラを回している自分が忘れていました。三角点のことを。

頂上から見ると、富士山のほうが標高低いのではないかと錯覚します。



富士山、いかがですか~

断崖から下を見やると…



今日のスタート地点が見えました!標高差957m下にある白根御池小屋。よく登ったなぁ。


山頂を後にして、北岳山荘に向かいます。間ノ岳に連なる稜線が見え、そのあと今日の目的地である北岳山荘の赤い屋根が見えてきました。


山荘の前に「本日混雑につき一人分の布団に三人となります」の張り紙が。
恐怖におののきます。翌日平日の月曜なのに・・・(ちなみに前日の土曜夜は本当に一人分の布団に三人だったそうです)
結論からいうと翌日の天候予報もあり、6時には一人の布団に一人とのお達しがあり同部屋一同胸をなでおろしました。
山荘の混雑は北岳登山で一番危惧しなければならない要因ですね。

さて、チェックインしましょ



パパ『チビ太のお仕事って何?保育園児?』
チビ太『山岳ガイドだから、お山登りじゃない?』



疲労困憊のはずですが、山小屋大好きなので到着と同時におおはしゃぎ。


窓から富士山が見えるよ~



北岳にかんぱ~い♪


天上のテラスにて、二人でならんでいい気持ち



北岳君にもりんごジュースを分けてあげよう



お昼ご飯はチビ太人生初カップヌードル。瞬殺でした。



晩御飯は肉じゃがに味噌さば。美味しかった。おかわりをして、8時前には夢の中です。



夜半には山頂はガスに覆われていました。明日の天気は大丈夫かな・・・

最終日へ続く
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五歳児と行くチビ登山 記念すべき第50座は北岳! Day 1 広河原~白根御池小屋

2016年08月03日 | 登山


標高日本第二位、南アルプスの盟主。
記念すべき第50座記念はここにしてやろうとずっと思ってました。
毎朝神社仏閣へのお参りも『北岳へお父さんと登れますように』

事前の練習もばっちり。日本第二位の雄峰はきつく、ながく、そして美しかった!
夜の天の川銀河も見せてやることもできました。よかったなぁ~
これ以上のない日本アルプス3000m級デビュー戦となりました。

そんな三日間の記憶

目次
Day 1 広河原~白根御池小屋
Day 2 白根御池小屋~北岳山荘
Day 3 北岳山荘~広河原 恐怖のトラバース

2歳の秋から始めたチビ登山。最初は近所の低山から始まり、背中にかついで中級山岳へとステップアップ。4歳になると担ぎ半分、歩き半分で雲取山に行きました。
背負子を卒業したのが4歳になった秋。それからの成長は早く、大山、雲取山、大菩薩峠、丹沢表尾根縦走、丹沢山往復と順調にステップアップ。

よく自宅で見せている『BS日本百名山』は槍ヶ岳北岳の回が大のお気に入り。


何度も何度も見て、セリフを全部暗記して、(山岳ガイドの清水さんと)いつか北岳に登りたいな、というチビ太。

清水さん


5歳で北岳に登ったという話はチラホラ聞くので、不可能ではない。というわけで、「れんしゅう」と称し北岳に必要な一日6時間を歩き続ける持久力をここ半年で徐々につけてまいりました。

保育園の往復で梯子を見つけて登ったりもしたな(笑)

決行は八月第二週夏休みの予定でしたが、今週大仕事が一区切りついたので、リフレッシュ目的で月曜日有給をプラスし、夏休み前倒し2泊で行ってきました。2泊で行くと、土曜日朝ゆっくり自宅を出ることができてよい。自宅を8時10分くらいに出発。甲府駅11時発広河原行きのバスを目指します。この時間帯ですとバスも大混雑ではなく、座っていくことができました。

夜叉神峠を経て、13時少し前に広河原に到着。テンションをあげてスタート!

まずはテレビでよくみた10mのつり橋を渡って歩きはじめます。

野呂川にかかる橋


今日は登山道の約三分の一地点にある、白根御池小屋を目指します。この山荘は非常に清潔で広く、水に恵まれた場所にあり今まで訪れた山小屋のなかでもトップクラスの快適さ。北岳登山は広河原から一気に肩の小屋を目指すパターンがポピュラーですが、二泊できるのであればここをベースにするのが快適ですね。

広河原山荘を過ぎ、序盤はニコニコです^^

途中で南アルプス天然水をさっそく頂きます。

分岐を右に、広河原から3時間ほどで小屋に到着予定のコースです。

樹林帯の中の急こう配を進んでいきます。3時間だと楽ちんだね~♪といえるほど成長した頼もしい三歳児。

小屋までの道半ば、前方からどこかで見たことのある少年が降りてきました。


隼人パイセン『あれ?ニャロさん?チビ太君?
・・・自転車仲間の小野さんのご子息、隼人パイセンです。数年前は少年用ロードバイクに乗って朝練でもいっしょしましたよね。今日は変態両親と一緒に間ノ岳~北岳ルートの帰りだったそうです。前日から北岳に入山していたのは知っていますが、三つあるルートの中で、ここというポイントですれ違えたのはやっぱり偶然ですね。

小野さん『さっき草滑りコースで林道さんや鮎ママにも会ったよ~。20㎏の荷物をかついで鮎ママ死んでたw』
・・・自転車仲間がなぜか北岳に散らばっている不思議。

ちなみに隼人パイセンの北岳初登山も、6年前の5歳の時だったそうです。大先輩ですな。

変態大集合!


白根御池小屋までは急斜面が続きます。というか北岳はどこへ行っても急斜面。

樹林帯の中の根っこだらけ地帯を越え、やや平坦がはじまってしばらくすると白根御池小屋が見えてきました!

小屋の前のテラスで先着のお客さんが生ビールジョッキを飲んでいて、すごくいい雰囲気。

初日終了!お疲れ様~


テントのお花畑の中で、ソフトクリーム片手に喜びのダンス。



とても清潔感あふれる山荘でした。雪崩による倒壊を防ぐため、頑丈に作ってあるらしい。

庭でくつろいでいると、遥か上の方に山頂が!あまりの高度差にクラクラします。あれを明日登るのか~



夏休み中の週末ということで、小屋は大盛況、今日は一つの布団に二人でした。こちらはいつも自宅で仲良く添い寝しているので問題なし。

夕食は4時半!


夕食はこんなにきれいで、具沢山でおいしい。

山小屋の食堂では大人のみなさんにいじられていましたねぇ

ちょっと大人向けの装いでしたので、チビ太にはすこし物足りなかったようですが。


パジャマに着替えさせて、歯ブラシ、お薬、水タオルで体をふいて消灯時間の8時前にすやすや寝てしまいました。


翌日は早く出発の予定でしたので、朝食は予約せず弁当を代わりに頼んでおきました。

おやすみなさい・・・

二日目へ
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チビ登山第49座目:しゃぶしゃぶ食いたさに丹沢山往復!?

2016年07月19日 | 登山

百名山五座目だよ。けっけっけ。


折り重なる雲海からひょっこり頭を出した富士山、そしてカシスオレンジ色の空をバックに赤く燃える蛭が岳。


道すがら大人たちに
『僕凄いね~何歳?』と聞かれるので、
『ぼく5歳で年中さん。お父さんは中年だよ♪』と答えさせときました。

二日間の記録:
距離 19km
上昇 1640m
経過時間 10時間40分
父子のバカ話・・・10時間

++++++++

海の日の三連休、以前から決めていた夏の家出計画第一弾を実行に移しました。
山小屋宿泊となれば、かなり余裕をもって日程を立てられますが、梅雨明け前のあいにくの空模様。山梨方面も考えましたが、結局天気予報が一番ましだった丹沢方面、それならば前回止まった尊仏山荘の先、丹沢山まで足を延ばしましょう、ということで目的地をみやま山荘にロックオン。

みやま山荘、検索するとごはんがとても美味しいらしいです。そして新築故に清潔。これはチビ太喜びそうだ。

大倉山の家に車をとめて、8:25にスタート。晴れの天気予報ですが、ガスってます。なーも見えません。


見晴小屋の裏から始まりましたバカちん尾根フルコース。


前回の表尾根縦走時の下山でバカちんのきつさは身にしみてわかっているようです。鼻歌うたいながら(気をそらしつつ)登って行きます。

バカ尾根、上にいけばいくほど下をうつむいて苦しみながら登ってゆくハイカーが増えます。
そんななか、大変ではあったでしょうがチビ太はずっと歌を歌いながら登っていました。疲れを感じる神経が遮断されているのでしょうか?


『あっ!らくちん道だね』
急こう配ではありますが、整備された階段はまだ歩きやすい。


『文句はバカちん尾根に言ってくれ』


登っているときよりも、二日目下っている時にきつさを改めて思い知るバカちん尾根。


みんな無言になってました。そんななかジャングルジム感覚で登ってゆく。


疲れてくると、何か遊びを考え付きます。『お父さんの尻尾につかまって、楽ちんち~ん♪』


ちょっと不満だらけの顔をつくってもらいました。
バカ尾根は、二段構えになっていて、特に堀山の家を過ぎてから花立山荘までの後半がきついですよね。


感じとしては、小雲取山直下の急登を延々とループ再生する感じ!?
あれ?ここさっき登らなかったっけ?とデジャウ感がすごい。


いや、もう、やめてw


花立山荘にて絶景。
なーも見えませんわな。
かき氷に救われました。
かき氷は夏登山の醍醐味ですね!


スカイツリーがよく見えるね(棒)
そして1490mの頂きに到着。対して感動するわけでもなく、景色ないのでなめこ汁飲んで即去りw


まだまだ、終わらんのだよ!
あと1時間半かけて丹沢山を目指します。


これ、何ですか?


痩せ尾根を見るとテンションアップ!


ひったかと読むらしい。
塔ノ岳までは銀座らしく大勢の登山客がいたのですが、丹沢山に行く道をひっそりと静かなハイキングとなりました。

と、ここで遠方から襖をガラガラ・・・とあける音が。

雷だ


チビ太一気に怖気づきます。
不安なのがすぐに伝わってきました。
結局ポツポツは来るものの、単に雲の中に入っているだけで本降りになることはありませんでした。


おへそ隠して~!


晴れれば気分のよい稜線でしょう。
何も見えません(笑)


これはなんですか?

この後、晴れれば東尾根の眺望が見事な(筈)龍が馬場で小休止し、14:17に丹沢山に到着!
歩行時間は5時間14分、休憩込で6時間18分でした。


山ビルくんの温かいお迎えがありました。

晩御飯の時間まで3時間も余っています。山頂では携帯の電波も入らないし、暇。ヒマ。HIMA。
チビ太と遊ぶことにしました。


みやま山荘に着きました~♡
縦横無尽に遊んでいいんだよ~!



心おきなく遊べ~!


二階を探検!


この日は8人くらいだったかな?空いてました。


山小屋ってなんでこんなに子供をウキウキさせるのでしょうかね?


この後遊び疲れて、2時間ほど昼寝してました。


この日下界は35度オーバーを記録したとか。


昼寝から覚めると、雲のとばりがあけて奇跡的に晴れ間がさしました。


昼寝からさめてまたしても元気印100%が復活
しかしここでサンダルは危険です。ヒル献血は簡単にできます。

しばらく山頂で放牧していたら山荘の中から助けを求める声が!
『チビさんおもらししちゃいました~!』
どうやらトイレのまえで池を作ってしまった様子。さすがに歩き疲れて、おしっこを我慢する筋力がなかったのだろうな。
ごめんね。気が付いてあげられなくて。

この後床雑巾かけをして、『もうパンツの代えないぞ。』としっかり脅しておきました。

さて、夕食は6時から。二人とも餓死寸前で食堂に入ります。
今日は冷しゃぶしゃぶ定食!


みやま山荘の夕食は山小屋のクオリティを超越していますね。うますぎる。


女子大生並みの食欲。
当然ながらおかわりしました。


雲の海からひょっこり顔をみせた富士山にうっとり


見あきないね


幻想的だ~!


しゅご~


これだけ登れば北岳も行けるよね?


蛭が岳の山頂が見えました。小屋の屋根も。

『蛭が岳かっけー!』とチビ太。
稜線の上にうかぶ小屋のシルエット。ここは丹沢最深部。最も近い登山口からでも6時間、年中さんには8時間コースだ・・・(ヾノ・∀・`)ムリムリ
大きくなったらいつか行ってやると舌なめずりしたのでした。











夕陽ショーを堪能したら、消灯(8時半)です。星空は雲に覆われていたので、8時には寝てしまいました。ちなみにAUは入らないっす。


翌朝は6時前に出発。


またしても晴れ間が!
二日目も雲海だと思っていたので、二人完全にテンアゲ。


この辺りで奇跡的にAUの電波を受信したので、LINEで横浜のママに電話。
寝てましたwww


昨日雲の中だった道


晴れるとこんなにきれいな稜線だったのね


『見て見て~!』


ユーシン渓谷、かなぁ?


これ、何ですか?


岩場、鎖場は『やりがたけのれんしゅうだよ!』だそうです。




そして7時前に無人の塔ノ岳山頂に到着!
山頂には主の猫一匹、後は朝の掃除機の音がするだけでした。
二倍に増量されたポテチを嬉々としてたいらげる。




再びかき氷を食べてお腹いっぱい。
ここからは長い長い下りですが、山小屋宿泊なので体力の心配はない。


下って・・・


下って・・・


寄り道して・・・


それでもやはり大倉の下りは長い。降りてきたころにはすっかり疲れておりました。しかも暑いし。


というわけで、最後は二人とも裸になっちゃいました。

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雨降ってもやりますチビ登山 第48座は雨降山、またの名を大山

2016年06月25日 | 登山

今日の晩ご飯は鹿の刺身ね~♪

土曜日の天気予報は9時まで雨、それからは曇りのち晴れ。
予報を信じて丹沢へ行って参りました。予報に合わせて少し朝寝坊して、伊勢原駅に9時に到着。


本当は土曜日の朝は朝寝坊の予定だったんですが、親子ともいつもの5時台に起きてしまいました。しょうがないw雨が降っても登れる山に行きますか。

あれ、この季節の雨上がりの丹沢はヒルが多いのでは?
『ヒルの忌避剤、せっかく買ったので使いきらなくては...』


大山ケーブル駅に向かうバスのなかで雨が降ってきてテンション下げる。女坂も歩いて登ろうと考えていたが、一気になえてケーブルカーに乗ることに。この決断は正解でした。


先週の塔ノ岳でスパルタしてしまったので、今日はゆるふわチビ登山だよね。(といっても獲得標高は700m越えますけど)


準備体操をしっかりして、出発~♪


ヒルさんに献血しなくて済みますように!


自分の腰くらいの段差をエイエイと登って行きます。実はスタート地点で若い男子5人衆とこちらは下社ルート、あちらは見晴台ルートでわかれて同時に出発したのですが、頂上でお昼ご飯を食べているときに若い衆は登って参りました。

チビッ子は軽いから急斜面強いんです。


コースタイム通りに夫婦杉、天狗岩、富士見茶屋、追分を通過。

地面に目をこらしますが山ビルはいませんでした。


雨予報の日なので、すれ違うハイカーは皆無。静かな登山を楽しみます。チビ登山でマイペースでゆっくり登れると、子供の体力的に非常に助かります。かなりのマイペースで刻みました。

静かなので、途中からスマホでチビ太リクエストの音楽をBGMに流しながら登りました。リクエストは・・・
『パガニーニとチャイコフスキーのバイオリン』

途中から蝉しぐれがうるさくなったので、蝉の鳴き声鑑賞に切り替えましたが。


蛍?


臭いので刺激するなと言っておきました。

結局山ビルの襲撃が怖いので立ち止まっての休憩をあまりせず、小休憩一回のコースタイム通りの90分で山頂下へ。


『今日は楽チンですね~』

いや、そんなわけない。大山は初心者と中級者の間の山のはずだ。
結構きつい山のはずなのだが・・・


頂上は期待通りの雲海。よい景色を眺めながらおいしい昼食タイムでした。
おうちが見えそうだったので、ママに電話。AUは圏外でした。

下山は迷いましたが見晴台ルートへ。


途中で鹿に出会った後、ぱっと森がひらけました。


ベンチが見えますね。あそこまで頑張りましょう。
この後チビ太トレラン開始。脱兎の勢いで駆け下りて行きました。


見晴台から振り返ると家からも見えるおむすびのシルエットをした大山が見えます。


これは2013年10月のチビ登山第3座の時のもの。成長しましたねぇ。


撮影:チビ太


途中でヘビを見つけた時は、怯えて抱きついてきました。(カワイイ)


お疲れ様でした。コースタイム通りで帰還。元気いっぱい。




夕食は大人一人前でした。4歳児なめんな。



5.8km
3:53:36
上昇高度 708m
コメント (4)
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