ぽっちゃり若旦那 ~MS戦記~

ガンプラ始めました。

第四話 新たなる希望 A new hope(YOMEの覚醒?)

2007-11-07 01:41:49 | Weblog

ずいぶんと久しぶりに書かせていただきます。11月3日にYOMEとロングツーリングに行ったお話しをさせていただきます。ニャロメ先生や作蔵氏やDr.ニョホホ氏達よりすでに掲載ずみですが、面倒くさがりの自分にとって、ブログみたいなものは強引に書かないと一生進まないので、書きます。

↓カタパルト発進前の2台のモビルスーツYOMEはノーマルスーツに着替えの最中(車の前の写真だけど自走だよ、インチキしてないよ)

 

目的地は鶴見から約50キロ先のヤビツ峠、もちろんYOMEは行く前から『わたしに登れるかしら?不安だわ・・・』と悩んでいる様子でした。しかし、ドS旦那としては『大丈夫だよ!女でヒルクライムなんてかっこいいじゃん!あんまりいないよ!』などと言い、レアな存在で先進的である事はカッコいい的な言いまわしで、おだてました。どうにかこうにか、言いくるめ、決心したYOMEと当日を向かえ、いざ!ヤビツへ向かう事になりました。ムフフ・・・。これからが楽しみ^^
ルートは1号線→16号→厚木街道→246→ヤビツ峠→頂上→帰路の予定でした。
1号線から16号までは順調に厚木街道に入り二俣川を越えた辺りから、『ちょっと疲れた、ヤビツまでモタナイかも。』とボヤキ始めました。(ヤバイここで根を上げられては困る、ここはなんとか言う事聞かないと)『大丈夫?ちょっと休もうか?』とコンビニで休んで何とかごまかします。ここから246まで(20キロくらい)結構アップダウンが続きます。『ねぇ、あとどれくらい?』の愚問が続きます。そのたびに『あとちょっとだよ』といい、ごまかします。なんとか246に出ました。ここでも愚問は続きます。『ねぇ、あとどれくらい?』と問われます。『ちょっとだよ』と・・・。延々この会話が続きますので後は省略、そうしてなんとか246で伊勢原をすぎ、ヤビツ近くまで来ました。この辺になるとボディーブローを打たれるような長い登りが続きます。この辺まで来るとさすがにYOMEも喋らなくなってきました。

↑ようやくヤビツ入り口の看板です。(汗でカメラのレンズが曇ってしまいました。)
ヤビツ峠の頂上までは246の入り口から11キロです。
今回のヤビツ登頂は2回目で、おにゅーのホイール(MAVIC R-SYS)の性能テストが本来の目的でした。ここまで来るのもかなり楽でした^^ですが・・・。YOMEの姿を見ると息も絶え絶え、ゼーハーゼーハー、『足痛い~、足痛い~』をリピートしてます。『せっかくここまで来たんだから、大丈夫だよ。がんばろう!』とごまかしごまかし、登頂を始めましたが、嫁の姿は遥か後方、そのこぎっぷりはまるで、ヤッターマンにやっつけられたドロンジョー一見です(エッホー、エッホーとあの掛け声が聞こえてきそうです。)
そうして、ヤビツの最大の難関↓

246から4キロ地点でYOMEの力は尽き果てました・・・。
『もう、無理、気持ち悪い・・・。帰れないかも・・・。車で迎えに来て・・・。』と、この姿、写真に撮っておきたい気持ちを抑え、しばらく休み『無理なら帰ろう』と伝えYOMEが下山しようと下りはじめると・・・。「ガシャン」と落車です。YOMEがその場で泣き始めました。『やべー!写真とりてー!』という衝動を抑えながら『大丈夫?』と慰め二人で下山を始めました。「そういえば、ニャロメ先生のブログでヤビツ来るって書いてあったな?ゆっくり走ればすれ違って、このエキサイティングなシチュエーションを伝える事ができる!」と思っている矢先にゆっくり登ってくる見覚えのある3人組が見えました^^(ニョホホ、ニャロメ、さくぞう)の3バカトリオです。手を振ると向こうも気づきました!そこで新たな異様な光景が・・・。
私を含め4人が一斉に腰に手を回しSWAT並みの速さで腰の銃を抜き取るが如く、ほぼ同時にデジカメを取り出し、ここぞとばかりに写真をみんなでお互いに一斉に撮り始めました。LAのギャングの打ち合いか?パパラッチの写真の撮りあいか?林家ペーか?くらいの勢いで写真の撮り合いです。

そうです。みな様ブログの記事に載せる写真の撮り合いだったのです。

と色々な出来事があり帰路も6回くらい休憩をとりながら、帰宅しました。
こうして、色々ありながら約110キロのYOMEのロングライドが幕を下ろしました。ですが、また、ヤビツの表をリベンジしたいといっております。
次回へ続く!