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『みんなの塾』

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時は金なり。金は時買えぬ。「一寸光陰一寸金、寸金難買寸光陰。」

『弟子規』日本語解説(87)

2018年11月27日 | 『弟子規』日本語解説
但力行 不學文 任己見 昧理真
dàn lì xíng bù xué wén rèn jǐ jiàn mèilǐzhēn
【解説】如果只是賣力去做,卻不肯學習以提升自己的智慧,就會固執於自己的見解,而無法正確判斷事物的真偽,理解真正的道理。這也是不對的。
【和訳】ただ盲目的(もうもくてき)に物事を頑張ってやるだけで、上を目指して学問を学ばなければ、自分の見解に固執(こしつ)して、正確に物事を判断できず、正しい道理は理解できなくなってしまいます。
●簡単解説:
★『朱子治家格言』に「子孫雖愚。経書不可不読」(子孫愚(ぐ)と雖(いえど)も、経書(けいしょ)読(よ)まざる可(べ)からず)と述べられているように、これは、子孫たる者は、智慧がなくでも、人の道を書いたほんを読まなければならないということです。智慧がなくても、経書を読んで、人の道を知って、その教えの通りに身をもって実行しなければならないことです。


(作者:朱柏庐(1617~1698))

 ★明代の顔元(えんげん)がこんな言葉が言いました。「為學為教,用力於講讀一二,加功於行者八九」(学ぶ者も、教える者も、講義や読書などの学びだけに力に入れたら、一かニ割の利益しかもらえない、実践実行に努力する者は、八か九割の利益がもらえます。)その言葉の通りに、学びと実践は共に重要です。学ばなければ、どっちがよい方向、どれが善いやり方が分からず、大きな過ちをしてしまうかもしれません。善い教えに出会い、しっかり学び、そして学んだ知恵を使って自分自身の人生を指導して実行するこそ、幸せな人生が送れます。



(颜元(1635年—1704年),明朝末年儒家、思想家、教育家,颜李学派创始人)


簡単解説の内容は浄空法師の説法、楊淑芬(ようしゅくふん)居士先生の「弟子規」、成徳法師(蔡礼旭<さいれいきょく>先生)の「幸福人生講座」などの講義内容に参照してまとめたものです。
一部の内容は念仏人さんのブログによります、心から感謝いたします。
ブログをご覧になっている皆さんとご一緒に学ぶことができて、本当にうれしいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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