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『みんなの塾』

素敵な言葉、善いものをみんなと一緒に学びましょう。
時は金なり。金は時買えぬ。「一寸光陰一寸金、寸金難買寸光陰。」

大阪市生野区多文化共生イベント・『中国語広場』ーー場所が変わりました

2019年05月16日 | 弟子規
 外国人の住民が増え続けている大阪市生野区には、たくさんの中国出身の方が住んでいます。そのうち、日本に長く住んで子育てしているご家庭も多くあります。母国のこと、言葉などを子どもに知ってもらいたい、子どもが母国にいるおじいちゃんおばあちゃんとスムーズにしゃべってほしい、『弟子規』『論語』など、中国昔の優れた伝統文化をもっと知りたい、などの声がよく聞こえています。
 そこで、中国語の学習、そして、中国と日本の文化を交流できる一つの場所として、2019年4月からスタート、『中国語広場』という企画をしました。
主な内容:
・中国文化の紹介
・漢字、ピンイン、会話などの学習
・中国語の絵本や歌の紹介
・中国語の環境の中でお絵描き、工作、ゲーム、アニメの鑑賞などの遊び
・中国伝統文化の代表である漢文の朗読
 特に漢文の時間には、今年『弟子規』をみんなで一緒に学ぶ予定です。中国語の発音を練習しながら、朗読や文章解説を通して、人が人として正しく生きるための教えを伝えたいと思います。子供の時にそれを学ぶことで、正しい判断基準が身につきます。将来、良い人間関係を築くための大切な「心の支え」となります。
 中国出身のご家庭はもちろん、中国語や中国文化にご興味のある方はぜひご参加ください。


対象 :小学生(小学生以下はお付き添いお願いします)保護者が一緒にご参加できます
日時 :毎月第4日曜 午前10時30分~11時30分(受付は10時15分からです)
人数 :15名/組
費用 :無料
場所 :大阪市生野区生野東3-1-51  おがわ苑(チラシの地図にご参照ください)


2回目以降、場所が変わりました、ご注意ください。


お申込み用QRコード↓↓↓


イベントについての説明:
・2019年度前半日程は次の通りです。
4/28、5/26、6/23、7/28、8/25、9/22
同時に複数の日にちを申し込む場合、必ず「お問合せ」欄にご記入ください。
・参加人数確認のために、基本的に毎回申込必要です。ただし、前回参加する時、次回の予約を取る人は申込不要となります。
5月からの場所は『おがわ苑』に変わりますので、上履きやスリッパなどをご持参の上、入り口で靴を履き替えますようにお願いします。小学生の席は前方で、保護者と小学生以下のお子様の席は後方です。見学希望の方や付添い要らない保護者の皆様は周りの休憩スペースにご利用ください。
・終了後、お急ぎでない方は、片付けや掃除などをご協力いただければ、とても助かります。
『弟子規』(中日バージョン、お持ちでなければ、当日にお渡しします)、筆記用具と水筒のご準備お願いします。
・時間:毎月第4日曜 午前10時30分~11時30分(受付は10時15分からです)

・ご不明な点がございましたら、気軽にお問い合わせください。

【主催者】IKUNOサラダボウルプロジェクト
【ご協力】生野区まちづくりセンター
06-6711-0888/090-9813-2021(アンディカ)



新しいイベントのお知らせーー「中国語広場」

2019年03月04日 | 弟子規
 外国人の住民が増え続けている大阪市生野区には、たくさんの中国出身の方が住んでいます。そのうち、日本に長く住んで子育てしているご家庭も多くあります。母国のこと、言葉などを子どもに知ってもらいたい、子どもが母国にいるおじいちゃんおばあちゃんとスムーズにしゃべってほしい、『弟子規』『論語』など、中国昔の優れた伝統文化をもっと知りたい、などの声がよく聞こえています。
 そこで、中国語の学習、そして、中国と日本の文化を交流できる一つの場所として、2019年4月からスタート、『中国語広場』という企画をしました。
主な内容:
・中国文化の紹介
・漢字、ピンイン、会話などの学習
・中国語の絵本や歌の紹介
・中国語の環境の中でお絵描き、工作、ゲーム、アニメの鑑賞などの遊び
・中国伝統文化の代表である漢文の朗読
 特に漢文の時間には、今年『弟子規』をみんなで一緒に学ぶ予定です。中国語の発音を練習しながら、朗読や文章解説を通して、人が人として正しく生きるための教えを伝えたいと思います。子供の時にそれを学ぶことで、正しい判断基準が身につきます。将来、良い人間関係を築くための大切な「心の支え」となります。
 中国出身のご家庭はもちろん、中国語や中国文化にご興味のある方はぜひご参加ください。


お申込み用QRコード↓↓↓


対象 :小学生(小学生以下はお付き添いお願いします)保護者が一緒にご参加できます
日時 :2019年4月28日、午前10時〜11時半まで
人数 :15名/組
費用 :無料
場所 :大阪市生野区生野東3-13-3 (松野農園)


チラシです↓↓↓



《弟子規》日本語解説版を無料贈呈いたします。

2018年12月28日 | 弟子規

いつもブログをご覧になっていただいて、誠にありがとうございます。
ただいま、《弟子規》日本語解説版を無料贈呈いたします。


《弟子規》についての説明

 『弟子規(ていしき)』とは倫理道徳と基本的な礼節を教えることを主としており、中国の清代(しんだい)後期に広く使われた道徳啓蒙用(けいもうよう)の読み物です。宋代(そうだい)の朱熹(しゅき)(西暦1130年-1200年)が著した『童蒙須知(どうもうすち)』を、清代(しんだい)康煕(こうき)年間の李毓秀(りゆうしゅう)(約300年前)が『訓蒙文(くんもうぶん)』として改編し、後に清代の賈存仁(かそんじん)が修訂を加えて名前を『弟子規』としました。

 約900年前の朱熹(しゅき)は、当時の子どもたちは道徳が荒廃(こうはい)し、利益ばかりを重視して、礼節を忘れているのを憂い、今から4000年前の夏商周(かしょうしゅう)から伝わってきた優れた教育の伝統を復活させなければならないと考えて、一連の国語教材を編みました。その一つが『弟子規』の前身である『童蒙須知』です。その後、清代の李毓秀、賈存仁の改編修訂により、今の『弟子規』となりました。儒教の「孝・敬」(親孝行・尊敬)という根本的な精神を日常生活に実践するための、大人から子供までわかりやすい実用的なエッセンスです。子孫代々のために、何千年にわたり、たくさんの先人たちの智慧を凝縮(ぎょうしゅく)した宝蔵です。

 『弟子規』の「弟子」とは「生徒」、「学生」という意味で、「規」は規矩(きく)・規範(きはん)の意味です。学生は家に居るとき、外出時など、人との接し方、物の扱い方、学習上の原則や規範などを細かく示しています。

 全文には1080字で、360短句があります。すべて3字1句の韻文(いんぶん)となっています。文章の冒頭部分の「総叙(そうじょ)」は『論語・学而(がくじ)』の第6節によるもので、これは「綱要・主旨」です。次の本文部分は、「入則孝」「出則悌」「謹」「信」「汎愛衆」「親仁」「余力学文」の七つの大段落に分かれていて、全部113箇条の事を述べられています。文章の最後の「勿自暴 勿自棄 聖与賢 可馴致」との一言は、教えを実践するように勧め、励ます句であって、全文の結語でもあります。『論語』が凝縮したものであります。

 親が身を正せば、子が正します。人が心を正せば、社会は自ずと安定し、世界も和睦(わぼく)になります。「格物 致知 誠意 正心 修身 斉家 治国 平天下」(《「礼記」大学から》自分の行いを正しくするには、物の道理をきわめ、自分の知識を蓄え、誠意を尽くし、心を正しく持つことです。天下を治めるには、まず自分の行いを正しくし、次に家庭をととのえ、次に国家を治め、そして天下を平和にすべきです。)の基本となります。

 人間教育の基礎として、『弟子規』の内容をきちんと理解して全部実行・実践できたら、幸せな人生を送ることができ、必ず現代社会の良い見本になり、社会的環境を導くことができます。聖賢の遺した伝統文化は民族と国家を問わず、時空を超えて、いつまでも新しさを失わない教育で、まさに全人類の宝物です。

 今この時、私たちの力はささやかなものだが、日本のご縁ある方たちも本書を勉強し、広めてくだされれば、幸いです。

 この場を借りて、本書の翻訳に携わって下さった皆様、及び本書の出版を手助けして下さった皆様、ご縁のある方々に感謝申し上げます。



お申し込みは下記のページです↓↓↓

http://www.toshinjp.com/dizigui/tskmousikomi.html#top


携帯読取用のQRコードをご用意しています。ご利用ください。
↓↓↓














日本向けの『弟子規』(中国語・日本語バージョン)

2018年11月19日 | 弟子規
ご覧になっている皆様へ

いつもブログをご愛読いただき、ありがとうございます。
日本向けの『弟子規』(中国語・日本語・ローマピンイン・台湾ピンイン・正文・解説)はやっと台湾で印刷の段階に入りました。
日本に運ばれるまでもうちょっと暫くお待ちください。

もし、この本がほしい団体、及び個人がいらっしゃいましたら、コメントのところで予約の冊数を教えてください。ニックネームでも大丈夫です。
計画的に郵送するほうが節約になりますので。
もちろん、本は無料です。
できるだけ、11月26前までにご連絡ください。

本の申し込みは日本に運ばれてから、お申し込みいただけます。
申し込み方法は後日説明いたします。
宜しくお願い致します。


管理人



(一部のページは下記にご参照ください。)











ここで、ボランティアの方々に感謝の気持ちを申し上げます。
特に、イラストの挿絵を頑張った高校生のボランティアさんに感謝いたします。
これからも宜しくお願い致します。



弟子規(中国語原文/正体文字/台湾語文字)

2018年05月15日 | 弟子規
弟子規

總敘
弟子規 聖人訓 首孝弟 次謹信
汎愛眾 而親仁 有餘力 則學文

入則孝
父母呼 應勿緩 父母命 行勿懶
父母教 須敬聽 父母責 須順承
冬則溫 夏則凊 晨則省 昏則定
出必告 反必面 居有常 業無變
事雖小 勿擅為 苟擅為 子道虧
物雖小 勿私藏 苟私藏 親心傷
親所好 力為具 親所惡 謹為去
身有傷 貽親憂 德有傷 貽親羞
親愛我 孝何難 親憎我 孝方賢
親有過 諫使更 怡吾色 柔吾聲
諫不入 悅復諫 號泣隨 撻無怨
親有疾 藥先嘗 晝夜侍 不離床
喪三年 常悲咽 居處變 酒肉絕
喪盡禮 祭盡誠 事死者 如事生

出則弟
兄道友 弟道恭 兄弟睦 孝在中
財物輕 怨何生 言語忍 忿自泯
或飲食 或坐走 長者先 幼者後
長呼人 即代叫 人不在 己即到
稱尊長 勿呼名 對尊長 勿見能
路遇長 疾趨揖 長無言 退恭立
騎下馬 乘下車 過猶待 百步餘
長者立 幼勿坐 長者坐 命乃坐
尊長前 聲要低 低不聞 卻非宜
進必趨 退必遲 問起對 視勿移
事諸父 如事父 事諸兄 如事兄


朝起早 夜眠遲 老易至 惜此時
晨必盥 兼漱口 便溺回 輒淨手
冠必正 紐必結 襪與履 俱緊切
置冠服 有定位 勿亂頓 致污穢
衣貴潔 不貴華 上循分 下稱家
對飲食 勿揀擇 食適可 勿過則
年方少 勿飲酒 飲酒醉 最為醜
步從容 立端正 揖深圓 拜恭敬
勿踐閾 勿跛倚 勿箕踞 勿搖髀
緩揭簾 勿有聲 寬轉彎 勿觸棱
執虛器 如執盈 入虛室 如有人
事勿忙 忙多錯 勿畏難 勿輕略
鬥鬧場 絕勿近 邪僻事 絕勿問
將入門 問孰存 將上堂 聲必揚
人問誰 對以名 吾與我 不分明
用人物 須明求 倘不問 即為偷
借人物 及時還 後有急 借不難


凡出言 信為先 詐與妄 奚可焉
話說多 不如少 惟其是 勿佞巧
奸巧語 穢污詞 市井氣 切戒之
見未真 勿輕言 知未的 勿輕傳
事非宜 勿輕諾 苟輕諾 進退錯
凡道字 重且舒 勿急疾 勿模糊
彼說長 此說短 不關己 莫閒管
見人善 即思齊 縱去遠 以漸躋
見人惡 即內省 有則改 無加警
唯德學 唯才藝 不如人 當自礪
若衣服 若飲食 不如人 勿生慼
聞過怒 聞譽樂 損友來 益友卻
聞譽恐 聞過欣 直諒士 漸相親
無心非 名為錯 有心非 名為惡
過能改 歸於無 倘揜飾 增一辜

汎愛眾
凡是人 皆須愛 天同覆 地同載
行高者 名自高 人所重 非貌高
才大者 望自大 人所服 非言大
己有能 勿自私 人所能 勿輕訾
勿諂富 勿驕貧 勿厭故 勿喜新
人不閒 勿事攪 人不安 勿話擾
人有短 切莫揭 人有私 切莫說
道人善 即是善 人知之 愈思勉
揚人惡 即是惡 疾之甚 禍且作
善相勸 德皆建 過不規 道兩虧
凡取與 貴分曉 與宜多 取宜少
將加人 先問己 己不欲 即速已
恩欲報 怨欲忘 報怨短 報恩長
待婢僕 身貴端 雖貴端 慈而寬
勢服人 心不然 理服人 方無言

親仁
同是人 類不齊 流俗眾 仁者希
果仁者 人多畏 言不諱 色不媚
能親仁 無限好 德日進 過日少
不親仁 無限害 小人進 百事壞

餘力學文
不力行 但學文 長浮華 成何人
但力行 不學文 任己見 昧理真
讀書法 有三到 心眼口 信皆要
方讀此 勿慕彼 此未終 彼勿起
寬為限 緊用功 工夫到 滯塞通
心有疑 隨札記 就人問 求確義
房室清 牆壁淨 几案潔 筆硯正
墨磨偏 心不端 字不敬 心先病
列典籍 有定處 讀看畢 還原處
雖有急 卷束齊 有缺壞 就補之
非聖書 屏勿視 蔽聰明 壞心志
勿自暴 勿自棄 聖與賢 可馴致