15~16日ダム対策特別委員会で視察・研修に行ってきました。
15日 京都府南丹市 (淀川水系 桂川) 日吉ダム
ダム入り口の歓迎アーチ
堤高67、4m 堤頂長438m 堤体積67万㎥ ダム建設に伴う移転戸数250戸です。
なお尾原ダムは、90m、443m、66万㎥で、移転戸数は111戸です。
施設概要について、日吉市職員、水資源機構職員から説明を受けました。
この日吉ダムは、水資源機構により平成10年3月完成したもので、「地域に開かれたダム」第1号です。
日本で初めてダム内部を見学できる施設があります。
エレベーターで降ります
ダム直下にグランドゴルフ場や、温泉・温水プール・体育館など周辺整備が充実されています。
京都市街地から車で1時間ということで年間53万人の観光客です。入浴者は平日で600~700人。管理・運営は第三セクター「日吉ふるさと㈱」が行っているが、ナカナカ・・・だそうです。
夜は京都市内で宿泊。38年ぶりに「眠眠の餃子」を・・・懐かしかったです。
16日 岡山県鏡野町 (吉井川水系 吉井川) 苫田ダム
堤高74m 堤頂長225m 堤体積30万㎥ 水没戸数470戸
ここは、国交省で施工・管理されています。奥津温泉のある町で、下流の津山市、岡山市の洪水対策のため、多くの民家や旧奥津町役場、学校が水没移転しています。「土地収用法」の適用で話題となったダムです。平成17年3月完成。
昨年尾原ダム事務所に勤務されていたヨシモチ係長が現在赴任されおり、詳しく説明していただきました。(写真 左)
近くに奥津渓谷があり、紅葉シーズン真っ盛りで、ダム上流の「道の駅・奥津温泉」は大盛況でした。
地元特産品売り場
ここのメインは「1000円バイキングのレストラン」 長い行列待ちであきらめました。
今回の視察は、充分な周辺整備がなされている「日吉ダム」と、あまりされていない「苫田ダム」を視察しました。
尾原ダム周辺活性化のために、研修成果を生かしていきたいと思っています。
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