自民党総裁に福田康夫先生が決定しました。
なつかしいお話をひとつ。
昭和52年・私が28歳の時のことです。時の総理・福田赳夫先生が島根県に来られた時に、私は、竹下事務所からの要請で「首相予備車」の運転手をしました。夜は、玉造温泉のT園で宿泊でした。
食事を済ませ休んでいたら、首相秘書官から突然お呼びがかかり、首相の部屋へ。
首相 「ご苦労さん・お世話になったな。お礼に色紙をあげるから・・・」
と私の前でサラサラと・・・「志高気情 為周藤君 赳夫」と書かれました。
首相 「常に情けの気持ちを忘れずに、志を高く持ってやりなさい・・・」
私 「あ・ありがとうございます」
あれから30年。今も大切に我が家の一等席に掲げています。もちろん、竹下登先生の写真とともに。
最近の福田康夫先生の言動や、今日の総裁就任記者会見を聞いていて、やはり、福田赳夫先生の言われた「志高気情」の心を持っている人だなあ・・・と思いました。
これからは、地方に対して「志高気情」の精神でお願いしたいところです。
なお、首相予備車とは「SP車」・「首相車」・「SP車」の後に着けていて、事故あるときに首相が乗られる車です。幸い私の出番はありませんでしたが、SP車先導・ノンストップで米子空港までついて行くのがたいへんでした。信号待ちなどで停車すると襲われやすいのでノンストップです。
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