今朝は、我が家の軒下にも氷柱が。
除雪車も出動でした。
今日は、第10回議員定数等検討委員会でした。
これまで9回にわたる審議経過と「市民から意見を聞く会」や住民意識などを総合判断し、今日は最終判断が求められました。
委員長を除く委員11名の意見は、26名主張者数と24名主張者数が拮抗していました。
私は次のように意見しました。
(要旨)
・何を基準に決めるかだ。私は、合併協定を基本に決定すべきと思う。従って26名とすべきだ。
・市民の間で「・・・削減すべき・・・」の大きな風が吹いてきたが、合併協定内容も含め、正しい情報が市民に伝えれていなかった。このことを議会・議員は大いに反省すべきだ。(正しい情報が伝わっていたなら、ここまでの風は吹かなかった)
・これまで議会は執行部に対して「合併協議を遵守せよ」と言ってきたが、今回、議会自らが合併協定項目を無視すれば、モノサシが無くなりこれまで以上に「何でもありの世界」になっていくが、それでいいか?
・合併協定を遵守する26名が基本だが、これをあえて無視して、財政論を理由に削減するならば、2名減では財政効果は期待できない。4名減の22名とすべきだ。(私と藤原政文議員)
議論が平行線で4時間・・・。最終的に委員長から「24名でまとめたい」と提案され、苦渋の選択で可となりました。
委員会で調査・審議してきた、定数・報酬などの答申内容を26日開催の議員懇談会で全議員に説明し、2月29日に議長に答申書を提出します。
追伸 (2月19日)
新聞の記者記事や吉井委員長のコメントには出ていませんが、今回の議員定数議論の争点は、「合併協議を遵守するか」それとも「財政状況から削減するか」でした。もちろん、どちらも民意でした。残念なことに削減が「良」、遵守が「悪」のように風が流れていきました。
財政といえば、次期任期中の「平成24年度には、財政非常事態宣言が解除できる見通しだ」と、先日来、執行部から言われております。
今期の議員は合併協議・協定項目を遵守すべき立場にあり、次期任期中には当然に大幅削減すべきの方向でしたが、住民の声とはいえ、議会自らそれを放棄したことは、「モノサシ」が無くなり今後の市政運営に少なからず影響があるように思っています。
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