周藤 強  「もっと活き生き」

島根県 雲南市議会議員 

市庁舎建設調査特別委員会

2008-02-12 19:23:30 | Weblog

寒い一日でした。夕方から雪が降り出しました。

写真の白い点は、降る雪「だんべ」です。今夜は積もりそうです。

 今日は、市庁舎建設特別委員会でした。

これまでに、執行部から示された庁舎位置検討結果は次のとおりです。

(要旨)

・庁舎の建設にあたっては、事業費が最も小さく、初期投資において一般財源の持ち出しが最も少ない、「県雲南合同庁舎周辺地区」が最も適切な位置であると判断する。

・建設時期は、合併特例債が活用できる期間内(平成26年まで)の建設をめざす。

 主な理由は

 ・土地の取得費、土地造成費に合併特例債が充当できない。合同庁舎敷地は現況のまま借地できる。

 ・現合同庁舎の一部(4~5階)が市役所フロアーとして賃借でき、延べ床面積7,400㎡の増築で対応できること。

 

 これを受け、1月21日の特別委員会では、執行部に対し「財政計画」を示すように要望していました。

 

今日の委員会で執行部から平成20年度~26年度の「財政見通し」が示されました。

次の3点について委員から質問しました。

① 雲南病院への繰入金を想定した場合、実質公債比率の上昇はいくらか?

  答 およそ1,2ポイントの上昇が見込まれる。

② 財政非常事態宣言はいつ解除できるか?

  答 順調にいけば平成23年度である。

③ 庁舎建設ができるのはいつになるか?

  答 合併特例債が活用できる期間内の平成26年度までである。

         そのときの状況判断によるが、現時点で想定できる時期は平成24年度以降である。

 

この答弁を受け委員内協議を行いました。

 候補地については大方の委員が「合同庁舎周辺」と述べました。

私は次のように意見しました。

『土地取得・造成費に合併特例債が活用できないので、3候補地の中では費用が少ない「合同庁舎周辺」でやむをえないが、財政状況により「現暫定庁舎」の活用・増築もひとつの考えとしておくべきだ。』

 なお、建設については、私を含め大方の委員が「財政非常事態宣言」が発令されている状況においては、建設する状況下にはない。財政状況を十二分に勘案し判断すべき」との意見でした。

  2月19日に開催予定の次回委員会で「まとめ」に入り、3月3日から開催予定の3月定例会で委員長報告する予定です。

 

 

 


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