雑にゃん日記<俺ってズレてる?>

文章を書く練習で始めました。
いろいろな趣味や語りを書きたいと思いまーす

観光地、散歩ではなく「ぶらり一人旅」です(安宅の関)

2021-09-12 14:00:57 | 旅行

石川県の観光地。
子供のころは、ちょくちょく連れて行ってもらいましたが、大人になって(色々あって暇になって 笑)から巡ってみよう企画です。

今回は「安宅の関」という場所になります。
本当は「片山津温泉」が目的地なんですが、それは別項で。。。
金沢では無く、コマツという所になります。。。まあ加賀温泉郷って小松なんですけどね。

さてっ「安宅の関」って場所知ってますかね?

安宅の関|小松市ホームページ

県のまん延防止等重点措置期間延長により、9月13日(月曜日)から9月23日(木曜日)まで、勧進帳ものがたり館の開...

 

 

 

場所はここ。

日本海のそばにある森ですが、なぜ「安宅の関」という名前が有名なのか?
それは歌舞伎の「勧進帳」という演目ですね。
簡単に書くと
    源頼朝に追い出された源義経が逃れる際、安宅の関という場所で、運悪く富樫左衛門に見つかる。
    山伏姿の源義経、武蔵坊弁慶らの一行は、なんとか通るために色々を策をめぐらすが
    義経が疑われた際には、弁慶は主君の義経を金剛杖で叩くことで疑いを晴らした。
と言う話です。
なんとなく、聞いたことがある話ではないでしょうか。
特に最後の「機転を利かして、弁慶が義経を棒で叩くことで、疑いを向けられなくする」、義経も弁慶を思いやることで、主君と部下の絆が深まるというお話です。
(実際にあったかは別にして、物語の舞台です。。。)

本当に日本海のそばになります。
当日、どんよりした天気です・・・天気が良い方が写真の見栄え、良いですが(


昔来た時より、すごいきれいになっています。
正式には「安宅住吉神社」となります。

海の安全を願っての神社になります。神社なので”二礼二拍手一礼”です。

でこれが、山伏姿の弁慶です。

安宅住吉神社の奥(というか、安宅の関に来た正面)が、森になっています。
散歩道として歩いても、色々発見がある場所ではないでしょうか。ちなみに、この森”国有林”なんだそうです。
そして、歩いていくと鳥居があります。

奥の建物は「「安宅の関」こまつ勧進帳の里」という休憩所で、「勧進帳ものがたり館」という施設がありますが、今は周りが工事中多しです。そのうち整備されるでしょう。
私が行った時は、地元の人で占拠していたので入りにくかったですが(笑

ちゃんと、歌舞伎演目を再現した像が建っています。
雰囲気ありますね。左が義経、真ん中が弁慶ですね。

そしてその奥。

日本海!!!
どんよりと・・・海が若干荒れてます(
と言うか、営業さんのお昼休み場所(ほんとか?)になっております。
まあ、トイレもきれいに観光地化しているので、ずっといるには心配事はないですね。

しっかし、ここ観光地なんだよね?
どうやってくるんだろう。。。
公共交通機関も頻繁に通っているわけでは無いですし。。。
車が無いと難しいところ。だって、村のど真ん中ですよ。
今度「車を使わず、行ったらどうなるか」ってやっても面白いかもね。
どこぞのバス旅テレビ番組と同じになっちゃいますが(笑

 

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夏?夏だからこそ鍋でしょ(汗が止まりません)

2021-09-07 23:10:14 | グルメ

「私、料理しないんですぅ~」
うるさいわぁ!
考えれば、料理なんてできるだぁ~。

という事で、夏という季節であるにもかかわらず、チゲ鍋を作ってみました。

どぉ?
ちゃんと出来てるでしょ。
まあ、汗が止まりませんが。。。

おいしゅう頂きました!

 

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藤原竜也さん一人勝ち「鳩の撃退法」みましたよーの感想

2021-09-06 12:24:27 | 映画

何も言えない・・・と言う作品「鳩の撃退法」を見てきました。
2021/8/31です。

映画『鳩の撃退法』公式サイト | 大ヒット上映中!

この男が書いた小説(ウソ)は、現実(ホント)になる。その結末を決めるのは、あなたー。天才作家<津田伸一>が仕掛ける、<エンター転メント>11...

映画『鳩の撃退法』公式サイト | 大ヒット上映中!

 

 

松竹さんのHP「本通り裏」で考察を募集している通り、なんだか謎多き、しっくりくるようで来ない内容でした。
さて、どうしましょうか(笑
ほんと書きようがないというか・・・映像としては、邦画が得意な「役者アップのオンパレード」なので、特筆すべき部分は少ない。
ただ、富山でロケを行ったという事もあり、”夜の雪”とう表現は、いつ見ても美しい構図だと思います。
私も学生時代、街頭の明かりに粉雪が照らされて、妙に感動したものです。

と言っても、サスペンス邦画にありがちな意味ありげな演出もなく、淡々とお話が進んでいく点は好感が持てました。
そして、なんと行っても”藤原竜也”さんの演技は、映像と物語をグッと引き締めてくれる「力」があります。
一人で物語全体をワンランク引き上げてしまうぐらいの役者さんですね。
すごく引き込まれました。
”藤原竜也”さんの演技だけでも一見の価値があります。

で、お話ですが・・・私は原作本は未読になります。
どれだけ違う(省かれている)かは、分かりません。
そんな中で感想を書くと、よくよく考えてみたら「それほど入り組んではない」という話。
津田伸一という作家が、津田伸一が体験した(と思わせて)架空の話(現実かもしれない)のストーリーテーラーとして話を進めていくという話です。
そのため、現実とお話の中を行ったり来たり、それも現実の人間が登場していることから、現実かもしれない物語も絡んでいく。
そして、それらの切れ目が分からないときたもんだ(笑
そりゃややっこしいです。
それゆえにサスペンス物語なんです。

しかしながら、プロット(時系列に並べた実際の流れ)は綿密に組まれていると感じました。
何月何日の何時に何が起きて、別の何時間後に何が起きて、どこで合流すると。
ここまで鮮やかにプロットが組まれていると、見ている方も分かりやすい。
それも、まったく別々の話が並列に進んでいる訳もなく、すぐ合流するので複雑性はありません。
サスペンスものが理解できる人には、すんなり入り込める話だと思います。
1人称で語られるドラマしか理解できない人には、ちと難しいかもしれません。

脱線しますが、宮部みゆきさんの「レベル7」という小説は、まったく絡まない2本の話が、最終局面で絶妙に合流する見事なお話です。
最終局面に合流するので、そこそこ複雑な内容ですが、複数の話が合流する内容として最高峰だと思います。ご紹介まで。
ちなみに、テレビドラマになっていますが・・・趣旨をはき違えている内容になっていました(

では「鳩の撃退法」は面白かったのか?
面白かったと思います。難しいわけでもなく単純でもなく。
でもね、お話自体はしっくりこない「隠された部分」なのかな?結構あります。
これが、松竹さんのHP「本通り裏」で考察募集している部分です。
まあ、考察なんかしなくても”こんなもんだ”と思えば、純粋に楽しめるかと思います。
そして、”藤原竜也”さんという役者が、全部持って行ってしまう魅力が映像で見られる面白さがありますね。

しかし何で「考察」なんてものを、企画したんだろうね。
今後メディア販売やらレンタルやら配信やらを行った際、この「考察」 をどう解説するのだろうか?
ずっと持ち歩くしかなくなると思いますね。
面倒になるので、後々見てくれる人がいなくなるような企画ではないでしょうか。
考察ブームだからかもしれませんが、最後の最後までしっくりこない部分がある作品は、後先が怖いですね。
今後残らない作品になるかもしれません。。。

ちなみに、松竹さんのHP「本通り裏」で考察募集している内容は以下です(2021/9/6時点)
「津田伸一が書いた小説はどこまでホントだと考えるか?」
「津田伸一はなぜタイトルを「鳩の撃退法」とつけたのか?」
「なぜ最後に幸地秀吉は倉田健次郎と一緒にいたのか?」
です。

「津田伸一が書いた小説はどこまでホントだと考えるか?」
細切れに「ホント」「フィクション」を並べたてるのが筋なのかな?
札束を燃やすところはフィクションだろうけど、そのほかの部分も津田が見聞きできない部分がある。
それをホントとして書くことは難しいので、どう解釈したらよいものか・・・よくわかりません。

「津田伸一はなぜタイトルを「鳩の撃退法」とつけたのか?」
単純に考えると「鳩」=「偽札」なんですが・・・最後には倉田のもとに偽札は戻ったわけで、何が撃退法なのだ?とは思います。
まあ、大変な思いをして巡り巡って元通り・・・よって撃退したでしょ?という意味合いならそんな感じですが。
私としては「鳩」=「人の自己中心的な部分」と考えて、「つがいの鳩が飛び立った」は「不倫の二人を飛ばした(消した)」とか、人の見にくい部分をさらしてしまう「お金」を満足させるための「偽札」が手元に戻った、強引かもしれないが元通りになったという部分の表現として撃退としたとか。
まあ、前者なんだろうけど・・・それなら少し薄いかな(笑

「なぜ最後に幸地秀吉は倉田健次郎と一緒にいたのか?」
元のさやに戻ったという事で。
「どうにもならないときは、手をたたく」
そう、秀吉的には飛び立ちたかった、でも手をたたくしかなかった、飛び立つ、それこそが「鳩」の行いだと理解したから。
自分の運命を理解し、現状を受け入れた・・・とかっこよく書いてみました。
でもね、秀吉の詳細な状況って津田は知らないわけですし、この考察は成り立たないですね。

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