雑にゃん日記<俺ってズレてる?>

文章を書く練習で始めました。
いろいろな趣味や語りを書きたいと思いまーす

観光地、散歩ではなく「ぶらり一人旅」です(中谷宇吉郎 雪の科学館)

2021-09-15 00:41:49 | 旅行

片山津温泉旅行の最後ですが、こんな施設が近場にありました。
中谷宇吉郎 雪の科学館

情報サイトはこちら。

こんな公園の真ん中にある施設。。。。あぁ~~~~また写真取れてない(T-T
外観は、ホームページを見てください。

場所はココ。

雪ですよ。
そんなの科学になるの?って思っているあなた。
行ってみてびっくり。
知らない事ってたくさんあるのね~と驚かされました。

それを行っていたのが、石川県加賀市出身の中谷宇吉郎さんです。

ピンポケですが

中谷宇吉郎さんの半生やら名言やらが飾ってあります。
まあ、はっきり言えば中谷宇吉郎さんの記念館みたいなもんですが、雪に対して並々ならぬ独自研究をやっていたという事が良くわかります。

見てくださいよ。


これなんだと思います?
雪の結晶を分類したものです。
「えっ?雪の結晶の種類って、そんなにたくさんあるの?そんなの偶然じゃないの?」
と思ったあなた!
私もそう思っていましたが、ちゃんと実験しているんですよ。
これが関係図。

温度と湿度だったかな?
それを人工的な環境で実験したわけで。。。そうそう中谷宇吉郎さん。。。初めて「人工雪」を作ることに成功した方なのです。
ウサギの毛をコアにして雪の結晶を作ったそうです。
本当に寒い時、私の子供の時なんかは、雪を肉眼で見ても結晶が見えたくらい、結晶の形で大きく育っていましたね。
それを、本気で研究していたんですね。
今では、宇宙実験までやっているとの事です。
この科学館、すごく面白い内容でした。

で、この言葉。

「よく人にそれはどういう目的の研究なんですか」
と聞かれたとき、もっともらしい回答を言うわけです。
ただね・・・この一文
「色々な種類の雪の結晶を勝手に作ってみることが一番楽しみなのである」
本当に、根っからの研究者なんですね。
こういう所が大事なんです。
探求とか突き詰めとかじゃない。とにかく面白い!だからやるって気持ちなんです。
分かるなぁ~。
失敗しても笑ってる、うまくいっても笑っているって状況が目に浮かびます。

さて、ここの研究員さんは面白い。
こういう看板がありました。

ダイヤモンドダスト、過冷却水。。。皆さんご存じですね(笑
ダイヤモンドダスト、空気中の湿度が小さな結晶で凍ってキラキラするやつです。
これを人工的に作って見せてくれる実験です。
過冷却水は、零度以下でも凍らない水ってやつですね。
学生の時にはマイナス四度って覚えていました。
マイナス四度ぐらいまでは、氷になりかけの微妙な状態で、刺激などで氷の粒ができると一気に凍るというやつですね。
これも実演してくれます。
私が行った時は、その時にいた年配の方に誘っていただき見学させていただきました。
大昔、理科の実験を良くやったものですが、大人になってから見ると新鮮なものです。
「分かっているけど見たことがない」そんな事象に出会うと、年をとっても感動すること・・・忘れていましたね。
近くに研究員さんがいれば、声をかけると実演してくれます。
ほんと、良い科学館です。

最後に併設されている喫茶でお茶して帰りました。割引券いただきましたので(汗

この科学館は、子供の夏休み自由研究に役立ちそうなネタが色々ありますが、大人の脳への刺激としても十分役立ちます。
こんな場所、いかがでしょうか。
こういう所に行くと、顔に出さないまでも心で”ニヤッ”としてしまいますね。
私も根っからの理系という事で。

ちなみに、こちらは「写真OK」でした。

コメント
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