この頃、保険証の関係かな。
マイナンバーカードの話題がチラホラ。
私は、マイナンバーカードはちゃっちゃと作ってしまっています。
願わくば、もっと有効に使える場面が増えれば良いなと思っています。
ちょっと、写真が気に食わないのでプロに撮ってもらったものに変えたいなと。
さて、なんでいまだにもめているのでしょうか。
展開に失敗しているんですよね。
基本的に考えて欲しいのは「民意は常に間違っている」ってことを政府は考えないといけないと。
合っていようが間違っていようが「自分の都合」を最優先するのが「民意」。
それに合わせていては、何もできないでしょ。
まあ、展開自体に問題はあった(ある)んですけどね。
1.任意のままにしてしまった
これが一番大きい。
いつまでも任意のままだからね。
マイナンバーカードを作らない人の理由の一つ。
「後先短い自分で、今でも困っていない。なんで面倒なことをしないといけないのか」
という奴。
他の「個人情報が・・・」とか「落としたら・・・」言っている人も、本当の理由は前述の理由が理由でしょうね。
だって、個人情報って・・・そこら辺の商店にも個人情報渡しているでしょ。
誰も個人情報なんて気にしていないんです。
本当の理由は「任意だから、難しいこと(やったことのない事)はやりたくない(できないからね)」っていうのが、本当の本当の本当の理由でしょう。
以前税務署に行った時
「~番号を教えてください。あわせて個人を特定できるものを・・・」
と言われて
「マイナンバーカード出せば全部わかるでしょ?」
と言ったら
「我々にはマイナンバーカードを使う体制が整っていないんです」
と言われた。
まあ、それから数年経っているので変わっていると信じたいけど。
つまり、便利になるという状況、使える状況、なくてはいけない状況が作り出せていない、行ってしまえば「使わなくても良い」という状況を作ってしまっているのが問題ですね。
それにしても「落としたら・・・」って理由が面白い。
これだけ、スマホやら財布を落としまくっているのに、マイナンバーカードを落とした時を語るのかと。
免許所や銀行カード、クレジットカード、学生所、お金全部落としても何とも思わないのに、マイナンバーカードを落とした時の方が心配とは・・・これいかに(笑
2.持たないデメリットを作っていない
まあ、任意にしているという理由と同じなんだけど、マイナンバーカードを出す場所が無い。
無いと困る状況という場面を演出していないってことです。
最大の状況が「コロナワクチン」の時ですね。
この時に「マイナンバーカード無くても良いですよ。そんなの不要ですよ」と政府が言ってしまった事。
ここで、マイナンバーカード不要説が確定してしまったのです。
強引でも「マイナンバーカードを持っていると処理が速くでき、優先します」とすれば良かった。
政府が不要と言ってしまったので、カードを作る意味が無くなりました。
ハッキリ言ってもう取り戻せません。
最初のイメージが重要なんです。仕事もそうだけど(笑
仕事で、最初に「こりゃダメだ」というイメージを作ってしまったら、プロジェクトもリーダーもダメ認定されてしまう。
誰も、成功させよう、協力しようという意識が無くなってしまう。
そして、今後一生取り戻せないのです。
どうイメージを取り戻すかが課題です。
3.お金で釣ってしまった
なんでこんなことを考えるんでしょうかね?
お金=ポイントで釣ってしまったことが大失敗なんですよ。
重要だと思います?
これ、全く意味が無いんです。
つまり、マイナンバーカードのメリットでは無く「お金を貰うために」という事になり、カードの重要性と全く違うところに話が言ってしまったのが問題なんです。
本当は、もっと「マイナンバーカード」を中心に考えるべきなんです。
では、なぜお金で釣ったらダメなのか?
ここは、お金持ちと貧乏な人の習慣の違いと同じなんです。
お金持ちは、ポイント1ポイントも無駄にしないと聞いたとことがあります。
それは「ケチ」とか「お金にがめつい」と言う話では無いです。
増やすときは増やす、使う時は使うというのが明確なんです。なので努力なしにもらえるものは、貰わない理由が無いと明確な判断のもとにポイントも重要視します。
逆に、お金を使う場面では「しっかり」使います。
では貧乏な人は?
どんな時も「自分の都合」を優先してしまいます。
そのため、自分の都合>お金、自分の都合>事故、自分の都合>犯罪、自分の都合>貯蓄という判断をしてしまいます。
お金=ポイントで釣ったとして、「作るのが面倒」「作り方が分からない」という人は、簡単にポイントをもらえる権利を捨てます。
そして、こう言う。
「ちょっぴりのポイントなんていらないです」
とね。(その割に政府が10万配った時、色々がめつい問題が出ましたが)
もう、文章の後半には「マイナンバーカード」という単語が無くなりました。
つまり、マイナンバーカードと関係のない「お金=ポイント」の話になってしまったところ。それが問題なのです。
お金にするなら、マイナンバーカードを使うと医療費が安くなるとか、住民票は100円程度でとれるとか、そいう部分にすべきだったんでしょうね。
と3点ほど書きましたけど、ワイドショーで語られている内容と全然違うでしょ。
「民意」は自分都合でできている。
なので、「本当にやりたいこと」を明確にして進めるということが必要なのです。
マイナンバー(カード)推進派です。
行政、金融関係全て紐つけて、確定申告、補助金申請、年金申請、全て不要な世の中になって欲しいと思います。
紙ベース処理の高コスト体制をこのまま維持していくと、日本の将来は暗いですよね。
これが、最大の問題なんでしょう。
人は知っているものしか知りません。
ということは、知らないことには異常な恐怖感があるのでしょう。
行政全体が率先してマイナンバーを使うようにすれば状況が変わるのかもしれませんが、そんな知恵もなくって感じなんじゃないでしょうか。
ちなみに、私は紙の小説でないと読んだ気になりません。
紙も捨てたものではありませんよ(笑