早上好2010

天池針灸院による日常生活から中医学(中国伝統医学)や中国針などの情報を提供します。

第9回 上海見学

2012年01月12日 | 研修旅行
新年にあたり皆様のご健康をお祈りします。
天池針灸院の第一回目の上海見学のご報告をさせて頂きます。具体的な見学内容は以下の表と写真でご覧になって下さい。天気に恵まれ、無事に帰ることができ何より幸いでございます。

今回の見学について以下のポイントをまとめましたが、参加者達のご意見、ご感想をお待ちしています。
  1. 2日間の大学見学と2日間の上海市内観光は大変厳しいスケジュールでしたが、参加者達の一所懸命な精神力、すべての物事を吸収しよう、時間を無駄にしないという雰囲気の中で進んでいきました。もう一日あれば~、又は内容を減らした方がよいでしょうか?
  2. 大学の見学内容は思ったよりも充実していました。最後に学習証書を頂くのが予想外でしたが、とても良かったと思いました。今回、解剖実習2時間を取り入れましたが、専門的な通訳付きで、もう一度確認と勉強ができてよかったと思いました。
  3. 附属病院の見学には沢山の患者を見ることができ、針灸治療の適応疾患の多さに驚かれたと思います。附属病院の広さ、患者の多さ、治療している先生達の忙しさどう感じられましたか?これこそ本場の中国の針灸の現場でした。サービス面や設備の整えなど日本より良くありませんが、針灸治療って医術として中国の国民に認められている事実がよくわかりましたでしょうか?自信をつけられましたか?
  4. 附属病院の針灸と推拿の外来に行った時、外来の患者は午前中に集中するため、午前の見学はとても充実でした。午後になると患者さんが少なくなるので、外来の見学はなるべく午前中にできるようお願した方が良いと思いました。
  5. 食事のことですが、計画通り薬膳や上海料理やシルクロードの名物シシカバブなどを満喫できました。又、私の地元でもあり、50年以上の歴史がある小さな古い「湯園店」にも行きました、小籠包のような大福もちを紹介させていただきましたが、お味はどうでしたでしょうか?
  6. 上海の現実を皆に充分体験させることができたと思いました。高級なレストランもあれば、庶民的な食堂もある;日本と変わらないショッピングモールもあれば、貧しい人たちが生活用品を求める雑貨店もある。貧富の差が大きいのがいまの上海、又は全中国の現実でした。
  7. 今回の見学の目的として、現実をお見せし、現実を体験、一回きりかもしれませんが、できれば二回目、三回目・・・の旅行や短期・長期の留学など、両国民の友好交流に繋がりができれば・・・と思っていました。
今回の上海見学は私たちの初めての企画であり、不足な点が沢山あると思います。皆様のご意見、ご要望をぜひ聞かせてください。これから、第二回目、第三回目・・・参加者の要望にあわせて、観光を重視プランや短期留学するプランなども考えております。
是非ご相談下さい。心よりお待ちしております。

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大学内の人体経穴解剖学陳列館の前です。


解剖授業です。


シシカバブを食べたレストランです。


学習証書を頂いたとき、白衣を着ていない方は大学の国際交流日本人留学係の張先生です。

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