早上好2010

天池針灸院による日常生活から中医学(中国伝統医学)や中国針などの情報を提供します。

鍼灸は医学である

2019年06月12日 | 癒し系

(雑草の気品ー毎日朝散歩の道で見かけた。イカリソウでしょうか?)

鍼灸医学を否定する理由は

理解がないからです。

言語の壁と同じく

会話ができないから、

理解ができないと思います。

 

私の様に二つ以上の言語を

使う人間にとって

相手を理解するには、

相手の言葉を学ぶしかないです。

言葉が通じて交流し、

お互いの文化、歴史を知り、

良さが分かる様になり、

相手の素晴らしさを

発見できると思います。

 

鍼灸医学の歴史は実に長いです。

医・食・養生など自然と共存する

理論的な巨著(『黄帝内経』)は

二千年前も昔に完成しています。 

それに従う医者達の論述、

症例の記録、解釈などの

資料は勿論沢山存在している。

信じるか信じないかの

問題ではないのです。

一国の歴史、文化、風習、

先祖達の知恵により

鍼灸医学の誕生・発展をくりかえし

現在まで存続することが出来ました。

 

日常生活中から人々が

一生の生活(病も含め)の体験、

医者として人に施術する経験、

自然と体の関わるポイント、

自然を利用して健康を維持し、

病を治す治療方法を

本にしてまとめ記録し、

代々と伝わって現在に至ります。

後世はその本を学び、

一つ一つの内容を

実践して確かめその結果を

再び記録して本に残す。

 

実践から生まれ、

実践で昇華させる。

だからこそ

根拠があり、理論があり、

臨床で実践できるし、

いい結果も残されています。

ですから数千年に渡って、

発展して現代に至ります。

 

この様な鍼灸医学は

否定する理由がないと思います。

否定するほんの僅かな

人達がいますが、

それは鍼灸医学の事を

理解がないよりも

鍼灸医学という未知な世界を

知らないだけなのです。

 

全世界の鍼灸医学の

情勢を見て下さい、

医学に対する貢献は

著しく評価されています!

 

鍼灸医学は万能だと言うのではなく、

現代医学と併用する価値を

否定はできないと思います。

様々な難治性疾患があり、

様々な愁訴もあります、

患者のニーズに応える様

もっと良い医術を

提供できるでしょう。

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