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対馬で路線バスを運行している
対馬交通
は厳原を中心に路線網を持っていますが、営業所は厳原を含め4つを持ち、ここを拠点に島内各地に路線を運行しています。これらの4つの営業所を見てみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/f7/d6f67239871ad41ad8cc2a07159e1794.jpg)
対馬の中心部に当たる厳原に位置する
厳原営業所
です。厳原営業所は対馬市交流センターの中に設けられ、ここで窓口営業が行われています。対馬市交流センターはかってのバスターミナルで、ここに対馬交通の本社と車庫が入っていたそうですが、再開発に伴い本社と車庫は別の場所へ移転し、窓口のみ残りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/64/ef24201fcdc5d3d63859e9e53b544a78.jpg)
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厳原営業所前に位置する
厳原バス停
ですが、かっては対馬市交流センター前を通る道路上に設けられていましたが、2015年5月に交流センターの向かい側に設けられた「ふれいあい処つしま」の中に移転し、方向別で2ヶ所に分散していたバス停がここに集約されました。もちろん、待合室が設けられましたが、驚いた事に運行情報の案内モニタが設けらました。そのモニタには出発時刻や行先だけでなく、当該便の経路図や経由地の時刻まで表示されていました。本州顔負けの情報量です。
なお、ふれあい処つしまは基本的に観光案内所という位置づけなので、対馬交通の窓口はありませんでした。
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ふれあい処つしま前のバス停の開設により、これまであったバス停のうち交番前は移転する形で閉鎖され、交流センター手前のバス停は引き続き使用されています。なので、交流センター手前のバス停に発着していた便はふれあい処つしま→交流センターというながれで停車していくという形になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/67/3ad7d661c1e7f75cdd2ca759aa178853.jpg)
厳原営業所の車庫です。車庫は再開発に伴うバスターミナルの閉鎖によって整備工場のある場所へ本社と共に移転しています。車庫は白土バス停の近くにあります。
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厳原から比田勝行きのバスに1時間ほど揺れられた先にある
豊玉営業所
です。対馬の中央部の仁位地区に位置しています。バス停名は営業所名そのままではなく、仁位となっています。おそらく、仁位地区の中心部にある事から仁位となっているのだと思われます。ここは対馬の中央部の拠点にあたり、ここから中央部各地への路線が出ています。道路に面した小さな営業所という感じですが、道路を挟んで両側にバスが留置されています。ただ、仁位ローカル線は現地停泊が多いそうで、朝になると各地から車両が集まってにぎやかになるそうですね・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/8c/51a4eadb8f9a6c43a9ed10a52cab04df.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/91/d6dc364983fb3d98ad21e5df5926eced.jpg)
豊玉営業所には窓口と待合室が設けられていますが、厳原と大きく異なり、年季の入ったものになっています。何か、歴史を感じさせますね・・・。特に路線図は昔からある者を修正しながら使っているかのような感じでした・・・。しかも、対馬全体をカバーしているかのような感じでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/0b/a3c77158a4724cf9c0ff11d268a1c40b.jpg)
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豊玉営業所は道路に面した小さな営業所ですが、バスは厳原方面と比田勝方面の両方とも営業所施設前に停車し、ここで乗降扱いを行います。なので、比田勝方面のバスは道路を横断する形になります。厳原~比田勝間の縦貫線は基本的に全区間を一人の運転手が乗務するようなので、ここで数分間の途中休憩が行われています(休憩中の下車も出来ます)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/f1/91afb0fcd60a71fef2371cca1097e3c4.jpg)
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豊玉営業所から比田勝方面へ更に15分行った先に
三根営業所
があります。バス停名は三根です。豊玉から近いのに営業所があるなんてと思われますが、三根からも青海線と市営バス数路線が出ているため、一応拠点となっているようです。ただ、他の営業所とは異なり、窓口そのものの営業は行われておらず、単にバス停と車庫が併設されているだけという感じのようです。建物そのものは立派ですが、一部しか使われておらず、残りは廃墟っぽいな感じでした。
営業所そのものは道路に面していますが、仁位と同じく全ての便が建物前に乗り入れて乗降扱いを行っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/17/6bd2fdbc905d579070de9b20cf3dd89a.jpg)
三根バス停の時刻表です。仁位と比べて本数は随分少なく、縦貫線をメインに青海線などのローカル線が発着しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/48/701660aae902770428944b05a2eda51d.jpg)
営業所の建物の側には車両の留置場があり、撮影時は市営バスの車両が数台止まっていました。市営バスの車両は全て現地停泊で、朝に各地から三根へ向かい、昼もしくは夕方の出発まで休憩中という感じでした。奥にあるP-LVは三根所属の予備車のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/57/063cec271426fd8d1bef7eb505138efb.jpg)
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三根から比田勝方面へ更に1時間行った先に
上県営業所
があります。対馬の北部の比田勝地区の路線を担当しています。バス停は比田勝です。因みに比田勝発着路線はほとんどが比田勝のすぐ近くにある上対馬病院発着なので、一応北部の営業所という感じです。豊玉と三根とは異なり、比較的大きな敷地を持ち、立派な建物が建っています。
尚、上県営業所は比田勝の集落の入口にあり、フェリーターミナルを始めとする中心部へはもう少し歩く必要があるようです。ただ、市営バスの鰐浦・比田勝循環線は中心部を通ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b7/7acc5b0671692f70dec51e75114d7cfe.jpg)
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比田勝に発着するバスは全て敷地内に入り、建物前で乗降扱いを行っています。敷地内に入る時はバックして乗り場に横付けされていることにビックリしました・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/1d/fd254174a89a11cfef723e0bf6915a30.jpg)
比田勝の時刻表です。本数はそんなに多くありません。とはいえ、1停留所先の上対馬病院行きの時刻表も表示されていました・・・。田舎は表示しない時もありますからね~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/cd/40bad3133a2b0923e67009a7eff5a84d.jpg)
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対馬へは3年ぶりに行ってきたわけですが、その変化点を簡単に・・・。
前回訪問時は対馬空港発着路線用としてエルガミオのワンステを投入していたのですが、それ以降にも
エルガミオ
の投入が続き、2015年?に003(長崎227か 91)、005(長崎227か 92)、006(長崎227か 98)が投入されていました。これらのエルガミオワンステは車体デザインが001・002とは異なっています。これらのエルガミオは1台が縦貫線に充当されていたので、どうやら一般路線で走っているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/3e/2dc2bc1c3eed0370b6ea5baef9ef8a98.jpg)
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そして、2016年には
エルガ
が投入されました。007(長崎227か 114)で、2015年に発売されてばかりの新型エルガとして投入されました。対馬交通にとって久々の大型車の新車ですが、対馬交通にとって初めてのノンステとなります。しかも、Q尺を選択していた事が驚きです。対馬交通の大型車は短尺がメインだけに意外でした・・・。
そのエルガノンステは上県営業所にいたのですが、車庫で寝ていた事もありどのようにして使われているかは不明です・・・。
以上です。
対馬交通
は厳原を中心に路線網を持っていますが、営業所は厳原を含め4つを持ち、ここを拠点に島内各地に路線を運行しています。これらの4つの営業所を見てみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/f7/d6f67239871ad41ad8cc2a07159e1794.jpg)
対馬の中心部に当たる厳原に位置する
厳原営業所
です。厳原営業所は対馬市交流センターの中に設けられ、ここで窓口営業が行われています。対馬市交流センターはかってのバスターミナルで、ここに対馬交通の本社と車庫が入っていたそうですが、再開発に伴い本社と車庫は別の場所へ移転し、窓口のみ残りました。
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厳原営業所前に位置する
厳原バス停
ですが、かっては対馬市交流センター前を通る道路上に設けられていましたが、2015年5月に交流センターの向かい側に設けられた「ふれいあい処つしま」の中に移転し、方向別で2ヶ所に分散していたバス停がここに集約されました。もちろん、待合室が設けられましたが、驚いた事に運行情報の案内モニタが設けらました。そのモニタには出発時刻や行先だけでなく、当該便の経路図や経由地の時刻まで表示されていました。本州顔負けの情報量です。
なお、ふれあい処つしまは基本的に観光案内所という位置づけなので、対馬交通の窓口はありませんでした。
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ふれあい処つしま前のバス停の開設により、これまであったバス停のうち交番前は移転する形で閉鎖され、交流センター手前のバス停は引き続き使用されています。なので、交流センター手前のバス停に発着していた便はふれあい処つしま→交流センターというながれで停車していくという形になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/67/3ad7d661c1e7f75cdd2ca759aa178853.jpg)
厳原営業所の車庫です。車庫は再開発に伴うバスターミナルの閉鎖によって整備工場のある場所へ本社と共に移転しています。車庫は白土バス停の近くにあります。
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厳原から比田勝行きのバスに1時間ほど揺れられた先にある
豊玉営業所
です。対馬の中央部の仁位地区に位置しています。バス停名は営業所名そのままではなく、仁位となっています。おそらく、仁位地区の中心部にある事から仁位となっているのだと思われます。ここは対馬の中央部の拠点にあたり、ここから中央部各地への路線が出ています。道路に面した小さな営業所という感じですが、道路を挟んで両側にバスが留置されています。ただ、仁位ローカル線は現地停泊が多いそうで、朝になると各地から車両が集まってにぎやかになるそうですね・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/8c/51a4eadb8f9a6c43a9ed10a52cab04df.jpg)
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豊玉営業所には窓口と待合室が設けられていますが、厳原と大きく異なり、年季の入ったものになっています。何か、歴史を感じさせますね・・・。特に路線図は昔からある者を修正しながら使っているかのような感じでした・・・。しかも、対馬全体をカバーしているかのような感じでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/0b/a3c77158a4724cf9c0ff11d268a1c40b.jpg)
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豊玉営業所は道路に面した小さな営業所ですが、バスは厳原方面と比田勝方面の両方とも営業所施設前に停車し、ここで乗降扱いを行います。なので、比田勝方面のバスは道路を横断する形になります。厳原~比田勝間の縦貫線は基本的に全区間を一人の運転手が乗務するようなので、ここで数分間の途中休憩が行われています(休憩中の下車も出来ます)。
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豊玉営業所から比田勝方面へ更に15分行った先に
三根営業所
があります。バス停名は三根です。豊玉から近いのに営業所があるなんてと思われますが、三根からも青海線と市営バス数路線が出ているため、一応拠点となっているようです。ただ、他の営業所とは異なり、窓口そのものの営業は行われておらず、単にバス停と車庫が併設されているだけという感じのようです。建物そのものは立派ですが、一部しか使われておらず、残りは廃墟っぽいな感じでした。
営業所そのものは道路に面していますが、仁位と同じく全ての便が建物前に乗り入れて乗降扱いを行っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/17/6bd2fdbc905d579070de9b20cf3dd89a.jpg)
三根バス停の時刻表です。仁位と比べて本数は随分少なく、縦貫線をメインに青海線などのローカル線が発着しています。
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営業所の建物の側には車両の留置場があり、撮影時は市営バスの車両が数台止まっていました。市営バスの車両は全て現地停泊で、朝に各地から三根へ向かい、昼もしくは夕方の出発まで休憩中という感じでした。奥にあるP-LVは三根所属の予備車のようです。
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三根から比田勝方面へ更に1時間行った先に
上県営業所
があります。対馬の北部の比田勝地区の路線を担当しています。バス停は比田勝です。因みに比田勝発着路線はほとんどが比田勝のすぐ近くにある上対馬病院発着なので、一応北部の営業所という感じです。豊玉と三根とは異なり、比較的大きな敷地を持ち、立派な建物が建っています。
尚、上県営業所は比田勝の集落の入口にあり、フェリーターミナルを始めとする中心部へはもう少し歩く必要があるようです。ただ、市営バスの鰐浦・比田勝循環線は中心部を通ります。
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比田勝に発着するバスは全て敷地内に入り、建物前で乗降扱いを行っています。敷地内に入る時はバックして乗り場に横付けされていることにビックリしました・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/1d/fd254174a89a11cfef723e0bf6915a30.jpg)
比田勝の時刻表です。本数はそんなに多くありません。とはいえ、1停留所先の上対馬病院行きの時刻表も表示されていました・・・。田舎は表示しない時もありますからね~
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対馬へは3年ぶりに行ってきたわけですが、その変化点を簡単に・・・。
前回訪問時は対馬空港発着路線用としてエルガミオのワンステを投入していたのですが、それ以降にも
エルガミオ
の投入が続き、2015年?に003(長崎227か 91)、005(長崎227か 92)、006(長崎227か 98)が投入されていました。これらのエルガミオワンステは車体デザインが001・002とは異なっています。これらのエルガミオは1台が縦貫線に充当されていたので、どうやら一般路線で走っているようです。
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そして、2016年には
エルガ
が投入されました。007(長崎227か 114)で、2015年に発売されてばかりの新型エルガとして投入されました。対馬交通にとって久々の大型車の新車ですが、対馬交通にとって初めてのノンステとなります。しかも、Q尺を選択していた事が驚きです。対馬交通の大型車は短尺がメインだけに意外でした・・・。
そのエルガノンステは上県営業所にいたのですが、車庫で寝ていた事もありどのようにして使われているかは不明です・・・。
以上です。
それにしても、対馬交通が長崎バスを差し置いて新型エルガを導入するとは思いませんでしたね。