根占と大根占

　鹿児島交通の佐多方面のバスに乗っていると、
　根占と大根占
　の両方を通ります。根占と大根占は大が付くか付かないの違いがあるだけなので、同じ集落の中にあるかと思いや、バスで１０分ぐらい離れているうえに、自治体も別だという・・・。というわけで、行ってみました。

　まず、
　根占バス停
　を見てきました。根占バス停は南大隅町の中心部にあり、近くには南大隅町役場があります。佐多方面へ向かうバスの大半はこの根占止まりになっていて、根占より先へ向かうのは１往復だけです。

　佐多方面のりばには古びたコンクリート建てがあり、その１階がバス待合室として開放されていました。

　反対側の鹿屋・垂水方面のりばには回転場がありました。根占発着のバスはここで回転しています。ただ、その回転場には建物の跡が見られたので、もしかしたら昔は車庫だったのかもしれません・・・。

　根占バス停から少し西方面へ行った根占港の近くに車庫が置かれていました。いわゆる出先車庫です。佐多方面のバスはここをねぐらとしていました。佐多方面のバスは車庫の前を通るのですが、車庫の前にバス停は置かれておらず、少し歩いた南大隅高校前バス停が最寄りになっています。あと、町役場も根占バス停より車庫の方が近いですね・・・。

　そして、今度は
　大根占バス停
　を見てきました。根占バス停とはバスで１０分ぐらい離れているのですが、途中で集落が途切れて山の側を走るので、別の集落にあるような感じでした、。そこで、大根占バス停は錦江町の中心部にあり、根占より中心部の中にあるような雰囲気がありました。もちろん、近くに錦江町役場があります。

　佐多方面ののりばにはふれあいセンターの建物があり、その１階が待合室になっていました。根占より新しく、立派でした。しかも、トイレまで付いてました・・・。

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　鹿屋方面のりばは道路上にポールとベンチがあるだけという簡素的なものでした。大根占を起終点とする一般路線が無いため、回転場はありませんでした。

　貴重なＰ－ＨＴの２４７が充当されているとして有名だった錦江町コミュニティバスです。このコミュニティバスは大根占を起終点とする唯一の系統です。車両自体は根占駐在だけど、錦江町のコミュニティバス扱いなので、根占発着ではなく大根占発着になっているわけなんですね・・・。根占発着ならフェリーとの接続もあるから便利そうに見えるけど、コミバスだから無理ですものね・・・。

　根占と大根占は大が付くか付かないかの違いだけなので、同じ集落にあり、１０分は集落内をぐるっと回ったがゆえにかかった時間だと思いや、直線距離で離れているうえに自治体も別という初見殺しのような感じでした。
　以上です。

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