斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

神奈川中央交通会社再編前の動き

2017-01-03 20:29:15 | バス
 新年あけましておめでとうございます。本年も拙ブログをよろしくお願いします。

 さて、2017年1月1日、
 神奈川中央交通
 において、会社の再編成が行われ、4つあった神奈交バスが消滅し、地域別に3つの事業者に再編されました。その再編成に向けて車両の動きが見られましたので、これらをまとめます。主な動きは神奈交バスオリジナル塗色の一般塗色への変更、神奈交委託車の社番の「0」外しなどが行われています。





 舞岡
 では横浜営業所の操車場へ格下げの上、横浜神奈交バスへ全面委託されていましたが、会社再編成で再び神奈川中央交通の営業所になる事から、社番の「0」外しが進められました。2011年に全面委託化されているので、5年ぶりにお**が復活した形になりますね・・・。


 会社再編により、横浜神奈交バス籍の車両も神奈川中央交通へ移籍することになるので、神奈交バスオリジナル塗色の車両については一般塗色への変更が進められています。しかし、一般塗色へ変更されるとはいえ、そのまま変更というのではなく、ラッピングという形だそうで、やや色合いが異なる他、各所で神奈交カラーが出ていますね・・・。バンパーもそのままなので、何か違和感あります・・・。





 横浜神奈交バスの自己発注車の中に最古参に当たる2002年式のYK1107がいるのですが、そのYK1107は神奈川中央交通へは引き継がれず、そのまま運用離脱するようで、12月31日にラストランが行われました。ラストランにあたってさよなら装飾が行われ、挨拶も掲げられていました。尚、YK1107は12月末を持って離脱することが決まっていたようで、一般塗色への変更は行われず、最後までオリジナル塗色のままで通していました。



 横浜神奈交バス中山営業所は会社再編により神奈川中央交通中山営業所へ変更になりますが、それに合わせて新しい社番への改番が行われる事になっており、社番のシールが貼られていました。もちろん、「0」外しは行われていませんでした。






 藤沢
 では2005年に茅ヶ崎営業所藤沢操車場へ格下げの上、藤沢神奈交バスへ全面委託されていましたが、会社再編成により神奈川中央交通東藤沢営業所になるため、社番の「0」外しが進められました。2005年に全面委託化されているので、11年ぶりにふ**が復活した形になりますね・・・。とはいえ、全車が0付きになってから11年経っているので、初めて0が無くなった車両が多いですね・・・。




 藤沢神奈中交バスオリジナル塗色を纏っていたエルガミオ3台について、一般塗色へ変更されましたが、ラッピングという形だったので、各所でオリジナルカラーが見られました。しかし、車両によって細工が異なっていて、FK013は神奈交カラー丸出しだったに対し、FK015はバンパーの色を変えるなど極力一般塗色に仕上げていました。なので、FK015に関しては方向によっては元神奈交カラーとは思えない姿になっていました・・・。
 尚、藤沢神奈中交バスオリジナル塗色について、藤沢は全て一般塗色へ変更されましたが、大和配置の車両は2002年式と古参車ということもあってなのか、変更せず、社名の取り消しなどが行われています。



 平塚
 では2016年に湘南神奈交バスへ全面委託されていましたが、会社再編成により神奈川中央交通西平塚営業所になるため、社番の「0」外しが進められました。ただ、平塚の全面神奈交委託が会社再編成が決まった後の2016年8月に行われたため、全車の社番に「0」を付けるような事は行われていないので、今回の「0」外しは社番に「0」が付いた車両のみに行われています。




 秦野
 では2008年に伊勢原営業所秦野営業所への格下げの上、湘南神奈交バスへ全面委託されていましたが、会社再編成により神奈川中央交通西秦野営業所になるため、社番の「0」外しが進められました。2008年に全面委託化されているので、8年ぶりには**が復活した形になりますね・・・。とはいえ、全車が0付きになってから8年経っているので、初めて0が無くなった車両が多いですね・・・。




 相模原
 では相模神奈交バスへ委託していた峡の原車庫が会社再編成により神奈川中交通東橋本営業所へ変更する事になったため、変更に向けての作業が行われ、社番にシールが貼られていました。特に2016年10月に投入された新車の「さ143」では新製投入時は「0」なしのさ143で登場していましたが、再編成への準備で一時期「さ0143」になっていました。



 相模神奈交バスオリジナル塗色の車両について、一般塗色へ変更されましたが、ラッピングという形だったので、各所でオリジナルカラーが見られました。この姿は違和感ありますね・・・。






 町田
 では相模神奈交バスへ一部委託していましたが、全て神奈川中央交通になることから、委託車について、社番の「0」外しが行われていました。






 会社再編成に向けての作業と同時に舞岡と厚木について、LED行先表示器が
 白色LED
 への変更が進められています。これは視認性向上のための変更だそうです。ただ、舞岡はレシップ製、厚木は交通電業社製と異なっています。交通電業社製はシャッター速度を落とさないと切れませんが、レシップ製は速度がそこそこ高くても切れないようです・・・。側面行先表示器に関しては大型化され、窓の下部に設置されています。特にノンステに関しては窓枠そのままのため、改造車らしい雰囲気になっています。


 たまたま撮影で来た専修大学スクールバス用のい301です。2001年式のエアロスターですが、特定用に格下げされたようですね・・・。


 こちらは2016年夏に町田から戸塚へ転属したと180です。PJ代のノンステですが、元町田が故に短尺になっています。戸塚は元々標準尺で入れているので、短尺となると珍しいですね・・・。

 以上です。

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