「何か」をするから生きている

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(テイルズオブ)全体のまとまりはあったと思いますよ。おそらく。(ゼスティリア)

2015年03月30日 21時24分16秒 | テイルズオブゼスティリア
こんばんは

明後日からは社会人生活が始まるということで、一刻も早く積みゲーを消化しなくてはならないと焦っている俺です^^;

とはいえエロゲーとかちょっとやっただけのものとか細々ありまして、実際のところちゃんとやろうと考えているのはテイルズとブラッドボーンくらいなんですけどね。

そんな2作品の内の1つ、それが「テイルズオブゼスティリア」です。

今回は、ちょうど先ほどクリアしてきたのでその感想とかを書こうと思います。そのためにカテゴリを新設しましたしね(`・ω・´)

まぁこの記事だけで終わってしまうのが残念ではありますが、ゲームとはそういうものですし、もしかしたら追加エピソードがあるかもしれないのでまだわからないところです。


さてさて、今作は発売された当初から「アリーシャが…」「ロゼが…」といろいろ言われておりました。

俺も少々そこら辺の書き込みを見てしまってからプレイすることになりましたが、結果から言って「まぁこんなものだよね?」って感じです。

ネットの書き込みも確かにそうだよなって思います。パッケージを見る限りセンターにいるスレイ、ライトのミクリオ、レフトのロゼ、そしてロゼの上にアリーシャという配置でした。

一見するとここからはロゼの方が見せ場的な意味で上の立ち位置にいるのかな?と連想させます。

しかし説明書や公式のキャラ紹介では、スレイの後にはアリーシャが紹介されているのです。ここだけ見れば「あれ?アリーシャってヒロイン格なの?」と思ってしまいます。

で、俺はどっちだと思っていたかと言えば、断然アリーシャでした。だってヒロイン然としていると感じたからです。

ヴェスペリアが頭をよぎったようなそんな気がしましたが、それとは別によくある話としては姫がそういう立ち位置だろうと考えたわけです。

ところがどっこい実際には、まぁ見せ場的に8:2くらいでロゼでしたね(´・ω・`)

てか神依化出来ないアリーシャは確かにパーティ内にいても空気になってしまうでしょうから、当初からそういう設定だったとしたらそういう配慮があったのかなとも思えます。

それにロゼはスレイが感覚を遮断した後導師的なポジションについたわけですし、そこにアリーシャがつくというのはダブルワークになってしまって大変だとは思います。

加えて物語上はアリーシャが国の内政面を任されていた感じでしたし、スレイはスレイで穢れを浄化しないといけないわけですから、それぞれ役割があったとも考えられますね。

そこにきてスレイ一人では4人もいる天族を持て余すので、ロゼに神依化してもらってうまいことバランスをとったというところでしょう。

そのように考えれば、これはスレイの物語ですし一緒に戦ったロゼが必然的に見せ場を増やしてしまうのも頷けます。

逆にアリーシャの見せ場が少なかったのは、そもそも後半まであまり活躍していないからです。スレイが戦場でドラゴンと戦い敵側のセルゲイと協力する形を取ることが出来るまではマルトランに利用されつつくすぶっていたと言えるでしょう。それもマルトランの真実的な意味でしょうがないのかもしれません。利用されている感を出したかったのかもしれませんし。

ここで言っておきたいのは、俺は決して非難しているわけではないということです。一見してロゼもアリーシャもヒロインとして扱えるレベルではありました。

しかしテイルズシリーズは恋愛的な要素が作品によりあったりなかったりしますので、今作のように「ありそうでない」ということがしばしば見られるんです。

ですから、そもそも「恋愛(ヒロイン)的な意味でストーリーを考えること」は間違っているのかもしれません。

もしも恋愛的な意味での考察を除き、アリーシャもロゼも一登場人物として考えるのであれば、設定がそうなっていたとはいえ、そういう話だったのかなとまとまりは感じられると思います。

いわば小説を読んでいるようなものだと思います。ラノベではない、というところがポイントなのかもしれません。

最近は恋愛的な要素というかそういう描写がマストなように感じられるものですが、テイルズにあってはそういう描写が作品ごとにあったりなかったりしているので、個々に考えるべきところなのだと思いますね。

さて、アリーシャが最序盤から離脱し後半、ましてやラストにあってもちょいちょいしか顔を見せない件については「そういう役割のキャラだったんだよ」ということにしておきます。

まぁもちろんネット上で言われているような「大人の事情」というものが影響したかどうかというところについては…俺がどうこう言ったところでということなのでスルーしておこうと思います。

我々消費者は結局のところ「発売された物」を見て中身を評価するということしか出来ないですからね。ネットが発達していろんなことが囁かれたとしても、それはそれということにしておかないとゲームを楽しめない雰囲気ですからね。

まぁできることなら元々のストーリーをそのまま楽しめるように作ってもらいたいなとは思います。現状で出来ているのかもしれませんがね。



さて、この後ブラッドボーンの説明書を熟読し今日中に一通りの操作を覚えておこうと思っているところではありますが、こちらの感想もきちんとやり終えなくてはなりません。

先ほどまでは上記のようなことが書ければ「後は皆さんでお楽しみください」と言って、戦闘とかキャラクターとかについては省こうと思っていたのですが欲が出てきました。もう少しいきましょう。

ではまず戦闘からです。

今回の戦闘システムは、まぁまぁといったところです。どんどんと最近の作品になるにつれて秘奥義の重さが軽くなってきているようには感じられますが、それが時代というものなのかもしれません。

俺が始めてプレイしたエターニアやその後やったデスティニー2では秘奥義なんてものはちょっと説明書に書いてあるだけで具体的な使い方は分からなかったし、テイルズシリーズの伝統になりつつあると思われる「ラスボスは秘奥義で倒す」という流れの中ぐらいでしか見たことがありませんでした。

とはいえそんな懐古厨っぽい発言をして批判がしたいのではありません。

昔のように平面でゲームをやっていた頃はそれでもよかったということです。わざわざ秘奥義なんてものがなくても、たくさんある技をガンガン使って自分オリジナルのコンボで敵を倒す爽快感があったわけですからね。

現代においてもそれはありますが、もっと戦場が立体的になったことでもっとダイナミックな攻撃を欲するようになり、結果として秘奥義のような正に「必殺技」といえるものが注目されたのだと思います。

まぁこれぐらいなら大体の人が感じていることなので、今更こんなことを書いてもなんにもならないのですね^^;

この他SCやBGのシステムはなかなか面白いと思いました。特にBGについては武器のスキルでセイム3までいかないと+1にならなかったりして、そういうこともあるので武器融合にもそれなりに時間を使ったと思います。

SCはこれまでもそんなようなものはありました。しかし今作ではより規則がしっかりし、敵に防御されたらSC回復量が半分になるなど、ただガンガン攻撃すればいいというものではないという考え方が出来たように感じます。

それに特技・奥義・天響術の3すくみの関係はなかなか悩まされましたね。神依時は奥義と天響術のみになるので敵の天響術を止められないですし、かと言って単体でボスを切りつけてもキンキンいって止まらないこともありましたし…

正直特技で天響術を止めるということに関してはもうちょっと考え方があってもよかったかもしれません。ただ特技をぶつければいいなら簡単ですが、キンキンなってしまうと不用意に近づくことにもなりますしただ隙を作っただけとも考えられますからね。

まぁ俺が気にしていないだけで術式にも色がありましたし、色に対して優位な属性の特技をぶつけることがボスに対してはマストだったのだとすれば、そうかそうかと納得するところではありますがね。

まぁそういうところもありましたが、敵が天響術を唱え始めてから大ぶりの奥義を出してしまった時の「しまった感」はなかなかでした。よかったと思います。



次にキャラクターですね。俺の一押しは意外にミクリオです。戦闘でも遠距離神依でだいぶお世話になりました。

それ以外に声も気に入っていて、いかにも好青年というところがよかったですね。こういう発言をすると最近はホモだと言われますが、ホモではありません。

スレイも好青年然とはしていましたが、少し無邪気な面もあり、それはそれで好感が持てるのですが俺としては落ち着いた雰囲気のあるミクリオの方がいいかなと思いました。

全員分コメントすることはしませんが、ザビーダもなかなか好きです。しばしば聞き取れないこともありましたけどね^^;豪快な感じを出しつつも、それはキャラで実際には渋い大人の雰囲気があるところが兄貴って感じでした。

女性陣を見ていくと、まず頭に浮かぶのはあの2人。ロゼとアリーシャです。

アリーシャについては別途アフターストーリーの方で着替えた後が最高に可愛かったです。本編ではライラやエドナを見ていいな~と思っていましたが、あの高貴さはポイント高いと思います(`・ω・´)

それにアフターでは本編とは違い女の子らしさが出ていて好感度はグングン上昇しました。これでスレイとちょっといい関係になってくれると面白いのですが…それは欲張りでしたね。

照れたり恥ずかしがったりする姿をもっと見たかったなと思いました。

次にロゼです。正直初めて公式のキャラ絵を見た時は微妙な印象を受けていました。しかしチャットが始まってみると案外可愛いなという印象に変わりました。

もともと暗殺集団の頭領ということもあり、サバサバ系?というかアリーシャとかとは違った性格なのだなと感じたこともあり、スパスパ殺していても違和感はありませんでした。

まぁスレイ達の遺跡談義がつまらないというか興味ないということをきっぱり言っていたあたり、チャットにおける広がりはないのかなと思ったりもしましたが、それ以外でライラのダジャレを捌いたりして喋る機会は多い印象でしたね。

今作ではライラ自身が自分に課した誓約によりマオテラス関連の話が出るとダジャレを言って乗り切る場面が多くて、それなのに毎回微妙な空気になるので演じていた声優さんは苦労しただろうなと思っていたりします^^;

それはさておき、アフターではアリーシャからスレイはどうなったのかを聞かれてすぐには教えなかったり、取っ組み合いの喧嘩にまで発展してもやっぱり教えなかったりで、頑固なのかなんなのかわからないところもありましたね。

この件についてはネット上でも性格が悪いとか書かれていたりしますが、まぁ恋愛的な要素が薄いとはいえアリーシャはスレイのことを憎からず思っていたわけですし、そのスレイが人間の一生くらいの時間では戻ってはこないだろうという現実を考えると簡単には伝えられなかったのかもしれません。

取っ組み合いの喧嘩になったのはアリーシャの女の子らしさを描写させるということもあったかもしれませんが、まぁ不器用だということですよきっと。

まぁとはいえアフターの終盤なぜあんなに焦っていたのかについては俺でもフォロー出来ないですけどね^^;

あの時ロゼも導師的なポジのために体への影響が間近に迫っていたのか、ロゼ自身もスレイのところに行きたくて仕方なかったのか、穢れがカムラン近くまで来ていて心配だったのか、いろいろ考えられますが最後のやつが妥当かなと思います。

ロゼもスレイを憎からず思っていたのかもしれませんし、もしくは折角あそこまでこぎつけたのにまた穢れにやられたらたまったものではないという憤り的なものもあったのかもしれません。

まぁ結局のところ分からないのですが、まぁその分アリーシャが喋ったり動いたりする機会が増えたのでそういう演出だったのかも?とも思えなくもないですね。

ここまで見てきてやっぱり思うのは、やはりアリーシャはセルゲイ的なポジションというだけでそれがたまたま姫だったということなのかなと思います。

セルゲイは騎士団長ですが、アリーシャ側ではマルトランがそんなようなポジションでしたしね。同じくらいの影響力を持つ立ち位置でセルゲイは軍部、アリーシャは政務の部分を表現していたのかもしれません。

ならなぜセルゲイはパッケージに顔を出さなかったのかと言えば、アリーシャは少しの間でもパーティに加わることになったからですし、後はまぁ女の子だからだろうと思います。パッケージが華やかになるしね(にっこり)

まぁ考えれば考えるほどそういうことだったんじゃないかと思います。元のストーリーにおいてアリーシャがそういう立ち位置なら「もっと登場させろ」というのもおかしな話ですし、それはそれとしてこちらは受け止めるべきなのかもしれません、「大人の事情」は俺にはわかりませんけどね…

後は天族ですね。ミクリオとザビーダについては書きましたので、主に女性陣を。

今回はロゼが普通の少女だったので属性的にエドナとライラを気分によって眺めることが出来たのはよかったと思います。

まぁライラのダジャレやエドナのツンツンぶりはそういうキャラなのだと割りきって考えることにしたほうがいいですね。

ビジュアル面を見ると、エドナはそのツンツンぶりがきちんと表現されていてチャット中にちょくちょく見せるふくれた顔が和む感じを受けます。まぁ実際にはかなりの年齢で…あ、いやすみません。

ライラは大人の女性という雰囲気を醸し出していて、衣装から見える太ももが眩しかったです。素晴らしい。

大人の雰囲気を漂わせつつも、時折見せるお茶目な顔が魅力をさらに引き出していたように感じます。大変グッドです。

衣装に関してはロゼの商人服もよく見れば素晴らしいものでしたね。なにせ背中のところでちょっと肌を見せる感じになっていて、尻の部分もスパッツ?的なものなので形が強調されていて、客受けを狙ったものだと書いてありましたが、たしかにな~と思いましたね。

これをアリーシャに着せてもなかなか良くて、若干身をやつしている感じがする中にも高貴さを漂わせているのでグッドでした。

後はデゼルがいましたが、まぁあまり喋らなかったですしね。目が見えていない的な描写がありましたが、それでクワガタの種類を判別するとかどういうことなの!?とは思いました。

いくら風が優秀でも人の表情まで感じ取ることが出来るのか?とかいろいろと思うところもありましたが、全ては風が教えてくれるのです。そういうことなのです。



まぁこんなところですかね。

後書くことがあるとすれば、全体的に各キャラの背景とかがあまり語られなかったかなという印象があるところです。

ヘルダルフに関してはどういうことがあったのかということをきちんと描写していましたが、各天族、中でもザビーダ等はどういう理由でそこにいるのかということが建前上でしか語られなかったような気がします。

「ちょっと昔あってな…」というセリフを本編中で男女問わず何度目にしたかわかりませんが、過去の因縁について話が及ぶと途端に誓約だから話せないという雰囲気になるのはそこで考えるのをやめろということなのでしょうか?

カースランド島でのことやエドナの兄貴についてなどザビーダは何かと関わっていそうでしたがそこについては有耶無耶だったと思います。

ライラもなぜあの剣に宿るようになったのかとか、それは導師を待つためだってことで納得すればいいのでしょうか?

告白では先代導師について行かなかったことを後悔していましたし、なぜ付いて行かなかったのか、信じられなかったから?

また先代導師がなぜカムランを興そうと考えたのかなど、活字でもいいのでどこかにあったりするんですかね?

まぁすぐに読めるということでもない限り読むかどうかはわかりませんが、全体的に「穢れだから浄化する」「浄化出来ない場合は殺すかどうか」ということだけを見ていたような印象です。

まぁ導師の旅とは穢れを祓うことですし、作中でも言われていたようにささっと表れて穢れの根本を消していくけどもどこかへいなくなってしまうわけですからね。

人間社会と直接的に関わることは良しとされていなかったのでしょうか?「これは人間の問題ですから」というセリフもありましたしね。

今回は先代導師によるあれこれでマオテラスが憑魔となってしまったためにスレイが体を張って浄化することになったと考えられますが、それ以外で先代導師は村を興そうとしていました。

それはどういうことなのでしょうか?導師とはいつ終わるのでしょうか?それに「家族を持てない」とも先代導師は言っていましたし、何かしらの制約があるのかもしれませんね。

もしかしたら天族と契約することで体に支障をきたすのかもしれません。スレイも辛そうでしたし、目が霞むとか言ってましたからね。

まぁ体に支障があるということからすればアリーシャと従士契約をした後の展開が微妙に分かりづらいというのもありましたね。

アリーシャは心配しているようでしたが、きちんと言葉にしないので何だか不安げだなという感じで、スレイの方はまぁ力を得ると体力を使うというのは想像しやすかったのでわかりやすかったですけどね。

まぁこんなことを書いていると段々訳が分からなくなってしまうので、これぐらいにします。とにかく今作は「誓約で話せない」と「ちょっと昔あってな…」が流行語大賞にノミネートされるのではないかというレベルだということです。





毎回感想を書き始めると平気で2時間近くかかってしまうので、今日はもう風呂に入って寝ようと思います。

寝る前に艦これをやって説明書をちょろっと読んで、後は朝早く起きる練習も含めてすぐに寝るようにしようと思います。

これから社会人生活が始まれば、明日の仕事があるためにこれぐらいの時間には寝るようにしないといけないのだろうと思うと、そういうものなんだな~と感じるところです。

まぁこれまでの常識は「学生の常識」だったわけですし、これからは新世界とも言うべき「社会人の常識」というところで生きるわけですから、一から学び直すくらいの気持ちでいたほうがいいですね。

なんだかんだ父親とかが遅く帰ってきても「仕事って大変なんだな」と思うだけで自分のこととして考えることはなかったと思いますが、これからは俺がそっち側になるわけなんですね。

俺は結構小心者の慎重派なので期待よりも不安の方が大きいです。昨今はうつ病も流行っていますしね。

なんとか40数年を生き抜こうと思います。次回更新時には仕事の愚痴とか言えるようになっていると面白いかなとか思ったりします。

まぁ更新を忘れていたりしたら大変だなぁと思いますけどね^^;



それではまた次回です