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外科医と陶芸家のゆめ

2020-05-29 17:39:45 | 日記

肌寒い朝だった。左半身が痛い。腰と上腕が神経痛のように痛む。それでも天気がいいので陶芸教室に出かけた。今日は抹茶茶碗の仕上げだ。先生はきちんと準備していて下さる。

細川 護熙氏の陶芸の本を見せてくださって、「これが70万円だよ」と先生が言われた。たしかに色といい形といいすばらしい。これで今の茶碗を作ろうと思った。くびを傾げていると「ほら、70万だよ」と先生に言われる。抹茶茶碗は4つ目だが、さすがに難しい。750gあるものを600gくらいまで削り出す。「丁寧に」と言われて少しずつやっていると「それでは夜が明ける」と言われる。先生が削るとお蕎麦屋さんの削り節くらいだ。高台も難しい。真ん中を失敗すると茶碗でなく植木鉢になる。楽なところからやっていると「部屋は隅からきちんと掃いていかないと、楽な真ん中ばかりじゃだめだ」と。ああ、母にもそんなことを言われた。段々と先生は厳しくなる。はぁ~。

手伝って頂いたが、いい形になった。(70万には程遠いが)両手にぴったり収まる。うれしかったが、「あと2つ作ろか」と言われた!特に削り出すときは、慎重に慎重にやっていく。気を許せない。そうだなぁ、私は本当は外科医になりたかったのだ。一時の気の迷いで違う道へ進んだ。外科医でなくてよかった。「あっ、間違いました」では済まない。この年になって、厳しく指導してくださる先生がいてよかった。毎回、学ぶことが多い。(ちょっとうるさいが)

帰りはさらに腰と肩が痛む。寄り道せずに帰宅。どうも、歩きすぎとパソコンに向かいすぎらしい。若くはないのだ。痛むところに、よく効く軟膏を塗りこんで、自律神経を整えるという音楽を聴きながら休んだ。ものを見るときにどうしても左側を見上げている。足は左下で組んでいる。そして、肌掛けとパジャマを薄くして体が冷えたらしい。今日はこれでお休み。明日も休養。外科医も陶芸家も遠い夢だったね。

 
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