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家族の歴史

2020-05-24 21:45:59 | 日記

マスク皮膚炎はだいぶよくなったが、まだつけられない化粧品がある。と言っても、肌の調子はいい。入院しているとき、なにも化粧品をつけられなかったが、肌はきれいになった。過保護にしないほうが肌はがんばるようだ。今日は、大家さんからいただいたグリーンピースで炊いたご飯を教会のお友達のところへ届けた。

先日は改築した教会のお友達の家を拝見した。ご主人は亡くなられ、お嬢さんとお孫さんと住んでいる。改築した部屋にはお嬢さんが住むことになった。1階の部屋はTVが2台、リビングが2部屋という感じで、ぎっしりどこにもものがつまっている。ああ、これが歴史ある家庭なんだ と思う。台所も物があふれている。食器棚にはたくさんの食器が、音楽を目指していたお嬢さんが聞いたのだろうか、レコードやCDが書棚に並んでいる。壁には家族の写真がある。すべて歴史なのだ。

我が家には歴史がない。元夫は大きな家具が好きだったので、別れるときにすべて処分した。今ある家具は別れてからそろえたものだ。大事にしていた和ダンスや祖父母の桐のタンスもない。本棚も机もない。食器も本も最低限しかない。あの時の・・・と思い出すものが無い。自分が捨てた歴史なのだから仕方ない。いや、そうだ、母から受け継いだ仏壇は子供のころからのものだ。なぜか大事に捨てなかった火鉢と金魚鉢も・・・。

今夜大河ドラマを見ていたら、なぜか悲しくなった。どうもこのドラマは心の底のつらい部分に触れてくる。手をそがれ、足をそがれ、背中の皮まではがれたような・・・。何もないそんなつらさがよみがえった

 

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