海岸線を縫うように、或いはトンネルでトリエステに近づきます。
町に入るアプローチは素晴らしく期待に胸が膨らみます。
いよいよここからがトリエステです。
高い並木が我々を迎えてくれます。
市街地に入りました。立派な建物も有り、イタリア国境の町は活気に満ちています。
市の中心部に入りました。
中心街を通り過ぎると倉庫などが目立ち始めます。
国境に町はイタリアを苦しめている不況とは関係ないかのようです。
海岸線を縫うように、或いはトンネルでトリエステに近づきます。
町に入るアプローチは素晴らしく期待に胸が膨らみます。
いよいよここからがトリエステです。
高い並木が我々を迎えてくれます。
市街地に入りました。立派な建物も有り、イタリア国境の町は活気に満ちています。
市の中心部に入りました。
中心街を通り過ぎると倉庫などが目立ち始めます。
国境に町はイタリアを苦しめている不況とは関係ないかのようです。
トリエステはイタリア国境の町です。
ベネチュアは素通りしてトリエステに向かう事にしました。
ベネチュアから先は初めて走る道です。
海岸沿いの高い崖の上を走ります。
釣りを楽しむ車が?沢山駐車しています。
崖の下にはなにやら遺跡があるようです。
このブログで何回か書いていますが、ヨーロッパの道路を走っていて
どこの国に入ってもトラックのマナーの良さには感服します。
3車線が多いですがトラックは常時一番外側を走っています。
追い抜きの場合でも追い抜いた後はすぐに戻ります。
ましてや追い抜き車線をいつまでも走り続けるなんて事は絶対にしません。
乗用車も追い抜き車線を走り続けると違反の対象になるから追い抜いたら2番目の車線に戻ります。
そのため車の流れはスムーズなのです。
2車線道路ではこんな規制もしていました。
12ton以上のトラックとトレーラーハウスを曳いた車は追い越し禁止になっています。
3車線になれば解除されますが。
散歩の後、ホテルの新館で朝食を摂り、ワイナリーに立ち寄って昨日買ったワインを
帰国後、個別のケースに入れるべく紙の箱を12枚貰いました。
いつのの女性はまだ出勤していません。
ワイナリーの販売部門を取り仕切っていて、ワインやエプロンを無料でくれる
裁量権を発揮しているので、てっきりファミリーかと思っていたのですが、
使用人だという事でした。
今日はベネチュアの近くに泊まるか、クロアチュアの国境近くまで足を伸ばすか
そんなアバウトな感じでいます。
ナビで見ると車はミラノの東側をA21を使って走っています。
日本から持参したガーミンのナビも平行して使っています。
日本語で案内してくれるし、以前泊まったところとかを記憶しているので便利なのです。
バローロの村の中心街を写しました。
この大きな建物は何なのか知りませんが、ほかに比べて格段に大きいですから、貴族の館なのかもしれません。
葡萄の搾り滓です、もう搾汁は始まっているのです。
ホテルに一階のワイナリーです。もう職人さんが働いています。
前にも乗せた蜜蜂が集まるツタの花です、丸いボンボン状のが全部花です。
黄緑の地味な花ですが蜜をたっぷり持っているのでしょう。
ボルボ XC90 D4 というタイプの車です。タイヤもゴツいです。
↓ 朝焼けの雲が綺麗です。
ホテルにはプールもありましたがこの季節では使えません。
夏には大人も子供もここで戯れるのでしょう。
バローロはなだらかな丘の連なりで出来ています。
葡萄畑も南斜面や北斜面でも作られるし丘の尾根近くや谷にもあるのですから
様々な地形条件で葡萄の育ち方や出来具合に差が出てくる事でしょう。
良い葡萄の採れる場所は限定されていて、葡萄の格付けは採れる場所によって決まっているようです。
ホテルの周りで出来る葡萄の格付けはあまり高くないらしいです。
つまんでみると糖度は高いし香りも良いのですが、、、、
注文したパスタが出てきました。トリフェはかかっていませんが、流石本場の味です。
ここにはほかに日本人も居ないし、中国人もいません。
私には理解できない言葉が聞こえてきます。
このザクロやマルメロは注文したものではありません。
飾ってあるのを写させてもらいました。
カボチャもさりげなく置いてあります。
ハロウインだぞ! どうだ! といった麗々しい飾り方でないのが好ましいです。
バローロホテルに泊まるのは4回目ですがまだホテルのレストランでディナーをとった事はありません。
いつもは街に出て小さなレストランでいただくのです。
今夜はワイナリーのお嬢さんがランチに来るかと思って心待ちにしていたのに、、、といわれたので
ランチのお詫びにディナーはホテルで摂ろうと思ったのです。
この辺りはトリュフェが良く採れる場所でも有名です。
でも私にはトリュフェはさほど美味しいとも思えないのです。臭覚が衰えているせいだと思います。
レストランではワインの棚にびっしり瓶が入っています。
流石ワイナリーも経営しているホテルです。
ボトルではもてあます酒量になっているのでグラスワインを頼みました。
勿論ここのワイナリーのものです。
夕食にはまだ間があるので庭を散歩しました。
ホテルから一歩出ればそこは一面の葡萄畑です。
葡萄の房は酷く傷んでいてワインにするには使えないように見えますが、
これがあの芳醇なバローロワインを生み出す秘密なのです。
水分が飛んで甘みが凝縮されます。
富貴ワインを創る手法に似ていると思われます。
ホテルの垣根にサージ宅で見た花が咲きここでも蜜蜂が群がっています。
花は緑色のさえない花ですが、蜜蜂にとってはごちそうなのでしょう。
ワイナリーの女性に何の木か訊いてみたら、アイビーだと言う事でした。
ツタに花が咲きこんなに蜂が訪れるとは知りませんでした。
根元のひこばえをそっと根から引き抜いて荷物の奥に潜ませました。
ワイナリーの販売を仕切っているお嬢さん、毎年の事で顔なじみになっています。
昨年、ワインを運ぶ頑丈なプロテクトを施したバッグを50ユーロほどで彼女のすすめで買ったのですが、
早速あのバッグは持ってきたか?と訊いてきました。
そのバッグに入れてきた梅酒と梅シロップをお土産に上げました。
お返しは私にはワインを一本、同行者にはバローロ特製のエプロン。
エプロンは日本の酒屋さんが使っているような頑丈な帆布を使ったものです。
バローロワインにもいろんな等級があってお値段もそれぞれです。
画面に並んでいるボトルのうち、右端から左に向かうほどお値段が高くなっていくのです。
値段の差は葡萄の採れた畑の場所が左右するそうです。
私は上から2番目と3番目を6本ずつ買いました。
バローロではどのワインも4年間保存したものを販売するのです。
もうすぐ日本で大騒ぎするボジョーレヌーボーなどとんでもない話だと
彼女はキッパリ言い切りました。私も同感です。
今夜はここへ泊まるのですから彼女が説明しながら注いでくれるワインを次々飲み干していきました。
私が買うのをあきらめた一番高いワインはやはり深い味わいがありましたが、
私が買った二番目も三番目もとても美味しいと感じました。
去年買った4番目のものも決して悪くはありませんが、飲み比べると違いはあります。
5番目から下のものは、試飲しませんでした。
一番目から4番目までを二巡して試飲したので、もうそれ以上は飲めない状態だったのです。
美女の説明で美酒を飲む、それも無料で楽しめるのですから、この世の極楽を味わっているみたいです。
目下個展を開催中です。ご来駕の節は事前にご連絡下さい。
ワイナリーの入り口は生きた葡萄で飾られています。
ワイナリーの二階はホテルの受付とレストランです。
左に見えているのが客室部分です。
4階の部屋はトリプルになっていました。
天井は傾斜して居てペントハウスです。
屋根裏部屋ともいえますがうらびれた感じは無いからペントハウスで良いでしょうね。
どっしりした衣装箪笥も年代物です。
何はともあれホテルの一階にあるワイナリーに入りました。
アメリカ人の団体さんが賑やかに見学中なのでチェックインし荷物を片づけてから
ワインの購入という段取りにしました。
ワイナリーの売店内部はこんな具合になっています。
試飲出来るワインはかなり値段差のあるものがずらりと並んでいます。
今日はもうホテルに着いているのですから、いろいろ試してみたです。
試飲するテーブル周りは博物館風です。
昔の道具が並んでいます。
大きな暖炉の上にはなにやら誇らしげに額が並んでいます。
団体さんたちは熱心に説明を聞いています。
でも心は後に控えている試飲の方にむかっているのではないでしょうか?
ローマ時代の水道? いわゆる洗面台だったのでしょうか?