紫陽花は日本から西洋に運ばれ彼の地で様々な手を加えられ
日本に里帰りしています。
概ね派手に変身したものが多く色数も増えました。
もうどれが在来種でどれが帰国組か解りません。
深い山にでも分け入れば在来種に出会えるでしょうが
人家にある物は帰国組が殆どだと思います。
このガクアジサイは在来種に近い形をしています。
八丈島の山奥で見かけたものに似ているからそう思うのです。
紫陽花は一枝貰ってくれば挿し木で簡単に殖やせますから
これも戴いてきた紫陽花です、最初の頃は青い良い感じの色でしたが
いつの間にかこんな赤い色になってしまいました。
紫陽花の赤青の発色は土壌の酸性度アルカリ度によって変化するようです。
紫陽花で有名なお寺さんの話しでは、紫陽花を貰ってくるときには
その紫陽花が生えている土も一緒に貰ってくるのだそうです。
そうしないと微妙な色合いが違ってしまうからということでした。
でもPHは酸性雨でも化学肥料でも変化します。
堆肥を与えたとしても、豚や牛の糞尿が入って居たりするから
PHに影響を与えると思うのです。
わが家にある紫陽花でも新入りさんは青い花です。
これもいずれは赤くなってしまうのかなぁ?