夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2014年 5月18日(月)「先進国という日本」

2015年05月18日 22時45分40秒 | 「思うこと」
先進国というのは最終的には国民生活の平均値の多寡に現れるでしょう。
日本の最低賃金はOECDの中で先進国としては最下位だそうです。先進国といえばG7というような国を思い浮かべます。その先進国が何も上位を占めているわけではなくて、その中でも日本は断トツの最下位そうです。
何も最低賃金だけではなくて有給休暇の消化率や女性労働者の差別など様々な点で日本は先進国の中で下位になっている。
この中で企業の利益を出しているのでしょう。GDPが日本よりも低い国にあっても最低賃金や様々な労働条件が良い国があるという事は、なぜ日本でも同じことができないのかという疑問が出てきます。
先進国とは国民生活の平均値が高い国とならねばならないわけですが(格差の是正をしながら)、これがあってこそ先進国でいられる条件でもあるのです。労働者の使い捨てや労働者の賃金あるいは労働条件を下げて企業利益を上げることを生産性の向上と考えている国においては最終的には労働者をないがしろにした分だけ比例をして国力が低下していくということです。
先進国が先進国でいられなくなる日。。。。。
コメント
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