この本は同じ本の三回目の出版になるもので
新調文庫本が絶版と知ってがっかりしたのですが
大丈夫 同じ著者 訳者の同じ本です
科学と民主主義と教育について意見が書かれている本です
私は読み終えて 嬉しい気分に充たされてます
娘に(くれるのは)読んでからでいいよといわれましたが
新しいのを買ってやることにしました
皆さん
これは
読まないと
損ですよ
悪徳商法ではありません
さて
引用された言葉で
忘れたくないのがあるので紹介します
「自由人だけが教育をうけるべきだ」と多くのひとは言うが、
そういう人たちを信用してはならない。むしろ我々が信用すべきは、
「教育のある人々だけが自由だ」という哲学者たちなのである。
エピクテートス ローマの哲学者で元奴隷
この章で書かれていたのは
アメリカの奴隷だった
フレデリック・ベイリー(後のダグラス)が
如何にして識字能力を獲得していったか
自由への道を闘い進み
リンカーンのブレーンにもなって行ったか 等 の話です
日本で教育を受けるということへの
渇望が満ち満ちていた時代は
つい最近までそうだった
母も義父も義姉たちもそうでした
戦争のせいで
女学校をあきらめざるを得なかった
久子さんは70代になってから
やりそびれた勉強を求めて
中学校にに通ったではないですか
いまや
勉強が好きだというのはダサイみたいな扱い
まじめだといじめに合う時代
これは何とかしないとね
昨日は
かわいいみゆちゃんに久し振りで会って
「みゆちゃん 勉強しろ!」
と
脈絡もなく言っちゃった
「おいおいおい おばちゃんそう来たか」
と笑われた感じだけれど
みゆちゃんは前途洋洋
科学と民主主義と楽しい創造の世界へと飛び跳ねながら進んでいくでしょう
メールしました
何時もありがとう
色女さん!
さて、ご紹介の本 是非読んでみたいです。遊さんとYさん 読書の傾向の違う二人から刺激を受け 少しずつ読書の幅を広げたいと思っています。
ねえ
名人伝聞いてくださった?
花てぼさんの寿限無は?
花てぼさんのは まだです。すばらしい滑舌とのこと ゆっくり聞かせていただきます。太宰や中島敦が読めるようになりたいなあ。その前に藤沢周平の「山桜」読んでみたいなあ。