遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

やっと ゾラのジェルミナール読み終わった

2014-06-29 07:56:40 | 外国の本

ともかく目が見えないので本を読むのが大変なのだが

多分このジェルミナールって

大変な古典なのだろうと思った

だって 

アンダーグラウンドの 作者は

これの影響をかなり受けている

というか

そういうのが事実だからかかも知れない

でも 日本人の私には事実っぽくない

だって これでもか!とういほど肉欲は氾濫

殺人欲というのもすごいし

でも名誉欲地位欲というのが人を裏切っても

何があろうとも

人間のモチベーションになっていくというのは

どの世界いつの世も同じだと思い

人間性ってそうかなと

暗澹と読み進めたのだけれど

西洋人ってこんなにあからさまに卑猥だったり

欲望のおもむくままなのか?

ありえない!という描写が続くけれど

そっか

ゾラは暗黒の厭世的叙事詩を書いたのだという解説もあって

あはは

自然主義じゃないのね

叙事詩ね

わかった

ともかく子供は悲惨だ

だいたい父親はけだものだ

母親は半狂乱だ

って

現代的でもある

今 家庭が崩壊して

ひとり親人口ってどのくらいだろう?

すごく多いのだよね

で 収入の少ない母親が 

子供を育てて学校にやれるような世の中じゃなくなってきてる感じだもの

男を強制労働させて

一率子育て分担金を巻き上げて

育てている母親に分配する制度にすればいいのだ

ま 母親じゃなく父親が育ててるという場合もあるだろうから

そういうときは父親にやってもいいけれど

法人税安くしないで 安くする分 教育予算に回して

教育にお金がかからないように

奨学金は半分は貸付じゃなく 給付にして 過去の分もその割合で

返還免除にするといいのだ

でもさ

昨日見た映画は

石油採掘上で事故で死んだ労働者(これは父が子を育ててた)の赤ん坊を

同僚が引き受けて育てる

子どもを利用して

地上げをするとき 有利に事を運ぶ道具に使うためだったのだ

これから居酒屋を読むけれど

映画は見た気がするんだよなあ

マリア・シェルだよ

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