やっと読み始めたが
本の文字が小さすぎて 挫折してる
炭坑の話 史実に明るくないからわからないけれど
第二帝政時代と 第三帝政時代の炭鉱のありようがまぜこぜに描かれているらしい
日本の炭坑の話も悲惨なものがあったけれど
私自身は身近に炭坑に関係があった人は一人しかいない
自分は坑夫の娘だという友達がいただけで
詳しいことは聞いてないし・・・
エネルギー産業の話だもの原題は原発作業員さんの話にもつながる
ゾラの本はもしかするとこれまで読んでないかもしれない
映画ばかりだ
ジェルミナール という本には↓こういう表紙のがある
この絵 ゴーガンっぽい
と思ったが
ゴッホかもしれない
これは ゴッホの 「石炭袋を担う鉱夫の妻たち」(1881)という絵だ
ゴッホの画家としての出発点は炭鉱の町だったのね
知らなかった
ルソーは税関吏だったけれど
ゾラも一時税関で働いたが あまりに単調な仕事でやめたそうだ
税関って貧しい若者が安直に働ける場所だったのか?
ともあれゾラと自然主義ってよく聞くけれど意味が分からない
リアリスムという言葉もうっかり使うと意味不明だし
ともかく19世紀初めのホフマンの話は人間社会の方は宮廷と教会が舞台だ
その少し後から
ボヘミアンだのお針子だの炭坑夫だの
金貸しにこき使われて食うや食わずの貧しいものだの
底辺の労働者も舞台に上がってくるというのが歴史的には意味があるのかもしれない
ところで ホフマンの猫の話は途中で中断してる
なぜかというとホフマンが死んじゃったからだ
でもあの猫の話は それこそ私にはリアルな話に感じる
幻想文学に分類するのかもしれないが
あの猫だの犬だの現代の私を取り巻く人間に照応している
猫 飼いたいなあ
おばさんが君臨してるから不可能なのだ
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