遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

芥川龍之介

2010-11-10 08:42:00 | 日本の本

 どんどん読み進むうち

なんかなあ 出口なしになってきた

ある阿呆の一生 読んだ気になってたが

読んだのは阿Q正伝だった

今回初めて読んだ 子供たちはこれをどう読んだだろう?

つらいなあ

阿呆のほうは 読むほどに救いがない

日本文学者になって芥川研究をする人は いやだろうなあ

私は嫌だわ

気を取り直して 親鸞 にした 

前に内田百閒の親鸞を読んだ気でいるのに 違ったらしく

その本に二度と出会えないでいる

 

五木寛之の「親鸞」は 読んでいると  絵巻物のようだ

親鸞が幼少時父母をなくし伯父の家で暮らしているところ

わが両親も保護者なく育ってるので

昔は

そういう生い立ちの人が多かったんだろうと思う

 

芥川龍之介もそうだものね 

母を失って母方の親戚の家で育った

 

そこが両国だ

 

生家には弟ができて

その人が後を継ぐことになり

両国の家に正式に養子に入るわけだ

 

両親がそろわない家で育つ子は  現代も多いな

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