Heart Forest

日常生活の中でちいさな楽しみを探して行きます。

フィクションだけどそういう世の中

2020-11-20 11:53:40 | 映画・ドラマ
こんにちは。

エルです。

以前紹介した『シカゴ・ファイヤー』の姉妹作品『シカゴ・メッド』。
その中にこんなエピソードがありました。

映画館で突然銃を乱射する男が現れ、パニックになった人々が逃げ出す。
家族連れで来ていた夫婦のうち、妻がまだ小さな息子が転んだのを庇い、頭を蹴られたり踏まれたりで硬膜外出血(血腫?)を起こし脳死状態に。

護身用の銃をもっていた男性が、乱射男を撃ったことでその場が収まり、射たれた男は重体、撃った男性は一躍ヒーローになって、映画館で逃げる際に怪我をした人々から感謝される。

男性も額を怪我したので病院で縫ってもらうのだが・・・。

実は乱射男はユーチューバーで、銃に見せかけたニセモノで乱射している風を装ったイタズラ好きの若者だった。

最初はヒーローをインタビューするために病院に駆け付けたマスコミは
今度は額の怪我を縫ってもらった男性に対して「撃たれた若者が重体なのをどう思うか?」と聞いてくる。

ひょんなことからツイッターのフォロワーが爆発的に増えた男性に「人殺し」のツィートが届き始める。

結局男性は自殺してしまう。


病院内では、ユーチューバーを救うために脳死状態の妻(前述の息子を庇った母親)の内臓(型が適合)を移植するしかなくなり、逡巡の末、夫が涙ながらに同意書にサインする。

ユーチューバーの両親が感謝を述べようとするのを制して、妻を喪う夫が叫ぶ。
「お前は生きなければならない。お前がどんな酷い事をしたのかを俺は一生お前のユーチューブにツィートしてやる!」


なんだかとっても今の世の中を切り取ったようなエピソードだな、と思いました。
重かった。



今日の良いこと・庭の紅葉はいまひとつですが、


血のように紅いといわれるもみじが色褪せて見えます。

でも、満天星は紅い。これ、結構他のお庭でもそうみたい。



皆様に幸運を!

コメント
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