Heart Forest

日常生活の中でちいさな楽しみを探して行きます。

仁義なきワタシ

2019-10-04 11:41:40 | 読書
こんにちは。

エルです。


先ほど読み終えた本。

中村航『小森谷くんが決めたこと』


小森谷くんはごくごく普通の男子。

ちょっとお気楽でぼんやりしてて

仕事には全力投球。

彼の幼稚園時代の思い出から、就職して、突然余命二ヶ月と言い渡される人生を恋愛も絡めて(というか、小森谷くんは人を好きになり過ぎ)描いています。

その成長過程?がいくつかの章立てで描かれているのですが、
その中の
「仁義なき小森谷くん」の章で、はたと思った。

仁義がわからずゆるふわに生きる小森谷くんは自分のようではないか?

人の気持ちがわからないというのは
大抵相手の立場に立つ想像力が無いことが原因なのかも知れないと思いました。

そうなると、私も仁義なき子ども時代と大人時代を無為に過ごしてしまっている。

例えば感謝を伝えなきゃいけないのにそれすら思い付かなかったり、
自分中心に生きていすぎて
「思い遣り」って何?状態。

気付かずに青春をぶっちぎりで浪費する小森谷くんに自分を見るようで
ちょっと辛いものがありました。

思えば小学生の頃から、自分に対して口うるさいほど注意を促す友人がずっといたなあ。

彼女達は、私が驚くべき愚鈍さで周りの人達を斬り捨てていくのを、目を丸くして眺めていたのかも知れない。

社会人になっても注意されておりました。


とても情けなくて、リアルで、友情もアホさ加減も満載なこの本。

お薦めです。






今日の良いこと・電話回線業者さんの工事があってビビっておりましたが、取りあえず工事は終わりました。色々基本的な事を教えてもらって良かったです。









皆様に幸運を!
コメント
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