てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

ブラオイラ#320(やっと行けた憧れの新潟糸魚川編)

2019年05月05日 00時08分36秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
今日は本当に充実したブラオイラでした。

行って来ました新潟県最西端の町、糸魚川市です。

2016年に糸井川の大火と大変なことがあった町です。

かねてよりここには来たかったのです。
オイラの興味のあるモノが満載なのだから。

まずヒスイでしょ、それに親不知ですよね。
フォッサマグナに、糸魚川静岡構造線ですわな。
そして神秘の高浪の池。

これまでは高速道路で通過するだけでした。
今回町を歩くのは初めてです。

オイラはテンション上がって写真をむっちゃ撮りました。
また内容も非常に濃いので、いつか「旧北国街道をゆく」のスピンオフ版として親不知編を作成します。


カミさんと二人で行って来ました。





まず着いたのが、ヒスイ海岸です。

ここはまだ富山県、一番端です。

石ころ海岸やんけ


おっ綺麗な石を見つけました。

カミさんは結構熱心に探していて、
白翡翠っぽいのを見つけたなんて言ってますけど・・・

少し進みますと境一里塚がありました。

ここは旧北国街道(北陸街道)で越中と越後の境です。


そして新潟県に突入!


県堺の町、市振(いちぶり)の街道町です。


ここには幕府が管理した市振の関所がありました。


そしてこれが海道の松です。


これより先に旧北国街道最大の難所である親不知(おやしらず)が控えているのです。


向こうに見えるのが親不知。

見るからに恐ろしい難所です。

到着!


出ました!あれが親不知です。

絶体絶命の岸壁です。

街道一の最難関というその理由、ここは道を歩くのではなく
なんと海を歩いて通らなければならないのです。

オイラも昔はここの道は片側が断崖絶壁の細い道かと思っていました。
三国志の蜀の国にある桟道のようなイメージ。

そんなレベルではなく、ここでは海を歩くのだ。(まじかいや・・・

それがわかる場所があります。

行ってみよう


海岸に下りていく。

急な下り坂

途中に面白いモノがあった。


かっての鉄道用のトンネルだ。

鉄道省時代です。

恐っ!


さらに下りる。

松尾芭蕉も歩いた海岸とある、もうワクワクです

あそこだ。


到着

ここがまさに旧北国街道なのです。

当然、昔は今下ってきた階段なんかありません。
この海岸沿いを歩いていたことになるのです。

加賀方向はこちら!
ここを行くのです

そう、その岩の右手の海に入り通って向うへ行くということなのです。

昔はもう少し浜があったようですが、それでも波が押し寄せる超危険な場所だったのです。

江戸方向はこちら。

こりゃなんとも大変だわ

大名行列など重要な一行が通る場合は(当然偉い人は駕籠に乗っていますが)、
この辺りの住民男性を駆り出して、ふんどし一張になった男達を海側に並ばせて、波消しブロックならぬ波消し集団の内側を一行が通過したという。
いやぁ凄いものです。

それにしてもなぜ崖上に道を作らなかったのだろうか?
加賀藩なら街道整備も可能であったはずなんだけど、
事実、越中黒部川の難関場所も上流に愛本橋という日本三大奇橋を架けて改善しています。

おそらく江戸幕府が許さなかったのだろう。
江戸に通じる道が困難であればそのまま改善させないのが江戸防衛上の対応だ。
有名なのは東海道の大井川ですね、決して橋を架けさせなかったからね。
この親不知も加賀藩に対する防衛戦略かもしれませんね。


はいこの場所に来れてよかった。
この状況をナマで見たかったんです。

記念に海さわっとこ、ちゃぷちゃぷ



続いて来たのが、
フォッサマグナミュージアムです。


ヒスイ、鉱物、化石、地形全般のことを詳しく紹介しています。


タモリさんだったら相当興味あるでしょうね。


大変勉強になりました。


日本を東西に分断するフォッサマグナのことを詳しく知ることができました。


この施設を出て、


昼になったので近くのレストランでお食事を。


この雰囲気のいいウッドデッキで食べよう。


野菜たっぷりカレーとハンバーグスパ、美味しかったですよ。

ただし注文してからむっちゃ時間かかってましたけど


さて次はここです。

この場所に車を駐車し、

遊歩道をしばらく歩きます。


途中途中にこのようなものがあって、


東西を分けるクイズがありました。

石川県は青です。



おっ来たね!

ここにも来たかったんです。

オイラのブログカテゴリーで行ってみた~いというのがあるんだけど、(全然更新していませんが・・・)
そこで投稿もしました。(行ってみた~い#13)


わくわくです。


フムフム


凄い場所です。

まさにここが糸魚川静岡構造線なのです。

日本を東西に分ける場所。

いや地球規模でユーラシアプレートと北アメリカプレートの境目

その境目がここなんですよ!


オイラなんてまたがっちゃうぜ!


いやこんな場所なかなかないですよ。大変重要で興味深い場所です。


さて次は、
行きたいところがいっぱいあるので、忙しい忙しい

姫川沿いを上流に走ります。


あっ見えたぞ!


高浪の池です。


実はここ、ただの池ではありません。


これです。じゃん!


なんと4メートルの巨大魚がいるとの伝説が・・・


こんなのもあります。

どうやら鯉のようです。

なぜそうかというと、


写真に撮られているのです。

ずいぶん前にワイドショーでも話題になっていました。

いつか来てみたかった場所でした。


では池を一周してみます。


水が綺麗ですねぇ。

またまたチャプチャプ

雪も残っています。

ジャワジャワ

どうですか、絶景です!


この池は広くありません。
一周20分くらいで周れました。
よってこんな場所に大きな生物が生息できるわけもなく、

水が澄んでいるので、沈んでいる木の残骸などが巨大魚に見えたのだろうと思います。

あれも何かに見えなくもありませんよね。


キャンプをしている家族連れが多くいました。


この地をあとに

次は、塩の道を進みます。


こんな場所に来ました。

塩の道資料館。

なんとまぁ、


このオッチャンの説明話が長すぎて・・・

オイラ達はそそくさと退散しました


そしていよいよ最後の場所。

市内中心部にある天津神社(奴奈川神社)です。


頂きました御朱印です。

カミさんどうやら御朱印集めにハマってしまったようです。

今日は12時間のロングブラオイラ。

忙しかったけれど行きたかった場所が全部周れて大変満足でした。



帰宅途上の高速PAより、白馬岳の前を走る北陸新幹線です。


あ~楽しかった。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
野望ちゃんへ (ヒゲ親父)
2019-05-05 15:49:04
そおなんです~。
残念ながら灯籠流しは昨年の火事により中止なっているんです。

糸魚川よかったですよ。
特に高浪の池は景色が素晴らしかったです。
返信する
Unknown (yasuko0511)
2019-05-05 11:32:19
( ; ; )( ; ; )2019年灯籠流しが中止になっています…( ; ; )
失意の野望ちゃんより( ; ; )
返信する
Unknown (yasuko0511)
2019-05-05 09:09:49
すごい〜(*゚▽゚*)
私の行ってみたい場所のひとつになりました✨

今回夜桜を見に(倶利伽羅峠も( ; ; ))金沢に行く事が出来ませんでした。
でも百万石祭の灯籠流しは行く予定です!
そのあとは白山市の方に行きたいので、
今からヒゲ親父さんのブログの白山市検索させていただきます! 楽しすぎ✨♬

(//∇//)野望ちゃんよりです(〃ω〃)
返信する

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