ゆきお姉ちゃんとメイちゃんの手作りお洋服アルバム

わんちゃんのかわいい洋服を手作りしています。
お求めは…
https://minne.com/rinackey77

ゆき 5

2017-01-17 19:06:27 | 日記
それから、食欲が低下していきました。

病院へ行って相談すると、もともとフードがあまり好きではないと言った事もあってか、美味しいものを食べさせると、どんどんフードを食べなくなるので、他の食べ物はあまり食べさせない方がいいですよ。
と言われ、私もあまり甘い顔をしてはいけない
と悩みながらもトッピングしていました。
ゆきは、トッピングだけ食べる生活をしていました。

どんどん ゆきは痩せていきました。

私は病院で言われた事は無視して、フードをやめ、完全手作りご飯にトライする事にしました。
フードよりは、食べてくれるようになりました。
もっと、早くからこうしていれば、もう少し体力を維持できたのに、と今更ながら思います。

ある日、歯磨きガムを少し小さくして、おやつがわりにあげた時の事でした。
喉に詰まらせて、苦しがり、下が紫色になっていました。調べてみるとチアノーゼ?
けれど、一時的なものだったのか、紫色だった舌の色は回復していました。
けれど、なんとも心配で、またまた病院へ

その日は、院長先生がいない日で、若い先生でした。
こちらの病院は、年中無休なのですが、いつも同じ先生がいないというのも、いいような悪いような感じがしました。

若い先生に症状を説明しましたが、チラッと口の中を見ると、大丈夫ですよ!

最近イビキがさらにひどく、イビキが高い音に変化している事なども話しましたが、チワワのイビキは、比較的高音だから、と言う説明でした。
ちょっと、この先生は?
と言う印象でしたが、とりあえず帰って、また、別の日に出直そうと思いました。

その頃気になっている事がもう一つありました。
なんだか、今までゴロゴロしていたのに、いつもキチッとお座りしていて、横にならないのです。
そして、なんだか左右に揺れているような感じがするのです。
夜に目覚めると、ゆきは、横にならず、やっぱりお座りしているのです。
その頃の私は、ゆきのイビキで熟睡出来ず、睡眠不足でした。
たまたまお座りしているのかなあ
と思っていました。

そして、次の日から、ゆきは、小刻みに震える様になりました。やっぱり どこかに異常があるのでは?

午後1番で、病院に行ってみる事にしました。
また、別の先生
副院長先生でした。

今度はどんな先生だろう
今までの事を順番に説明すると、この先生は、心臓とかではないのでは?
と新しいお見立てでした。

そうなんです!
喉に何かがないですか?
と言うと、喉を中心にレントゲンを撮ってみましょうと言う事で撮って貰いました。
今まで、もう、2つの病院でもレントゲン撮っているのに、と言うと
方向が違うと映らない部分もあるようなのです。
今まで、レントゲン撮って何も無いって言われていたのに!

レントゲンの結果
ゆきの喉には、大きな腫瘍が見つかりました。
喉をふさぎそうなぐらいの大きさで、息を吸うのがやっとと言われました。

だから、だから、言ってるのに。
と悲しみと怒りが湧いて来ました。

けれど、この先生が見つけてくれたのだから、この先生に着いて行こうと思いました。


先生曰く、この病院では、手術は出来ないとの事でした。この辺りだと大学病院がいいけれど、混んでいて、一週間ぐらいは予約が取れなく、ゆきは、それは待てない状態だと
川崎に治療費が高いけれど、早く診てくれる所があると説明されました。

頭がボウッとなって、とりあえず、夫と相談しますと帰って来ました。

長い事かかって、やっとわかった病気
やっとわかったという安堵と、これからどうしたらいいのかと頭がパニックになりました。

こう言う時、夫はだいたい出張で留守が多いです。
この時も、やっぱり出張でした。

夕方、家に帰り、ゆきを抱っこして、1人泣いていると、ガチャ
カギの音がしました。
夜帰るはずの夫が、早い飛行機がとれたからと、夫が立っていました。
ゆきの事が心配で急いで帰って来たよ!と

ゆきの病気の事を話しました。

川崎の病院に行っても、手術が出来るかは、わからない事。手術が出来ても、状態が悪いため、途中で危険になる可能性高い事などなど

私は迷っていました。

手術で亡くなるなら、やらないで、少しでも長く一緒にいたいと思いました。

でも、夫は、
今から病院へもう一度行くよ!

びっくりする私を急かして、また、病院行きました。

夫は、苦しいまま亡くなるなんて、可哀想過ぎる。
出来る事はやってみないと
と言う事で、川崎の病院へ予約を聞いて貰いました。

先生に、え?行くのですか?
と再度確認されました。


こちらの病院は、川崎にある高度動物医療センターと言う所で、病院からの紹介の予約の方のみ診てくれる所です。
初めは、土曜日にお願いしましたが、夫が突然、金曜日休めると言うので、次の日、金曜日お願いしました。
1日を争う状態でした。
金曜日、ラッキーにも予約がとれました。

明日まで、明日まで頑張って、病院行こうね。

夜は、相変わらず苦しそうで、私も眠れないと思いながら朝を迎えました。
私は朝方、うっかり寝てしまいました。

目覚めて、ゆきは?
ちゃんとお座りしていました。
生きていました。
よかった。
一緒に病院行こうね。


夫の車で、病院へ出発しました。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする