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モロー博士の島

2024年08月05日 | 読書
一昨年読み始めたSF集



H・G・ウェルズの3作目を読み終わりました。
1896年出版のThe Island of Doctor Moreau 1896(モロー博士の島)です。



とある島に漂流したPendrick。
そこは人体実験で学会を追放されたDr. Moreauの島であり
人間のように改造された動物、獣人が多数います。
人間の言葉を喋り「四足で歩くなかれ」「肉を食するなかれ」などの
「掟(the Law)」に従って生きていますが
Moreauが憂慮したとおり徐々に人間性を失っていきます。
Moreauも助手のMontgomeryも獣人に殺され1人残されるPendrick。
最終的にボートを手に入れ島を離れ救出されますが
人間社会に戻っても島での恐怖は薄れず
周りの人間がいつ獣化するか怯えながら生きることになります。

けっこう残酷なお話ですがなかなか面白かったです。
Comments (2)
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