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緑園の天使

2011年07月04日 | 映画/TV
土曜日に中山競馬場で中山グランドジャンプっていう障害G1レースがありましてね。障害の重賞レースって少ないですからテレビにかじりついて見ていたわけです。おお、これはこのまま先頭の馬が1着に終わるのか?と思った最終障害。飛んで着地した瞬間、でんぐり返しをするように首から転倒しましてね。そのまま微動だにしなくなりました。騎手もしばらく動かなかったから脳しんとうでも起こしたかな? 馬はたぶん即死だったんだと思います。即死だったと願いたいです。苦しんでほしくないもの。詳細はこちら。第3頚椎骨折ですって。障害レースは数が少ないから見たいんだけど、んでも見る時は障害ごとに「みんな無事に飛んでくれ」と祈りながら見ちゃいます。はあ。祈りが届かないこともあるわけですが。

で、ふと思いました。日本ってあんまり障害レース盛んじゃないですよね? そんなに人気がないっていうか。 海外(っていうかイギリス)のほうがメジャーな気がする。グランド・ナショナルとか。中山グランドジャンプは4250メートルで日本で最長のレース。9つの障害を計12回越えます。 一方グランド・ナショナルは7242メートル! 16の障害を30回飛越します。そもそも競馬場の規模が違うってことですかね。うん。

さてそのグランド・ナショナルが舞台となる映画があります。エリザベス・テーラー扮するベルベット・ブラウン(設定12歳くらい?)が愛馬The Pieをレースに出場させちゃう「緑園の天使」(1944)です。


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ミッキー・ルーニーも出てきますよぉ♪ 暴れ馬をなんとか調教してレース出場にこぎつけるんだけど、土壇場になって騎手がいないってことになりまして。なんと少女ベルベットが髪の毛を切り、男性の振りをして出場しちゃう!と。いやね、うん、無理ね。うん。っていうかね、あのレース過酷よぉ。普通の2000メートルとかの平地のレースでも騎手はレース後には息を切らしているのにね。7000メートルでしょ、30個の障害でしょ、いくらなんでも12歳の少女のスタミナがもつとは思えん! んでも大丈夫。The Pieは絶対に勝ってくれるから♪という信念だけでベルベットちゃんは勝っちゃいます。すごいですねぇ。

うら若きエリザベス・テーラーも美しいんだけど、お母さん役のアン・リヴェールがステキでしたい。と思ったらやっぱりアカデミー賞助演女優賞を獲得しています。うん。すっごくカッコイイお母さんだったんだ。うんうん。

ちなみにこの映画、続編があるんですよね。続編って言っていいのか分かりませんが。「インターナショナル・ベルベット」(1978)です。あ、「緑園の天使」の原題が「National Velvet」ですからね。はい。アメリカ在住のSarah Brown(テータム・オニール!!!)は両親の事故死で孤児となり、イギリスのおばさん、ベルベット・ブラウンに引き取れます。 おぉ! で、引退して種牡馬となっていたThe Pieの最後の子馬のオーナーとなります。はい。で、なんだかんだで総合馬術のイギリス代表チームの一員に選ばれオリンピックに出場しちゃいます。はい。

このたび「緑園の天使」と「インターナショナル・ベルベット」の両方を買おうと思ったんですけどね、なななんと、「インターナショナル・ベルベット」はDVD化されていない!? はっはっは。 TSUTAYAに行けばビデオがあるかしらん? 今度探してみよっと。
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