母「親族からスゴイのが一人出たわよ。逸材。」
私「えっ」
母「『博士』だって。勉強が大好きなんだって」
私「え、すごい。その脳みそ、みてみたいわ」
母「それが泣けちゃうのよ」
私「なんで?」
母「20年だって。小さな頃からある病気になって20年で治ったんだって」
私「すごいねー」
母「学校もロクに行けなかったよ、病気で。ただ勉強だけが大好きで『博士』まで一直線」
私「へぇ。。。どういうふうに勉強したら、そうゆう風になれるんだろうね。」
母「わからない。奨学金は貰ってたみたいだけど・・・。今は研究に没頭してて。
それで今度、大学時代の彼女と結婚するんだって。顔が羽生結弦選手に似てるのよ。細くてさあ」
私「王子様って感じ? 脚が長くて」
母「そう、そう、王子様。そんな感じ」
昔の人は「頭がいい」「男は勉強が出来る」が、ほめ言葉。
博士になる素養があったのかな。
人並みに学校に行きたいとか、友達との関係、その葛藤とかも不明。
ただ勉強が大好き。
一つ言えるのは子供に「勉強しろ、しろっ」て教えるのと伸びない。
また逆に
子供に勉強の事は一切言わないと伸びる。
これはメンタル。
私の統計です。
このお母さんもただ『健康』でいてくれればいいと言う人だった。