【THE CANDIDATE/KANDIDATEN】 2008年劇場未公開 デンマーク 95分
監督:カスパー・バーフォード
出演:ニコライ・リー・コス、ウルフ・ピルガード、ラウラ・エリザベット・クリステンセン、ツヴァ・ノヴォトニー、デヴィッド・デンシック、キム・ボドゥニア
不審な死を遂げた父親の死の真相を追う弁護士のヨナスが何者かによって罠にはめられてしまう...お話。
『96時間』に便乗した作品だと思うのですが全く似てるトコもないお話でした。72時間というのでタイムリミット付きのお話なのかと思うとそうでもなかった。どうやらなんやかんやしてて72時間がたったということかな。
主人公のヨナスがある朝目を覚ますとそこはホテル。そして、昨夜知り合った女性の死体、でも自分は何も覚えていない。慌てて指紋をふいて家に逃げ帰るとDVDが届いていて、自分らしき男が女性を殺している映像だった。
すると、お金を要求され指定された場所に全財産を持って行く、しかし・・・。このヨナスっておマヌケさん? 相手を確かめないで渡すなんてどうよ。案の定、金は持ってきたか?という人が登場。その後、しかも死んだはずの女性が目の前に現れたりして、予想通りのパターンで苦笑。
DVDの映像もはっきり映ってないし、計画的に録画されたものだし胡散臭いなーとは思ったけれど予想通り。黒幕も最初から怪しげな人がやっぱりそうだったし、主人公が振り回される所もあまりハラハラドキドキとはいきませんでした。
でも、ヨナスのラストにとった行動には、ひえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ、そうきちゃう???とビックリ、というかすごくガッカリ~、と思わせておいてどんでん返しありでちょっとホッとした。
一番のビックリはハリウッドでリメイクするらしいです。リメイクするほどのもんじゃないと思うのですが・・・。というか、ハリウッドでも似たようなお話あったような気がする、、、。お暇ならどうぞという作品です。