☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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屋根裏部屋のマリアたち

2013年02月19日 | ★★★++

【LES FEMMES DU 6EME ETAGE】 2012/07/21公開 フランス 106分
監督:フィリップ・ル・ゲ
出演:ファブリス・ルキーニ、サンドリーヌ・キベルラン、ナタリア・ベルベケ、カルメン・マウラ

本当の幸せ? それはメイドたちにお聞きになって

[Story]
1962年のフランス、パリ。半熟卵のゆで加減にこだわるジャン=ルイ・シュベールは、祖父の代から続く証券会社を経営者する資産家の中年男性。ある日、先代から仕えていたフランス人メイドが妻のシュザンヌに反発して辞めてしまう。そこでシュザンヌは、勤勉と評判のスペイン人メイドを雇うことに。こうしてシュベール家に新たなメイドとして若いスペイン人マリアがやってくる。彼女はメイドの仕事をしながら、同じアパルトマンで働く同郷の個性豊かなメイドたちと狭い屋根裏部屋での共同生活を始める...


1960年代のフランスを舞台に、フランス人資産家とスペイン人メイドたちとの心のふれあいを描いたヒューマン・コメディ。監督は日本初劇場公開となるフィリップ・ル・ゲ。主演は「親密すぎるうちあけ話」「しあわせの雨傘」のファブリス・ルキーニ。

こちらは「フランス映画祭2011」で『6階のマリアたち』というタイトルで上映された作品です。DVD発売にあたって邦題が変更されたのでしょーか。そのままでも良かったのにな。

資産家とそこで働くスペイン人のメイドたちとの交流を描いたお話ですが、資産家というとあまりメイドと親しくなるイメージではないんですが、こちらのジャン=ルイ・シュベールは気さくで感じいいオジサマでしたね。お金はあるけど人生を楽しめてないジャン=ルイが、ひょんなことからメイド達と同じ6階に住むことになり、明るく生き生きと暮らしているメイドたちに影響されて人生の楽しさを見つけていくというお話でした。

雇うならフランス人メイドよりもスペイン人メイドのほうがいいんだそう。スペイン人メイドさんは、暮らしは良いとは言えないけれど陽気で明るくみんな楽しそう。長年働いていたフランス人の老メイドが奥様とうまくいかなくて辞めてしまい、ダンナ様はどうするのかと思ったら、新しく入った若いスペイン人メイドのマリアがこだわりの半熟卵のゆで加減がバッチリだったこともあってお気に入りに~。仕事ぶりも気に入ったようだけど、ゆで加減も重要だけどやっぱり若さだよね(笑)。

よくよく観ていくと実はロマンス系のお話でした。マリアをお気に入りになったことから、6階に住むメイドたちにも感心を持つようになって交流が始まるのですが後半に恋愛モードになってしまったのはいまひとつ。でも、ジャン=ルイのマリアへ好意を持つことで生き生きとしてたし、終わってみればなかなか雰囲気の良い、温かい気持ちになれる作品でした。

★★★.5

 

屋根裏部屋のマリアたち [DVD]
フィリップ・ル・ゲイ,ジェローム・トネール
アルバトロス

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4 コメント

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タイトル (ふじき78)
2013-02-21 00:03:12
タイトルはおそらく映画祭の時が仮決めの物だったのでしょう。映画館ではDVDと同じタイトルです。一応、分かりやすくなった感があります。

後半の恋愛モード化は無理して進まんでもいい道だったと私も思います。
返信する
ふじき78さんへ (yukarin)
2013-02-22 12:44:54
そーなんですか!
恋愛モードはいきなりな感じもありましたね。
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こんにちは (maki)
2013-10-16 09:23:45
そうそう、後半に突然恋愛モードになるのはおフランスでしたよね
簡単に連れ添った妻や暮らしを捨てて愛をとってしまうのもさすが愛の国おフランス。
返信する
makiさんへ (yukarin)
2013-10-16 18:33:02
こんにちは♪
まさか恋愛モードになるとは!
フランス人は愛に生きるもんなんですねー。
返信する

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