【IN THE LINE OF FIRE】 1993/09公開 アメリカ 128分
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:クリント・イーストウッド、ジョン・マルコヴィッチ、 レネ・ルッソ 、ディラン・マクダー、トビン・ベル
Story:JFK暗殺を阻止できず、それ以来罪の意識にさいなまれ続けるシークレット・サービスのホリガン。ある日、彼のもとに謎の男ミッチから、「現職の大統領を暗殺する!」との予告電話が入った。ホリガンは、今度こそ自らの職務をまっとうすべく、冷酷な暗殺犯に果敢と立ち向かう…
テレビ東京「午後のロードショー」の録画もの。この作品もその昔、ビデオに録画して途中で切れてしまいそれっきりタイミングを逃しまくった作品なんです。一体何年ぶりなんだ・・・。すっかりお話は忘れていてちょうど良かったです。
クリントおじさん演じるシークレットサービスのフランクは、その昔ケネディ大統領を守れなかったことに罪の意識に呵まれながらの未だ現役。ある時ミッチという男から彼に“大統領を暗殺する”という電話が入ります。今度こそ大統領暗殺を阻止するために老体にムチうって暗殺犯に立ち向かうのです。
監督は『ポセイドン』『トロイ』『アウトブレイク』などのウォルフガング・ペーターゼン。大統領暗殺犯にはジョン・マルコヴィッチ。
クリント・イーストウッド VS ジョン・マルコヴィッチ。マルコヴィッチさんの悪役はお見事で存在感バッチリ。髪増やした変身っぷりも良いです。お互いひねくれた性格の役どころは立場は違うけれど似た者同士に思えます。フランクはどこかハリー・キャラハンにダブる所アリです。上層部にはウケが悪いし、相棒は途中退場するし・・・単独行動するし(笑)。焦りすぎての失敗はご愛敬です。
前半は暗殺犯を探せ!で追いかけっこ。これがなかなかの強敵なので面白い。なぜかフランクを友達扱いするのが何とも気味悪いですな。後半は手に汗握る目が離せない展開にドキドキ。93年の作品だけど身体張って大統領を守る役目は同じで、今観ても十分楽しめる作品ですね。
冒頭でフランクと相棒がおとり捜査して捕まえた組織の中にトビン・ベルがいました。それぞれみんな若いのに彼だけはあまり変わらなかった、、、。本編には関わってなかったのは残念。