【JULENATT I BLAFJELL/MAGIC SILVER】 2009年劇場未公開 ノルウェー 83分
監督:カタリーナ・ラウニング、ローアル・ユートハウグ
出演:シーメン・バッケン、シグヴェ・ボー、ニコリーネ・ウルシン・エーリクセン、カーリ・アン・グロンスン
ふたつの種族の妖精が冒険を繰り広げるファンタジーアドベンチャー
...と解説がありますが、妖精たちの冒険ものと期待しちゃうのはいけません!
怖がりな“青の妖精”の女の子がある事をきっかけに大人に成長する物語。
サブタイトルは『借りぐらしのアリエッティ』に便乗したものなんでしょうね。
ここに出てくる“赤の妖精”たちが人間の家に間借りしてる設定。
怖がりの女の子とは山に住む“青の妖精”の王女様。父親の病気を治すにはお金が必要だということを今は山の一部になってしまった代々の王様の一人から聞き、思い切って外の世界へ飛び出しお金を探しに出掛けます。その事が災いを招いてしまい農場主の家に間借りしている“赤の妖精”たちといざこざが起きてしまいます。
ある日、農場主の指輪が盗まれてしまい、その農場主は足跡を辿って“青の妖精”の住む山にやってくると、彼らが管理をする昼と夜の時間を司る“銀の砂”を見つけ持ち出されてしまいます。そうなると世界は永遠に闇の世界になってしまうので、“青の妖精”と“赤の妖精”たちは協力して“銀の砂”を取り戻そうとします。
主人公の女の子目線でのおはなしなので大げさな争いものでもないし、やがて世界の危機が訪れようとするのですがそれほど深刻には描いてません。とにかく父親の病気を気にして何とかして直してあげたいという一生懸命さが可愛いです。
主人公の女の子や男の子たちが可愛い。ほかの子たちもそこそこ可愛い子が出てる。
お家で家族と一緒にほんわかした気分で観る作品ですね。
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